1,800円以上の注文で送料無料

ミルク・アンド・ハニー の商品レビュー

3.4

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2018/07/14

この主人公のダメンズ加減が途中めっちゃやだったけど、だんだん面白くなってきた。落ち着ける相手と出会えて、ほんとよかった。しかし、支えてくれてた先輩が後半忘れられた感じになっててちょっと切ない…( ゚д゚)

Posted byブクログ

2018/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「ダブル・ファンタジー」の続編にあたる、作者の自伝的小説。主人公・奈津(すなわち作者)にどれだけ共感できるかでこの作品の好み(評価ではない)が大きく分かれるだろうなぁ。正直、私は好きじゃない。 作者の病気としか言えないような男遍歴と、それに対する自己弁護を連綿と書き綴っただけの小説ははっきり言って嫌悪感しかなく、途中50ページ以上にもわたって垂れ流される男との馬鹿らしいメールのやり取りは全くシラけるばかり。肝心の官能シーンもヒリヒリとした感情が全く伝わらず、結局肉の快楽なのねという印象。 これが自伝的小説でなかったら、この作品が嫌だ!で済むんだけど、奈津=由佳さんと知って読むと、作者に対する嫌悪感が半端なく、もう、この人の作品は読みたくないな・・・とまで思う。 「天使の卵」シリーズも「天翔る」も好きだから、ああいう作品をもっと読みたいのに、当分近寄らないことにします。

Posted byブクログ

2018/06/25

途中まで、半分以上読み終わるくらいまでは、ああ、どうしてこんな大事な瞬間を、こんなにも、あっという間に、サラサラと、流して書いてしまうのだと、正直憤りを感じていた。ダブルファンタジーの時はもっと丁寧だったよね!って。けれど。ああ、もう凄いです、村山さん。あっさりとした描写な分、も...

途中まで、半分以上読み終わるくらいまでは、ああ、どうしてこんな大事な瞬間を、こんなにも、あっという間に、サラサラと、流して書いてしまうのだと、正直憤りを感じていた。ダブルファンタジーの時はもっと丁寧だったよね!って。けれど。ああ、もう凄いです、村山さん。あっさりとした描写な分、もう終盤に向けてグッと掴まれました。ラストもたまらない。誰かと共に生きるのが怖くなったし、誰かと共に生きたくなった。

Posted byブクログ

2018/06/25

初出 2016〜18年「週刊文春」 ちょうどWOWWOWで放送中の「ダブル・ファンタジー」の続編らしい。 一番面白かったのは第五章の加納とのメールのやりとり。 欲望をむき出しにして、自分の存在をかけて全力で互いの肉を喰らい合う。いいなあ。 売れっ子脚本家の奈津は、これまでに...

初出 2016〜18年「週刊文春」 ちょうどWOWWOWで放送中の「ダブル・ファンタジー」の続編らしい。 一番面白かったのは第五章の加納とのメールのやりとり。 欲望をむき出しにして、自分の存在をかけて全力で互いの肉を喰らい合う。いいなあ。 売れっ子脚本家の奈津は、これまでに最初の夫省吾を捨てて、圧倒的なセックスに眼覚めさせてくれた師の志澤の元に走るが捨てられ、編集者のキリン先輩のいたわりに溢れたセックスも捨てて、ヒモ宣言した7歳下の脚本家志願で巨根の大林と結婚したのだが、セックスレスになってAV男優を買い、風俗ライター加納にハプニングバーに連れて行ってもらう。 客たちに見つめられながら盛大に潮を吹き、店を出てラブホで半日繋がり続ける。で、それからのメールのやりとりがすさまじい。性の高みの果てをみたいと言う。 夫に感づかれて加納とは切れるが、結局二度目の離婚をする。このヒモ夫がアホすぎてまったくイライラさせられる。笑 そして表題の「乳と蜜」の流れる約束の地(イスラエルの民が奴隷状態から脱出する出エジプトの目的地!)として登場するのが、子供の頃はひ弱だったのに倶利伽羅紋紋を背負うガテン系となった従兄弟武。やっと心も体も満たされた。 男のセックスは8割方は脳の中の快感だと思うが、女性はそうではないらしい。わかり合えないよなあ、というのが正直な感想。女性はどう読むのだろうか。

Posted byブクログ

2018/05/01

【大ヒット作『ダブル・ファンタジー』待望の続編】脚本家の高遠奈津は大林一也と再婚するが、他の男と関係を持ったことがばれ、離婚する。失意の奈津に従弟の武からメールが……。

Posted byブクログ

2018/07/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

20180427 S リクエスト P369 これまでに何度も彼という男のドアを叩いてきた。どんなに叩いてもなかにはほとんど入れてもらえなかった。それを放置、それが3年以上続いた。 ダブル・ファンタジーの続編。 前作で大林と一緒になったのに、今回、最初からヒモ以下になっている…しかもセックスレス。なのにレスだとしても心の安定?求め婚姻届。 違和感。 奈津は相変わらず、エステティシャンやら風俗ライターと次々にセックス。 風俗ライターとのメールのやり取り、いい加減途中から嫌気がさしてから読み飛ばす。 大林と、意味不明な展開で二度思い留まるも離婚。 さらに違和感。 次に出てくるのは全身入墨の従兄弟という展開にまたまた違和感。 ところどころ、大林との心のやり取りというか、大林に対する気持ちの描写が、あーわかる!ところもあるのに、全体に残念。 とても楽しみにしていた作品でしたが… そして、何でも相談できる同性の友人、こんなふうに話せる友人を持つ人は、普通なのでしょうか?私には、いないので。 風は西から、は良かったのにな。

Posted byブクログ