凶犬の眼 の商品レビュー

柚月裕子(著者)

2021/10/19

先日、映画「孤狼の血2」を見に行った。
最後に、日岡刑事が、田舎の駐在所に飛ばされたので、その続きらしい。

国光というヤクザの話。
堅気には迷惑かけず、仁義を大事にし、自分の部下もかわいがり、漢気がある。

ヤクザの組の名前や関係、役職が、もっと理解できれば、もっとおもしろいと思う。

2021/10/02

2021/10/1読了。

日岡のガミさん化が加速。終盤の覚醒剤取締のクダリはまさに。

普遍的な正義という概念と、個々の信じる物に拠る仁義というもの、どっちが良い悪いではないよというふうに描いている気がした。

2021/09/29

この作家は本当に女性か？
女性でこんなハードボイルドな小説が書けるのか？
狐狼の血から続けての本書だが面白かった。
前作の年表の続きの話だが、国光のカッコ良さ、日岡の成長、ロマンス？
作り方も上手で、わけのわからないプロローグからの本編、章頭の週刊誌の話も憎い作り方だね。
「プロローグの話がここで出てくるのかぁ」の気持ちよさ。

ただし
主人公の日岡より国光の方がカッコいいやないかい、ちょい役の登場人物が多くてちょっとパニックになる、エピローグの話は悲しい、がマイナスです。それを差し引いても星5です。
シリーズ3作目早く文庫にならないかな。

2021/09/16

孤高の血の続編、大上の後輩の日岡が
田舎の駐在所に左遷され悶々ととした日々を
送っていた所に、新たなヤクザの抗争
が始まった。
日岡もまたその抗争に巻き込まれて
国光と言う器の広いヤクザに出会い、
抗争の件で隠れる事の片棒を担ぎ何とか
穏便に争いを止めようとする。
国光と兄弟の盃をついに交わし大上と
同じ道を辿る事になる。
この続編での日岡の変わり様は凄い。

2021/08/01

順番間違えた！
せっかくブクログに登録してるんだからちゃんとしたい今日このごろ
フィクションのヤクザと現実の暴力団は別のものとすることにしている
当たり前か
シリーズを続けて読んでみたいなというくらいには面白かった
文章の感じも嫌いじゃないので引続き柚月裕子さん読んでみよう

2021/07/31

やくざってかっこいいわ。
と洗脳された。

作者が意図してるのはそういうこと？

だけど、ラストは
「悪いことしたらあかん！」とのこと。

全うに生きることにした。

2021/07/13

「孤狼の血」の続編で、中国山地の村の駐在に飛ばされた日岡に大きな事件が。前作から成長した日岡がいい。大上が乗り移ったかのようなところもある。そして、今回出てくるヤクザの国光がそれ以上にいい。
これって、今年(2021年)公開予定の映画の続編「孤狼の血 LEVEL2」の原作かと思ったら違ってた。映画は全くのオリジナルストーリーなんだ。映画の1作目見てないけど、映画では「小料理屋 志乃」や晶子がなくなってたみたいなので、この2作目をその続編にと云うのはちょっと厳しいなと納得。でも、この話はこの話でドラマや映画で見たいわ。桃李君じゃないと誰がええやろなあ・・・

2021/06/25

2021/06/25読了
#柚月裕子作品

「狐狼の血」の続編。
前作から田舎の駐在所に左遷された日岡が
日本最大の暴力抗争に絡んでいく。
そして亡き大上と同じ道を辿ることに。
しかし、この雄々しい作品を女性が書いて
いることにただただ驚かされる。
めちゃくちゃ面白い。
完結編の「暴虎の牙」も早く読みたい。

2021/05/04

大上の意志を継ぐ決意をついにした日岡。国光と盃を交わし、極道の生き様をより肌で心で感じるようになる。仁義と正義どちらが正しいのか。大上に出会った時の日岡から随分成長したなとすごく嬉しかった。今は亡き大上の意志を継ぎ、日岡は何を成していくのかを次回作で見られるといいな。

2021/03/25

大ヒット作「孤狼の血」の続編となる本作は、ストーリー展開とテンポがとても良く、一気読み必至です。
そしてこのエンターテイメント性は、やっぱり映画でみたくなる。