ちょっと一杯のはずだったのに の商品レビュー
ちょっとはめを外して飲んでただけ。それがまさか自分の記憶のないところで殺人を......。証拠を実証しなければ自分が起訴される。そんな絶体絶命のなかで、最愛の恋人を殺害した加害者を突き止めていく物語。 日本では、酔っていたからしょうがないというキャッチフレーズがあるのか?とおもっ...
ちょっとはめを外して飲んでただけ。それがまさか自分の記憶のないところで殺人を......。証拠を実証しなければ自分が起訴される。そんな絶体絶命のなかで、最愛の恋人を殺害した加害者を突き止めていく物語。 日本では、酔っていたからしょうがないというキャッチフレーズがあるのか?とおもってしまうくらい、酔ってたからレイプされても仕方ない、酔ってたから電車で吐いても仕方ない、酔ってたから店員に暴力ふるっても仕方ない、酔ってたから遅刻しても仕方ない。そんな言い訳がまかり通る。それに加えて酔っていたから記憶がないから、加害者は殺害の意志はなかったと裁判で戦える。そんなばかな話があってはならない。大人は、子供に言い訳するなというが、誰が言い訳しているかってそういった飲んで記憶がなくなるまで飲んだ大人でしょう。そういった失敗があるのなら尚更、飲むな、そしてアルコール依存症のリハビリ施設にでもいけばいい話。 自分に対して甘い人間の言い訳にお酒が使われる。日本に帰国して毎回思うのは、平日でもべろべろまで飲んで終電に帰宅しようとしている人でしょう。そんなに飲む時間があるなら、家帰って家族と過ごしなさいと毎回説教じみに思ってしまう。
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ちょっと一杯のはずだったのに、と一杯どころか痛飲してしまいたびたび記憶をなくす主人公。記憶をなくしている間に恋人が密室で殺され、第一発見者かつ容疑者になってしまいます。そんな彼がいかにして自分の嫌疑を晴らすかというミステリ。ちゃんと伏線もはられ、脇役まで含めキャラクターも個性的に...
ちょっと一杯のはずだったのに、と一杯どころか痛飲してしまいたびたび記憶をなくす主人公。記憶をなくしている間に恋人が密室で殺され、第一発見者かつ容疑者になってしまいます。そんな彼がいかにして自分の嫌疑を晴らすかというミステリ。ちゃんと伏線もはられ、脇役まで含めキャラクターも個性的に上手く描き分けられていて、軽めですがとても読みやすかったです。ただ、何か問題があるわけではないのですが、前作「スマホ〜」がなかなか衝撃だったので、期待しすぎてしまいました。淡々と読み終わってしまって勿体なかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「~のに」のこのミスシリーズ。「スマホを落としただけなのに」作者の2作目。 泥酔して記憶をよく失くすラジオディレクター矢嶋。密室で遺体の第一発見者になってしまう。 んー…すごくあっさり。 登場人物の心理描写が少ないからか、あまり入り込めなかった。恋人が死んでるのに悲しんでる感がないし。 密室の謎は手が込んでたけど結構突っ込みどころが。 容疑者がミステリー好きだから密室殺人ができると高を括る警察とかバカ過ぎない? 恋人から意味深な音声が入ったCDが届いたら、何が何でも解こうとしない?とか色々と…。このミスシリーズって1つ売れたらシリーズで多く出そうとして内容がおざなりなのも結構あるんだよね ちゃんと内容練ってほしい。 「スマホ~」の方が評価が高そうだからそっちを読んでみようかな。
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人気漫画家でパーソナリティの西園寺沙也加が絞殺された。恋人の矢嶋に殺人の嫌疑がかかる。彼は死亡推定時刻に彼女の部屋を訪れていた。但し、泥酔によりその時の記憶を彼自身が曖昧であった。果たして彼は犯人なのかどうか。密室の殺人が謎を解くカギになる。
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期待の新人・志駕晃さんの第2作なのですが、実は私は不覚にもこちらが最初の作品だろうと完全に勘違いしておりました。でも結論として大満足で面白く読み終えられましたし著者の人気の理由がよくわかりましたね。人気女性漫画家の西園寺沙也加が自宅マンションの一室で絞殺死体となって発見され現場は...
期待の新人・志駕晃さんの第2作なのですが、実は私は不覚にもこちらが最初の作品だろうと完全に勘違いしておりました。でも結論として大満足で面白く読み終えられましたし著者の人気の理由がよくわかりましたね。人気女性漫画家の西園寺沙也加が自宅マンションの一室で絞殺死体となって発見され現場は完全な密室で酔いつぶれて記憶を失くした恋人の矢嶋に嫌疑がかかるのだった。一昔前なら思いも寄らぬ現代的な密室トリックと好感の持てる名探偵と死者復活!の趣向が素晴らしく、サクサクと快調に読めて著者の天性の才能と魅力を強く感じましたね。
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過去のシリーズに比べると、だけなのに感が少し弱かった。途中からは普通の推理モノになって魅力半減。と言いつつも主人公の記憶がないという設定自体は面白いので着眼点は流石。
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「スマホを落としただけなのに」が面白かったので、これも読んでみました。読みやすく、まずまず面白かったのですが、結局密室の謎解きだけが主題の様な話でもう少し複雑な展開があればと思いました。
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謎を解くまでが長くて飽きたかも 最後はおぉっておもったけどイマイチかな 担当著に言うと私とは相性が悪かったわ
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題名と冒頭の「ちょっと一杯のはずだったのに」というのがあーあるある!と思って手に取りました。 主人公がすぐに記憶なくしちゃう感じも親近感が持てて、 文章自体も読みやすいためすらすらと読めちゃう感じでした。 が、ミステリーとしては少し軽い感じでトリックも物足りなかったかも? 個人...
題名と冒頭の「ちょっと一杯のはずだったのに」というのがあーあるある!と思って手に取りました。 主人公がすぐに記憶なくしちゃう感じも親近感が持てて、 文章自体も読みやすいためすらすらと読めちゃう感じでした。 が、ミステリーとしては少し軽い感じでトリックも物足りなかったかも? 個人的には犯人の罪を犯した理由だったり、遺族の心情であったりそれに寄り添う刑事や探偵の行動であったり、そういった1つの事件の背景が描かれているものが好きなのですが、この作品にはそれがなかったです。 謎解きもただのミステリー好きの弁護士が行ってましたし、なにより殺人トリックより死んだ西山沙綾の声をサンプラーで出したところのが力入ってるように感じてしまいました。 終わり方も個人的にはあまりしっくりこなかったです。
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「スマホを落としただけなのに」からの志駕作品。 読みやすいけど、軽くてそんなに面白くはないかな。 如何にしても密室殺人の謎を解くか‥ なるほど‥と思えるところもあるけど、やっぱり全体的に軽くて「スマホを‥」程のクオリティはない。
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