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さよなら、ニルヴァーナ の商品レビュー

3.4

69件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    1

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2026/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2026/3/26再読 【ニルヴァーナ】 涅槃 煩悩の火が消え去った安らぎと悟りの境地 さよなら、ニルヴァーナ =安らぎと悟りの境地との別れ 倫太郎 自身の性的衝動、事件への後悔 莢 倫太郎への恋心 シングルマザーの母への裏切り 今日子 自分の物語にしてしまった 少年Aとの出会い、きっかけで地獄に向かう なっちゃん 莢に光を当てはめる 光との別れを手放し莢の背中を押してしまう 光、莢、家族との穏やかな暮らしを失う 物語の始まりからニルヴァーナを失っていた? 「母は僕たちのすべてを吸いつくす。すっかり包み込んでだめにしてしまう。子と一心同体になって、時には死を選ぶことも躊躇しない」 「〜私のところに生まれて来ればいい」 倫太郎と莢の死 何かを表現することは自ら地獄に向かうこと 陶芸教室にいた倫太郎はすでに地獄に向かっていた

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2026/03/22

最後の数行、そして題名 これは作者の決意表明ともいえると思った 4人の登場人物それぞれがニルヴァーナには たどり着けず というよりはたどり着いてはいけないようなことをしているのだ 全ては「因果」なのだ 元少年Aは一瞬たりともこれから普通の人生が歩めると思ったこと 莢は犯罪者...

最後の数行、そして題名 これは作者の決意表明ともいえると思った 4人の登場人物それぞれがニルヴァーナには たどり着けず というよりはたどり着いてはいけないようなことをしているのだ 全ては「因果」なのだ 元少年Aは一瞬たりともこれから普通の人生が歩めると思ったこと 莢は犯罪者を愛して一緒に逃げようとしたこと 今日子は、この小説を書いたこと そうしたらなっちゃんの因果はなんなんだろう 光の存在を莢に重ねたこと? 一瞬でも元少年Aに対してプラスの感情を持ってしまったこと? なっちゃんがニルヴァーナにさよならしなければいけない理由って何なんだろう… 元少年Aがいくら幼少期に深い傷を負っていたとしても罪を犯してあちら側に行った時点で、何も同情の余地はないと思うけどな 元少年Aは国からこれからの人生のために手厚いサポートを受けているのに対して、被害者家族はある日突然大切なひとを失ったのにほとんどサポートかないように語られていた 少年犯罪の更生についても考えさせられた

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2026/03/21

ラストが結局どうなったか自分の思考ではたどり着けずすっきりしない気がしたけど、全体的には読み進めやすく興味深かった。

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2026/01/12

重く、苦しく、しかし先を見ずにはいられない。そんな小説でした。 心が健康な時に、自室で読むことを推奨します。 まず、この小説には元となった事件があります。しかし、読んでいる間は、敢えてその事件のことを考えずに読んだ方が、この話の伝えたいことに集中できると私は思います。現実には…...

重く、苦しく、しかし先を見ずにはいられない。そんな小説でした。 心が健康な時に、自室で読むことを推奨します。 まず、この小説には元となった事件があります。しかし、読んでいる間は、敢えてその事件のことを考えずに読んだ方が、この話の伝えたいことに集中できると私は思います。現実には…と考えることは、ノイズになりかねません。 私がこの小説を購入し、読み始めたのが昨年の5月末でしたので、半年もかけて、ようやく読み終えたことになります。 初めから物語に引き込まれ、続きが気になり、どんどん読み進めたくなったのですが、題材も重く、しかも妙に生々しい性描写及びグロ描写を含むため、なかなか外で読むことが難しかったです。 一章一章考えながら、ゆっくりと噛み砕くように読みました。疲れた時には読めないなとも思っていたので、自分の心が落ち着いている時に…、と後回しにしていたらこんなに時間が経ってしまいました。 それでも、初めの方の描写を今でも覚えているほど、鮮烈な物語です。それこそ、人の中身を覗き込むような体験をしました。 物語の展開としては、オムニバス形式で、主に4人の語り手から語られます。私はこの形式が好きでした。本当は交わらないはずの人生が、それぞれの行動によって、交わり、点が線になり、結び、絡まり、そして千切れる。そんなイメージが頭に浮かびました。 後で酷い目に遭うことが想像できるのに、なぜ登場人物たちがそんな行動を取ってしまうのか、ずっとそう考えながら読みました。それでも理解できる点もあり、読んでいて苦しかったです。少年更生について、考えを改めなくては、と思う点もありました。 そして、最後の最後に、タイトルの意味を突きつけられることになりました。 もしも、この小説を気になった方がいれば、ぜひ、この意味を考えながら読んでいただきたいです。

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2025/09/27

やっと読了… 描写エグくて半年くらいバッグの中で放置してたけど 最後までちゃんと読んで良かった… 最後2ページで現実叩きつけられた感じして数日凹みそう 実際の事件の概要を知らなかったから、まだ読み進められた気がする。 二度と読みたくないけど忘れられない1冊

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2025/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んだことない作家さんの本を読もうと思って図書館で窪美澄さんの作品見かけてその中からなんとなく選んだ作品だったのでこんなに重いテーマとは思わず。読み終えるまでも読み終わってからもずっと考えてしまう。なっちゃん目線の章はやっぱり苦しいし泣けてしまう。 たくさんのお金をかけて更生しようとしてくれた人がいるから死ねないのもわかるし、あの子ができなかった成長を重ねてるのも許せないし、でも死んでなんの感情も湧かないよりは、人目につかないように生きたり人から指さされながら生きる苦しみを味わってほしいと思ってしまう、わたしは性悪なので。 フィクションってわかっててもあの結末もとても苦しい、2回目みたいなもんじゃんって思った。もしかしたら彼みたいな奇跡があるんかなって思ったけど、なっちゃんの幻覚?が物語ってたな、あの苦しみくらい誰でも想像できるやろ?!って思ったけど実際にその目でみて決意を新たにしたんだろうな。 とツイートしながら冷静になれた。 高校生の頃も考えたことあるけど、そこからさらに年重ねてみて、やっぱり人に期待して自分が傷つくのがとても嫌だし、根に持つことから、わたしは更生とか期待しないタイプだな、自分のしたことに一生責任持て人生リセットできると思うなって考える

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2025/07/05

少年犯罪の犯人、それを崇めるファンの女の子。そしてその二人を小説にしようと思う小説志望の女性。 本当にあった事件がモチーフになっていて、グロテスクなところもある。後味はとおっても悪かったですね!でも途中から引き込まれてずーっと読んでた。 面白いと言っていいのか悩むけど、つまらなく...

少年犯罪の犯人、それを崇めるファンの女の子。そしてその二人を小説にしようと思う小説志望の女性。 本当にあった事件がモチーフになっていて、グロテスクなところもある。後味はとおっても悪かったですね!でも途中から引き込まれてずーっと読んでた。 面白いと言っていいのか悩むけど、つまらなくはなかった。 莢は結局なんかの病気だったのかなあ…?

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2025/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かなり胸糞悪いので、読んでるだけで、気持ち悪さはあった。よくもここまで、怒鳴り付けたくなるようなキャラクターを描けるもんだと感心するくらい。どこまで堕ちていくのか知りたくて読み進めた。

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2025/01/20

読んでいる間も、読み終わった今もずっと考えてる。 でも、やっぱり理解や共感は難しい。 だからといって何故か放り出せない感情が付き纏う。 こんなにも複雑な気分なのに、またすぐ読み直したくなってるのは何でだろう。 なんだかすごい力….魅力?いや、違う、魔力を持った作品だ。

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2024/12/28

読み終えた皆さん思う、謎の黒い車の存在。 読み手に委ねられました。 それは悪魔かも知れませんね。 誰もが幸せになれない。 さよなら、涅槃

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