マーケティングとは「組織革命」である。 の商品レビュー
途中つまらない本と思ったが、自分自身のターニングポイントとなる一冊でした。何の為に働いてるのか、仕事をどうしたいのかを考えさせられた。というか思い出させてもらった。
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個人の弱みを補い強みを足し合わせ、組織としての力が勝るような組織を作るべき。 人は変化を拒むので、変わるための必然の仕掛けを組み込む。 行動だけじゃなくて、ベースの考え方が、結構理詰めの実益ベース。日本的普通じゃないってわかりました。
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「自己保存」という人間の本質を根底に上下左右の人を動かすための仕組み・テクニックを体系的にまとめられている。 対多数の組織づくりにおけるポイントと 対個人の社内マーケティングにおけるポイントの大きく2つに大別される。 著者もUSJ時代はマーケティング部長の立場からスタートして...
「自己保存」という人間の本質を根底に上下左右の人を動かすための仕組み・テクニックを体系的にまとめられている。 対多数の組織づくりにおけるポイントと 対個人の社内マーケティングにおけるポイントの大きく2つに大別される。 著者もUSJ時代はマーケティング部長の立場からスタートしており、上には本部長・担当役員・社長がいるなかでハリーポッター構想を通している実績があり、ものすごく生きたノウハウが得られた。 ひさしぶりに心の底からビジネス人生のプラスになる本だった。 会社でいつでも見られるところにおいておき、定期的に自分の行動を振り返るために使っていきたい。
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自分に欠けている考え方・知見ばかりで勉強になりました。日々の活動に身を裂いているとすぐに忘れそうなので、何度も繰り返しこの本に立ち返っていきたいなと、思わされました。 ---------------------- 自身のアイデアや企画を通すには、必ず自身の周辺の領域に対するメ...
自分に欠けている考え方・知見ばかりで勉強になりました。日々の活動に身を裂いているとすぐに忘れそうなので、何度も繰り返しこの本に立ち返っていきたいなと、思わされました。 ---------------------- 自身のアイデアや企画を通すには、必ず自身の周辺の領域に対するメリットではなく、上位組織のメリットに置き換えてプレゼンすること。かつ意思決定者のレイヤーにおけるメリットに即していることが必須。 意思決定者になったつもりで、何が組織メリットになりうるか。これを徹底的にリサーチしてインプットして、企画や活動の文脈を上位組織のメリットや目標にフィットさせる動きが必要。 ついつい目の前の業務に落ちがちな視点をぐっと高めて、上位組織/上位役職の視座で思考/行動することを忘れない。この本を思い出して高い視座をキープする。 ---------------------- チームの生産性を高めて最高の成果を出すためには誰かが余力を残していてはいけない。その人に適切な役割や業務を与えてること。そして、ある程度の緊張感をもたせること。 ---------------------- マーケティングがただの販促として位置づけられていたら絶対に売上は伸びない(それはマーケティングではなくて、プロモーションだよね・・)組織もマーケティングの下に生産部門を入れて、「作ったものを売る」から「売れるものを作る」にしないといけない。企業がそうした組織になっているかをチェックする視点が大事。 ---------------------- 理想の組織を「人体」に置き換えるメタファーは直感的に理解しやすい。 ・マネジメントはなく脊髄反射的に現場で判断ができているか。そのための権限委譲がされているか。 ・神経回路のごとく、本音で議論できているか=自分にとって耳の痛い話がどれだけ聞けているか(聞けていないということは何か情報伝達の阻害要因がある) ---------------------- 技法に関しては、以下を漏れなく抑えておけばOK ①ターゲットの理解(意思決定者の困りごとは何か) ②相手に響くことの磨き込み(組織の便益に訴える) ③どう伝えると最も良いか(タイプに応じた伝え方)
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組織とは、一人一人の能力を引き上げる装置。 強い組織は、人の強みを引き出し、人の強みを組み合わせてボトルネックを解消する。 言い換えれば、60点を90点にする組織だ。 組織づくりで悪戦苦闘した森岡さんならではの、非常に示唆あふれる著作。
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前半7割くらいはかなり、冗長な表現が多い。後半の対談形式は学ぶことが多い。読みにくい文章が多い著者。
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◆理由 ・森岡さんの考えをインストールする ◆気づき ・ほとんどの会社に当てはまる最優先の対策は、マーケティングシステム、意志決定システム、評価報酬システムの3本の釘 ・評価報酬システムは、自分にとって行動を変えるメリットがあると信じられるかどうか?この一点が大切。日本企業は...
◆理由 ・森岡さんの考えをインストールする ◆気づき ・ほとんどの会社に当てはまる最優先の対策は、マーケティングシステム、意志決定システム、評価報酬システムの3本の釘 ・評価報酬システムは、自分にとって行動を変えるメリットがあると信じられるかどうか?この一点が大切。日本企業は差をつけたがらない、なぜなら人に対して厳しいことを言わなければならないから。上司自身の甘さ。 ・意志決定システム=会議=人を働かせるための儀式 ・誰がどこで何を決めているかわからない組織は、誰もが公に恥をかかなくて済む仕掛けになっている ・その場で意志決定をする、最終責任者が決める ・アクションサマリーを24時間以内に共有(目的、結論、主な理由、アクション明示) ・アクションサマリーは関与者に正しい行動を早く取らせ浸透させるためのもの ◆やること ・MSミーティングサマリーの基本を作ろう
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マーケティングを販売プロモーションという位置付けに捉えがちだが、「市場価値を創造する仕事全般」と捉える事で、マーケティングは「どうやって売れるものをつくるか」がミッションである事に捉え直せた。 また組織を「人体」と置き換え、1つ1つの部門がそれぞれ大事な体の部位だったり、組織のコミュニケーションを、「神経伝達経路」と置き換える部分はしっくりきた。 人間の「自己保存」の本質を突いた、組織マネジメントシステムの3つのシステムも読めば読むほど勉強になった。
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マーケティング目線からの組織改革。第二部の「社内マーケティングのススメ」は、これだけを1冊の本にしても十分な価値があると感じた。職場で企画立案に携わる人には、とても参考になる。 人間の本質が「自己保存」であることは、自分自身の経験でも痛感することが多く、激しく同意できた。
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ハウツー本とエッセイの中間だが学べる点は多い。 人を動かすためにはマーケティングの力が必要ということ。社外(消費者)だけでなく、社内の人間にもマーケティングが使える。ターゲティング→提供価値の検討→伝え方(従来のプロモーション)で解決できる。 すぐに実現するのは難しいが、これを知...
ハウツー本とエッセイの中間だが学べる点は多い。 人を動かすためにはマーケティングの力が必要ということ。社外(消費者)だけでなく、社内の人間にもマーケティングが使える。ターゲティング→提供価値の検討→伝え方(従来のプロモーション)で解決できる。 すぐに実現するのは難しいが、これを知らずに経験だけを積むのと、念頭に置いた上で社内外の人とコミュニケーションを取るのでは、大きな差があると感じた。
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