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ちょっと一杯のはずだったのに の商品レビュー

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58件のお客様レビュー

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2021/06/06

ちょっといまいち 密室トリックのためだけに作られた設定・物語っていう感じ。 表題とあんまり関係がないのでは... ストーリとしては 人気パーソナリティで漫画家の西園寺沙也加が半裸の絞殺体で発見。さらに、部屋には鍵がかかっていた密室状態。 最後に会っていた人物は、ラジオディレクタ...

ちょっといまいち 密室トリックのためだけに作られた設定・物語っていう感じ。 表題とあんまり関係がないのでは... ストーリとしては 人気パーソナリティで漫画家の西園寺沙也加が半裸の絞殺体で発見。さらに、部屋には鍵がかかっていた密室状態。 最後に会っていた人物は、ラジオディレクタで恋人の矢嶋。 さらに、彼女の首には、矢嶋が沙也加から送られたネクタイ。 しかし、泥酔していた矢嶋は彼女の家を訪ねたこともほとんど記憶にない状態。 記憶のない矢嶋が彼女を殺したのか? 矢嶋は無実を証明できるか? といった展開です。 飲みすぎで記憶をなくすことってとても多いので、他人事とは思えません(笑) ライトな展開でシリアスな雰囲気・展開はありません。 最後は変な探偵役によって、密室トリックが明らかになります。 しかし、そのトリックを暴くのにラジオディレクタの技術をつかってやるのですが、これは現実感がない... 作者はインターネット技術に詳しそうなので、そっちのやり方ではなくて、AI使った音声合成でやってほしかった(笑) ということで、なんともライトなミステリーでした。 もうひとひねりエンターテイメント性があればよかったのに

Posted byブクログ

2021/05/03

誰が犯人だろうと考えるのは読んでいてとても楽しかったが、伏線の回収が少なく物足りなさを感じた。 ただ、それ以上にお酒の怖さを知りました笑

Posted byブクログ

2021/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者の作品は計3冊目の読了となりました。 皆さんと同じように「スマホを落としただけなのに」を読み終えた時のインパクトと比較するとやはり物足りない感は拭えません。 いわゆる密室殺人の謎解き。 主人公はFM秋葉原のラジオディレクター・矢嶋直弥で、矢嶋の彼女は人気ラジオパーソナリティであり、大人気作家の西園寺沙也加。 床の上で寝てしまう程に酔っぱらって帰宅した翌日、目覚めた矢嶋は朧気に昨夜の記憶を思い出す。 記憶をなくすほど酒に酔った矢嶋のもとに「大事な話があるから、今晩中に部屋に来てくれない?」とLINEでメッセージが届き、西尾のマンションを訪ね、あまりにも酒に酔っていた為に「そんなに酔っぱらっていたら、今日は、ちょっと真面目な話は無理ね」... その後、西尾はマンションの自室で遺体となって見つかった。 首をネクタイで絞められた殺人事件。 しかも、玄関のカギはかかった状態。 死亡推定時刻の残後で西尾が住むマンションの防犯カメラに映っていたのは住人と矢嶋のみ。 犯行に使われたネクタイからは矢嶋のDNAも見つかり、事件のあった日の記憶がないことや、玄関にカギがかかっていたことなど、状況証拠としては矢嶋がもっとも疑わしく、警察からも疑惑の目を向けられる矢嶋。 密室の謎が解けた時に明らかになった犯人。 西尾から矢嶋に贈られた最後のメッセージ。 読み終えて☆3つって...何が足りない??? 説明 内容紹介 大ヒット小説『スマホを落としただけなのに』著者の第2作目は、 ラジオ局勤務の著者の経験を生かした(?)、ラジオ業界×密室殺人! FM秋葉原のラジオディレクター・矢嶋直弥は、泥酔して昨夜の記憶がなかった。 矢嶋の彼女でFM秋葉原の人気ラジオパーソナリティの西園寺沙也加が、 放送直前になっても現れず矢嶋が迎えに行くと、部屋で死んでいた。 首に黄色のネクタイが巻かれていて、矢嶋が以前、沙也加からもらったものだった……。 警察の取調べを受けているうちに、矢嶋も自信をなくし、殺してしまったのかと思い始める。 そんなときラジオ局に、ミステリー好きの弁護士・手塚が、沙也加の遺言を兼ねた 番組最終回用のCD-ROMを持って来て……。 矢嶋は手塚とともに、事件の真相を追う! ちょっと酔ったばかりに、矢嶋は沙也加を殺したのか?! 内容(「BOOK」データベースより) 秋葉原FMの人気パーソナリティの西園寺沙也加が殺された。彼女に最後に会ったのは、ラジオディレクターで沙也加の恋人でもある矢嶋直弥だった。死体の首には、矢嶋が沙也加から貰ったものと同じネクタイが巻かれており、警察は矢嶋を疑う。矢嶋は否定するも、泥酔して記憶がない。さらに殺害トリックを暴けない警察からは「お前が作った密室現場の謎を解け!」と迫られ…。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 志駕/晃 1963年生まれ。明治大学商学部卒業。第15回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品『スマホを落としただけなのに』にて2017年にデビュー。ニッポン放送に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2021/02/19

密室殺人の謎を解くストーリー。 読みやすい内容だけど少しまどろっこしい所もあったかな。 判明した犯人も「こんな人いたっけ?」ってな感じでした。 自分は酔って記憶を無くすという経験がないからあまり感情移入出来なかったかも。 結局刑事2人、ただの役立たずで終わったような…。 ラスト、...

密室殺人の謎を解くストーリー。 読みやすい内容だけど少しまどろっこしい所もあったかな。 判明した犯人も「こんな人いたっけ?」ってな感じでした。 自分は酔って記憶を無くすという経験がないからあまり感情移入出来なかったかも。 結局刑事2人、ただの役立たずで終わったような…。 ラスト、切なかったですね。

Posted byブクログ

2021/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まあ無難なミステリーだった。それも結構古いタイプの密室殺人。特に大きなどんでん返しもなく。スマホを落としただけなのに、が結構新しい視点だったから、このミスにも選ばれているし期待したが、正直その期待は持たないで読んだ方がいい。それから編集でつぎはぎにした音声なんて、現代の科学でも絶対に自然になんか聴こえない。無理がある作品でした。

Posted byブクログ

2020/12/29

泥酔し記憶のない主人公に密室殺人の容疑がかけられる。 最後の最後、2頁程で明らかになるある1つの謎が少し切なくて良かった。 追い込まれてる状況でもやりとりが重くなく、読みやすく気軽に読めた。

Posted byブクログ

2020/09/10

人気パーソナリティの西園寺沙也加が殺され、恋人でラジオディレクターである矢島が犯人と疑われた。自らの潔白を証明するため、密室殺人の謎をとく。 まずまずかな。軽く読んで、頭を休ませていただけます。

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2020/06/26

志駕さんの作品は、いつ我が身に降りかかってきてもおかしくない事だけに楽しむ一方で、身につまされる。スマホ落としたリ、酩酊したりで、そんな大袈裟なと思わず、後悔先に立たずと肝に銘じて、毎日を過ごさないと!

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2020/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文章は読みやすくてサクサク読めた。 ただ、主人公の心情描写があまりなく、サイコパスな感じがした。 結婚まで考えていた恋人が殺されたのにあまり悲しんでいる感じもなく、淡々と警察からの事情聴取を受けていたり、自分のラジオ番組の事ばかり気にかけていたり(まあ、これは仕事だからある程度は仕方がないのかもしれませんが‥)、数日後の会社の飲み会に参加していたりしたのが気になった。 また、沙也加が生前生理が止まっていたという悩みを抱えていたと言うことから妊娠していたんじゃないかという思いに至り、自分とは暫くそういう行為がないから沙也加が浮気をしていたんじゃないかと疑い出していて、まだ警察から他に男の影とかはありませんでしたか?と言われてそういえば‥と疑うのはわかりますが、自分から簡単に沙也加の事を疑い出しているのに少し違和感を感じた。 警察の調べから妊娠していた訳ではないと知った主人公が、ほっとするようなそれでいてがっかりする様な複雑な気持ちになったと描写されていて、本当に主人公は沙也加の事が好きだったのか?と疑問に思った。 密室のトリックも犯人も意外性がなく、沙也加の遺言にあったハングル文字のような音声というのも暗号みたいな物だと思い、意味を考えていましたが音声を逆再生したというだけのもので謎解きをされた時に「こういう事だったのか!?」みたいな驚きはなかった。 謎解きも最後にまとめてするタイプで前半からほぼ後半に向けては、ただ淡々と警察が事件関係者や主人公に事情聴取している描写と主人公が「自分が犯人かもしれない‥いや違う」という様な心情描写が繰り返すばかりで、徐々に真相が明らかになっていくみたいなドキドキワクワク感はあまりなかった。 ただ、犯人井沢の動機はしっかりしていて、沙也加と以前付き合っていたけど別れて、妹の瑠加と付き合いだし妹の方が姉より才能があると思い、姉が居なくなれば西園寺沙也加が瑠加だけのものとなり、莫大な財産なども独り占めできるからというものだった。 途中で、警察が井沢に事情聴取した際に井沢は妹の方が姉より天才だと言っていて、その後で妹の瑠加に事情聴取した際には妹の瑠加は過去にあったトリックをアレンジするのが得意なだけで、オリジナリティが高くびっくりする様なトリックは姉の沙也加には敵わないという事で、井沢と瑠加の話が微妙に食い違うのはなぜだろうかと警察が疑問に思うシーンがあり、読者にも途中で犯人に気付ける場が用意されていたのは嬉しかった。 最後に沙也加の逆再生のメッセージの内容が明かされていて、矢島の結婚を断ったのが末期のがんだったからでがんじゃなかったら断っていなかった。というもので、矢島が沙也加に矢島と結婚してもメリットがないと結婚を断られた時の事を思い出すシーンで、「じゃあ、なぜ僕と付き合っているの?」と訊いた矢島に対し、沙也加は「別に結婚なんてしなくていいじゃない。わたしはあなたを愛しているし、あなたもわたしを愛してくれているんだから」とにっこり微笑んだ。というのがあり、沙也加が矢島の事を本当に好きだったとうのが分かり少し感動した。 ただ、それ故に主人公が悲しんでいる描写があまりなかったり、簡単に沙也加が浮気をしたと疑っていたのが不自然に感じてしまった。 でも、オチは綺麗でそのメッセージに密室殺人のトリックを考えたけどそれを犯人に教えてしまったから殺されるかもしれないと冗談とも本気ともとれない感じで明かされていて、自分の考えたトリックで殺されてしまったというのが面白く、やっぱり沙也加は天才なんだなと思った。  

Posted byブクログ

2020/06/03

ラジオ局に勤める主人公は、人気漫画家でラジオパーソナリティーも務めている彼女から大事な話をしたいと呼び出されるが、泥酔していてその話もせず帰宅。その時の記憶はない。 その彼女が自分の担当番組開始前に姿を見せず、マンションを訪ねると遺体で発見されたのだった… 死亡推定時刻前後の記憶...

ラジオ局に勤める主人公は、人気漫画家でラジオパーソナリティーも務めている彼女から大事な話をしたいと呼び出されるが、泥酔していてその話もせず帰宅。その時の記憶はない。 その彼女が自分の担当番組開始前に姿を見せず、マンションを訪ねると遺体で発見されたのだった… 死亡推定時刻前後の記憶がない主人公は無実を証明できるのか?それとも泥酔時の主人公の犯行なのか? ほどほどに本格系密室殺人の謎解きが手軽に、サクッと読める仕上がり(このミスシリーズはこういうライトなミステリ多いので軽ーく何か読みたいな、的な便利さはある)。作者がラジオ局勤務ということで舞台もFMラジオ局で、そういうお仕事小説っぽい空気が好きな人には良いのかも。 主人公を犯人と決めつけて警察が取り調べをしていく場面の物言い、イライラした(ミステリ知識からどんどん話を広げてややコント的になる空気でようやく少し読みながら気を抜けた感じ)。 これまたこのミスシリーズにありがちな展開で、風変わりな探偵役が中盤〜後半立ち回ってようやく話が回った感。

Posted byブクログ