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コンビニなしでは生きられない の商品レビュー

3.3

15件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

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2023/08/25

第56回メフィスト賞。 大学を中退してバイト先にしか居場所のない主人公とちょっとおかしな新人女子高生がコンビニにまつわる事件の謎を解いていく。 やがて焦点は過去に起こった連続盗難事件とそれに起因したある従業員の死についての真相に向かってゆく・・・。  コンビニです。 私はコンビ...

第56回メフィスト賞。 大学を中退してバイト先にしか居場所のない主人公とちょっとおかしな新人女子高生がコンビニにまつわる事件の謎を解いていく。 やがて焦点は過去に起こった連続盗難事件とそれに起因したある従業員の死についての真相に向かってゆく・・・。  コンビニです。 私はコンビニバイトの経験はないので判断しにくいですがおそらく現実のコンビニバイトの環境を克明に反映している作品。 トリックにもコンビニの内面の部分が存分に使われており、この作者が敢えてこの舞台で物語を書きたかったのだというのが伝わってくる。 色物ぞろいのメフィスト賞の中ではインパクト不足な気がしますが軽く読めるので〇

Posted byブクログ

2022/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2018年。第56回。 大学になじめず中退した主人公。コンビニで働く。コンビニが居場所。女子高生が新人としてやってきて、教育係となる。そして、コンビニで起こる不可思議な事件。昔の盗難事件と働いていた男子高校生の自殺。 真相をあばいた新人女子高生の正体。 最後は大団円。

Posted byブクログ

2021/02/12

2章目くらいまではライトでお気楽なお仕事ミステリーかと思い読み進めましたが、途中からあんな展開になるとは予想外でした。 物語の中盤を過ぎるまではちょっと退屈な展開であったため、途中で読了を断念しようかと思いましたが、後半、黒葉にまつわる謎が明らかになった以降は不覚にも引き込まれ...

2章目くらいまではライトでお気楽なお仕事ミステリーかと思い読み進めましたが、途中からあんな展開になるとは予想外でした。 物語の中盤を過ぎるまではちょっと退屈な展開であったため、途中で読了を断念しようかと思いましたが、後半、黒葉にまつわる謎が明らかになった以降は不覚にも引き込まれてしまい、最後まで読み進めて良かったなと思える内容ではありました。 とはいえ物語の世界観としては、う~ん、どうだろう、特別思い入れを抱けるものではないかな、というのが正直なところです。大学を中退してコンビニでバイトをする白秋のこの先の人生を思うと心配になってしまいます。いや、別にリア充的な道を歩む必要はないんですが、どう考えても生活するだけでも大変な展開になるのが目に見えてしまうというか、今は実家暮らしだから経済的な面で問題はありませんが、いずれ苦労するのだろうなと、そんな超現実的なところに目がいってしまいますね。 それにしても表紙イラストの黒葉と作中からイメージできる黒葉にはちょっとギャップがあって、そこも最後まで気になってしまいました。星の評価もだいぶ迷いましたが4としておきます。

Posted byブクログ

2020/02/22
  • ネタバレ

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表紙やタイトルから全く期待しないで読み始めましたが、後半でがっかり。ただの腹黒い女の子にしか映らなかった。あと19歳だと悩むにしては若すぎると思いました。

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2019/04/06
  • ネタバレ

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<あらすじ> 大学生活に馴染めず中退した19歳の白秋。 そこに研修でやってきた女子高生の黒葉深咲。 強盗、繰り返しレジに並ぶ客、売り場から消えた少女。 店で事件が起これば、深咲は目を輝かせ、どんどん首を突っ込んでいく。 彼女の暴走に翻弄されながら、謎を解く教育係の白秋。 二人の究明は店の誰もが口を閉ざす過去の盗難事件へ。 口を閉ざす理由は盗難事件の犯人だと疑われた元店員が自殺したから。 そして白秋は元店員が残した一枚のプリントを手に入れる。。。 <オチ> 過去の盗難事件は女性店員・石国が犯人だった。 元店員は石国と交際していて犯人が自身の彼女だと判り、彼女をかばっていたが、石国が元店員をフったことでショックで自殺したのだ。 自殺の原因を究明しようと家族は計画を立てる。 石国が盗難事件の真犯人であることをあぶり出し自殺の元凶であることを突きつけるため、 元店員の姉である黒葉が弟が働いていたコンビニで働き、 家族がコンビニで様々な事件を起こした。 物語の中盤までの謎でもない些細な事件はすべてフリだった。

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2019/03/23

コンビニという特徴を切り出し、謎、そして青春物語に昇華させた作品。大学を中退しコンビニバイトに勤しむ主人公は中退の負い目からコンビニで働くことがアイデンティティとなっていました。そんな中、新人の女子高生、黑葉とともにコンビニで起こる謎に巻き込まれていきます。構成から表現までコンビ...

コンビニという特徴を切り出し、謎、そして青春物語に昇華させた作品。大学を中退しコンビニバイトに勤しむ主人公は中退の負い目からコンビニで働くことがアイデンティティとなっていました。そんな中、新人の女子高生、黑葉とともにコンビニで起こる謎に巻き込まれていきます。構成から表現までコンビニになぞらえた物語は好印象でした。

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2018/12/22

微妙ですねぇ…前半はタイトル通り、なんかほんわかしていて、いわゆる「ほのぼのミステリ」かな? と思っていたんですけれども、後半になってからなんかえげつない展開に変わってきて…表紙の女の子がまさかあんなこと企てるなんて…結構ショックですよこれは! ヽ(・ω・)/ズコー 主人公...

微妙ですねぇ…前半はタイトル通り、なんかほんわかしていて、いわゆる「ほのぼのミステリ」かな? と思っていたんですけれども、後半になってからなんかえげつない展開に変わってきて…表紙の女の子がまさかあんなこと企てるなんて…結構ショックですよこれは! ヽ(・ω・)/ズコー 主人公は大学を中途退学した男でして、道行く大学生・高校生などに劣等感を抱くんですけれども、こうした心理が僕にはよく分かりませんね。そこまで劣等感を抱くものだろうか?? みたいな…まあ、当の10代、20代前半の若者にとっては喫緊の問題なのかもしれませんが…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー こういうタイプの主人公って多いですよねぇ…特にラノベに。思えばこの小説自体、なんとなく内容もラノベっぽいし、ヒロインの女の子のキャラ造形もラノベっぽいと感じました。社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー まあ、それはともかくとしてメフィスト賞受賞作としてはなんとなくパンチが効かないなぁ…と思ってしまいました。もっとこう、読者をあっと言わせるような、たとえ型破りでもそうした作品が読みたかったですねぇ…。 ラストの展開もなんか…無理やり取って付けたようなラストシーンでして、非常にこう…納得のいくものではなかったですよね、ええ…。 さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー

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2018/12/15

一番身近な店であるコンビニの裏側とかあるあるがあって面白い。コンビニ強盗まではなくても万引きは多そうだし、シフトのやりくりでブラックな店舗もあるのだろう。謎解きは面白かったけど最後のこじらせ男子はちょっと辟易。

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2018/10/08

講談社が主催するメフィスト賞。今回の『コンビニなしでは生きられない』は、第56回メフィスト賞受賞作品です。 https://xn--nckg3oobb0816d2bri62bhg0c.com/recommend-s-8/

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2018/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学生活に馴染めず中退した19歳の白秋。 彼にとって唯一の居場所はバイト先のコンビニだった。 そこに研修でやってきた女子高校生の黒葉深咲。 強盗、繰り返しレジに並ぶ客、売り場から消えた少女……。 店内でひとたび事件が起これば、 深咲は「せんぱい、このコンビニにまた新しいお客さん(ミステリー)がお越しになりましたねっ!」と 目を輝かせて、どんどん首を突っ込んでいく。 彼女の暴走に翻弄されながら、謎を解く教育係の白秋。 二人の究明は店の誰もが口を閉ざす過去の盗難事件へ。 元店員が残した一枚のプリントが導く衝撃の真実とは? (アマゾンより引用) なかなか面白かった(*^ω^*) まさかそういう展開になるとは(´゚ω゚) いろいろ丁寧に書かれてて読み応えあった ただ白秋くんの名前って結局何やったんやろ??

Posted byブクログ