子どもの才能を伸ばす最高の方法モンテッソーリ・メソッド の商品レビュー
画一的な教育ではなく、子どもをしっかり観察する。 躾の範疇は毅然とした態度で、そのほかは肯定的に。 自主性を尊重する。
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「あることを学ぶのが容易であるか難しいかは子どもの年齢によるのではなく、 個人の可能性との関係のなかでのみ定義づけられる」 「日本は現時点でGDPベース世界第3位の国でありながら、 GDPに占める教育費の割合は先進国の中で最下位レベル 自分で選ぶということは、それだけの責...
「あることを学ぶのが容易であるか難しいかは子どもの年齢によるのではなく、 個人の可能性との関係のなかでのみ定義づけられる」 「日本は現時点でGDPベース世界第3位の国でありながら、 GDPに占める教育費の割合は先進国の中で最下位レベル 自分で選ぶということは、それだけの責任を自分でとるということです。 適切なリスクをとれるということは、自立した人間になるということです」 ■モンテッソーリ三つのメソッド ①子供の自主性を最大限にサポート ②生き方の基礎となる体験を提供 ③「敏感期」に基づいた関わり方をする 生き方の基礎となる体験を提供する ●失敗を経験するまで待つ ●どうしたらいいかを一緒に考える →★仕事でも一緒だな ■手を使わせる 「毎日」「できるかぎり」「たくさん」手を使うように習慣づけてあげること →自分でできることが増えていくと自立していく ■敏感期 「特別な感受性」を持つ時期 →卵から生まれた幼虫が光に反応して葉の先に移動するような →人間にもある →現れては消えていくいくつもの敏感期 人間が他の動物に比べ未熟なまま生まれてくる理由 →生まれた場所の生活環境から学び柔軟に適応していくため →意識的な学習ではなく無意識的な学習 ●【秩序の敏感期】2~3歳ごろ ●【感覚の敏感期】3~6歳ごろ ●【運動の敏感期】4歳半ごろまで ●【言語の敏感期】6歳ごろまで ■秩序の敏感期 子供が安心するのは、いつも同じ結果になるとわかっている遊びやいつも同じ道を通って帰るなど ■感覚の敏感期 感覚的な刺激を通して物事を理解したり、概念を捉えたりする時期 ■りんごを知るプロセス りんごを知るには、まず実物を見て、感触を確かめて、匂いをかいで、食べてみることで初めて本質をとらえることができます。「りんご」という名前を覚えるのはそのあとです →子供自身の経験からイメージが作られ、独特の個性が形成される →万人共通のりんごと、子供オリジナルのリンゴのイメージが作られる ■子供は感覚優先 大人は既成概念を体得しているので、知識優先になる、感覚の鋭敏さは失われていく、いちいちりんごをかいだりはしない。ただ、先入観に囚われることがある →?あたまでっかちはつまらないよな、子供と一緒に学習しよう なるべく自分のことは自分でやらせる 服もなるべく自分で選ばせる ものの置き場所を決める おもちゃは子供が管理できる量にする ルーティーンで自主性を育てる 大人目線で褒めるよりも共感 →必要ないときに褒めるのは逆効果 言葉ではなくなるべく動作でサポートしてあげる。手を添える、場所を示すなど ■テレビやスマートフォン テレビ ・みる番組や時間を決めてダラダラしない ・なるべく親子で一緒に見て、参加しあったり話し合ったりする スマホ ・子供と向き合うことを最優先に ・食卓にスマホを持っていかない ・どうしても使う時は子供に断る 自分のことは自分でする ■モンテッソーリ教師12の心得 1.環境に心を配る 2.教具やものの取り扱いを明快、正確に示す →あまり喋りすぎない。興味をそそり「やってみる?」と聞く ■体験をもとに学ぶ 重要なことは「体験をもとに」という点
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
モンテッソーリ教育で周りの人間がどうやって子供に接したら良いかが書かれていた。 具体的にこの活動をしろというよりは日常生活でどのような形で接するかが多かった気がする。 子どもが不思議に思ったことには共感し、すぐに正解を伝えない。どうしても知りたいときは後で図鑑などで調べる。 子供の自主性を最大限サポートする →環境と道具を整えて活動に没頭し始めたら見守る。集中している時には話しかけない。 ありのままを受け入れる →子供の興味があることを一緒に楽しむ 失敗と学びを経験し、諦めない強い心を育む →先回りして失敗しないようにサポートするのではなく、失敗した時にどうしたらいいかを伝える とにかくたくさん手を使う →お手伝いなどで手を使う機会を増やす 敏感期にもとづいた関わり方 ・イヤイヤ期 秩序感 →秩序ある行動を好む。何かを整列させたりいつも同じ場所に同じものがあるのが好き。 ・3-6歳 手を使って遊ぶのが好き ・4歳ごろまで 体を動かしたいようにコントロールする ・6歳ごろまで 爆発的に言葉を習得 親がすべきこと ・子どもが扱えるものを用意する 通学バックは斜めがけ、ボタンで開け閉めできるもの ・なるべく本物を用意する ・子供に選択させる ・物の置き場所を決める ・持ち物を整理させる ・ルーティンで自主性を育てる ・褒めるより共感しよう ・お手伝いしてもらおう ・ダメなものはダメと伝える(途中でいいよとは言わない) ・テレビやスマホは時間を決めて、長く見せない
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モンテッソーリ教育をしている園の保育士が、モンテッソーリ教育について書いている。モンテッソーリ教育の概念については触れられているが、詳細は一般的な教育の本と書いていることは変わらず、目から鱗な情報は少なかった。 ・こどもの気持ちを置き去りにして何かを「教育」するのは親のエゴ ・...
モンテッソーリ教育をしている園の保育士が、モンテッソーリ教育について書いている。モンテッソーリ教育の概念については触れられているが、詳細は一般的な教育の本と書いていることは変わらず、目から鱗な情報は少なかった。 ・こどもの気持ちを置き去りにして何かを「教育」するのは親のエゴ ・こどもが手伝ってと言ってくるまでは手を出さずに本人にやらせる。 ・少人数制の園は発言の機会が多い
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モンテッソーリメソッドを取り入れた、子どもとのコミュニケーション方法を記した本はいくつか読んできたが、実際にモンテッソーリ教育で使用される教具やその使い方、目的について記載された本は初めてだった。 発達の段階に合わせた教具があり、子どもは自主的に選択し学ぶ。自主性を育てるというこ...
モンテッソーリメソッドを取り入れた、子どもとのコミュニケーション方法を記した本はいくつか読んできたが、実際にモンテッソーリ教育で使用される教具やその使い方、目的について記載された本は初めてだった。 発達の段階に合わせた教具があり、子どもは自主的に選択し学ぶ。自主性を育てるということに重きを置いている分、先生の子への関わり方や距離感が難しい。モンテッソーリ教育を謳った園を選ぶ際は、毎日自由時間がどれだけあるか、有資格者の人数を参考にするとよい。
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小学校入学前の学習方法や育て方の概念が書かれていた。 基本的な育て方は、他の教育本と変わらないと思う。先回りして手を出してしまうのは、控えようと思った。
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敏感期という概念を知れたことが一番大きかった。家のことを理解するために少しの変化も嫌う時期があること。同じ行動ばかりを繰り返す時期があること。段階を追って理解を深めていくのでそれに寄り添ってあげることが大事なこと。子供は整理整頓された家が好きということ。 大人にとって理解できない...
敏感期という概念を知れたことが一番大きかった。家のことを理解するために少しの変化も嫌う時期があること。同じ行動ばかりを繰り返す時期があること。段階を追って理解を深めていくのでそれに寄り添ってあげることが大事なこと。子供は整理整頓された家が好きということ。 大人にとって理解できない行動があるということを理解しているだけでも、育児に対するハードルが下がる気がします。
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モンテッソーリ教育について、網羅的に知識が得られる書籍。 著者の堀田はるなさんは、モンテッソーリ原宿子供の家で保育士をされている方ですが、20年近くビジネスの世界でお仕事をされてきたという異色の経歴の持ち主。 他のモンテッソーリ系書籍と比べて、少しビジネス書っぽい構成・記述が見ら...
モンテッソーリ教育について、網羅的に知識が得られる書籍。 著者の堀田はるなさんは、モンテッソーリ原宿子供の家で保育士をされている方ですが、20年近くビジネスの世界でお仕事をされてきたという異色の経歴の持ち主。 他のモンテッソーリ系書籍と比べて、少しビジネス書っぽい構成・記述が見られるのもそうした影響かもしれません。 非常に論理的で整然と書かれているので、とても読みやすかったです。 ■こんな人におすすめ ・モンテッソーリのことを体系的に知りたい方 ・挿絵や図表よりも文章で理解したい方 ・モンテッソーリ書籍2冊目以降の方 歴史・起源の話から、具体的なおもちゃの話まで広く書かれていますが、読む人にとっては小難しく感じたり、勘所を掴みにくいと感じる方もいるかもしれません。 ですので、一度入門書的な簡単な書籍を一冊読んで、イメージを付けてから本書を読むと、尚理解が深まると思います。 ■要旨、私なりの解釈 本書の1番の勘所は、子どもの「敏感期」といわれる「ある特定の機能を成長させるための特別な感受性を持つ時期」を4つ明記し、それぞれの時期に、子どもにどういう特徴が見られ、親が何をすべきかを記述してくれている点です。 4つの敏感期 (1)秩序の敏感期(所謂、イヤイヤ期) (2)感覚の敏感期 (3)運動の敏感期 (4)言語の敏感期 (1)秩序の敏感期(所謂、イヤイヤ期) ①時期 2〜3歳頃 ②要点 この時期の子どもは、物事の順番ややり方がいつもと違うと劣化の如く怒り、いつもの場所に決まったものがないと不安になる。 子どもが安心するのは、いつも同じ結果になると分かっている遊びや、いつもと同じ学校に通うこと、同じ手順で出かける準備をする事など。 この時期に内面の秩序感がしっかり育てば、精神的に落ち着いた子どもになる。 そういうものだと親が理解して子どもと接することで、親子共にに無用なストレスを感じなくて済む。 (2)感覚の敏感期 ①時期 3〜6歳頃 ②要点 この期間に感覚器官を沢山使って、その機能を洗練させれば、子どもの世界が広がる。 芸術的センスや色彩感覚、音への感覚、微妙な味の違い等は、この時期の経験によって育つ。 見る、触る、手を使う、聴く、食べる経験を沢山やらせてあげる。 (3)運動の敏感期 ①時期 〜4歳半頃まで ②要点 走ったりはしゃいだりと体を大きく動かす粗大運動、腕や手を動かす運動、指先を動かす微細運動という3つの運動の機会を沢山与えることで、エネルギーの出し方や筋肉の動かし方を覚える。 (4)言語の敏感期 ①時期 〜6歳頃まで ②要点 人の話す言葉を繰り返し真似ることで語彙を増やしていく時期。 子どもと積極的にコミュニケーションを取るとともに、日常の言葉遣いにも配慮する。 ■その他、タメになったトピック ・子どもに選択させ、主体性を育む。 例えば、二択まで親が絞って最後は本人に決めさせる等。 ・ダメなものはっきり伝える。 「〇〇だからダメ」ではなく「〇〇するのが良い」というポジティブな言い回しに。 そして、子どもが「嫌だ!」と言っても折れない、親の態度の一貫性が大切。 ブレることは最も良くない。 ・TVやスマホの使い方 映像を見るという行為は、一方的に情報を受け取るだけなので、せっかくの敏感期には勿体ない。 理想は、TVやスマホは家族で一緒に見て、親が子どもと一緒に楽しんだり、感想を話したりするのが良い。 どうしても家事をする間に見せるのであれば、見る番組や時間を決めて、ダラダラ見せないこと。 見なくて良いなら、見ないに越したことはない。 ・大人のスマホの使い方 子どもと一緒にいるときにスマホは使わない。 子どもの目をしっかり見ること。 子どもはこちらを向いて欲しいと切に願い、大人の注意を自分に向けようと必死。 しかしそれが何度も空しい結果に終わってしまうと、ついに諦めてしまい、その後取り返すことは難しい。 どうしても使わなければならない時は、子どもに一声かけてあげること。 ■最後に モンテッソーリって何なのか? どういう経緯で日本に入ってきたのか? 自宅で何をすれば良いのか? 本書ではこれら全てについて体系だってに解説がなされていて、網羅的にモンテッソーリ教育を知るにおいては、良書と言えます。 ぜひ読んでみては。
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prime readingにあったので読みました。 私が一番やってしまいそうな、 「先回りはやってはいけない」について、どうしてそれがよくないのか理解することができました。 いわゆる家庭で取り入れられそうな【おうちモンテ】のヒントがたくさん書かれていて、とても勉強になりました...
prime readingにあったので読みました。 私が一番やってしまいそうな、 「先回りはやってはいけない」について、どうしてそれがよくないのか理解することができました。 いわゆる家庭で取り入れられそうな【おうちモンテ】のヒントがたくさん書かれていて、とても勉強になりました。
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モンテッソーリ教育に興味を持ち読了。 まだ実際の子育てや学校選びをしてないからわからないけれど、子どもと一緒に探していかなければならないなぁと思ったり。 知るか知らないかで世の中変わるものだ。 親が知識として持っておくこと大切。
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