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スイート・ホーム の商品レビュー

3.7

217件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    71

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    3

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2022/10/29

key word 幸せ 美味しそう 家族 安心 安心して穏やかな気持ちで読める本作。素敵なケーキ屋さんのある素敵な街が舞台。各章登場人物が重なるところもあり、前の章のメイン人物のその後がちらっと見えて、幸せそうな姿にほっとします。

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2022/10/16

女性が多い家族ってこんな感じだよね、と思った。簡単に目に浮かぶ美しい光景に美しい人たち。まさに小説の世界。

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2022/09/24

読みながら、 宝塚の光景とともに 甘い香りが立ち上る。 ただただ温かくて ただただ微笑ましくて ただただ幸せ。

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2022/09/18

読みやすく、あっという間に読み終わってしまいました。 物語の中にすっと入っていけて、自分もスイートホームの常連さんになった気がしました。

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2023/06/10

関西にある街のケーキ屋さんを舞台に家族や地域の人との温かい人間関係を築いていく物語。この街の情景を感じられ秋の金木犀を楽しみにするこの時季に手に取れた事は何か縁を感じ素直に温まることができました。

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2022/09/13

原田マハ氏の作品だと書店でみて、おいしそうな内容にも惹かれに即買いした。 とある街にあるスイーツショップ「スイートホーム」に絡めたショートストーリーが綴られている。派手さはないが、ほんのり温かく、なぜかホロりときて、目頭が熱くなる場面があって、出先で読んでいると困ってしまった。...

原田マハ氏の作品だと書店でみて、おいしそうな内容にも惹かれに即買いした。 とある街にあるスイーツショップ「スイートホーム」に絡めたショートストーリーが綴られている。派手さはないが、ほんのり温かく、なぜかホロりときて、目頭が熱くなる場面があって、出先で読んでいると困ってしまった。 家族の在り方、家族になる過程、家族になってからの過ごし方。 まわりの方たちの優しさに見守られているからこそ為せる気がした。 こんな街なら住んでみたい。 お料理やスイーツがたくさん出てきて、読んでいると、カフェに出かけたくなってしまう。笑

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2022/09/17

悪者がただの一人も登場しない、120%安心して読める、心安らぐ小説。ただ、それでも陳腐な感じではなくじーんと染み入る感動が残る。読んでるうちに、瀬尾まいこさんが作者かと勘違いしそうだった… 特定の街が舞台となっていて、筆者のゆかりの場所なのかと思っていたが、最後に阪急のPR誌に連...

悪者がただの一人も登場しない、120%安心して読める、心安らぐ小説。ただ、それでも陳腐な感じではなくじーんと染み入る感動が残る。読んでるうちに、瀬尾まいこさんが作者かと勘違いしそうだった… 特定の街が舞台となっていて、筆者のゆかりの場所なのかと思っていたが、最後に阪急のPR誌に連載されていたと知り、あまりにも毒のないストーリーである理由も含め納得。

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2022/08/15

「スイート・ホーム」という小さな洋菓子店を中心とした連作短篇集。 みんなから愛されるこのお店は、駅からのアプローチがよくて、バスに乗って、眼下に街を眺める橋を渡って…。バス停で下りて、緑いっぱいの道を歩き、いくつかの角を曲がるうちに、バニラとバターの甘い香りが漂ってくる。 美味...

「スイート・ホーム」という小さな洋菓子店を中心とした連作短篇集。 みんなから愛されるこのお店は、駅からのアプローチがよくて、バスに乗って、眼下に街を眺める橋を渡って…。バス停で下りて、緑いっぱいの道を歩き、いくつかの角を曲がるうちに、バニラとバターの甘い香りが漂ってくる。 美味しいお店の道標となるよう語りかけるような街路樹、家々の庭先を彩る季節の花々が、歓迎ムードになっているところが喜ばしい気持ちにさせてくれる。 そして、ここのパティシエである父と看板娘?なる母。 物語は、ここの家の姉妹が成長し結婚してこの地を離れてもまた近くに戻ってくるという…。 愛している店であり、周りのご近所さんからも愛される店である。 じんわりと心が温まる愛に満ちた物語。 こんなアットホームなお店が、近くにあれば嬉しいのになぁと思った。

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2022/08/07

あたたかくほっこり、心がじわーっと癒される物語。 自分自身、家族、友達、恋人、会社の人との会話しか最近してなかったなと。そういえば、地域でのコミュケーションってあたたかいものだったと、そんな昔の自分では当たり前だったことを思い出させてくれた。 "人と人のつながり&qu...

あたたかくほっこり、心がじわーっと癒される物語。 自分自身、家族、友達、恋人、会社の人との会話しか最近してなかったなと。そういえば、地域でのコミュケーションってあたたかいものだったと、そんな昔の自分では当たり前だったことを思い出させてくれた。 "人と人のつながり"大切にしたいな。

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2022/07/24

みかん色の花と共に香るキンモクセイ。 丘の中腹に建つ 赤い屋根にクリーム色の壁の家。 その家には二つ入り口があって、ひとつは家族用の玄関。 もう一つは洋菓子店「スイート・ホーム」のエントランス。 街で暮らす人々の温かい交流が、この洋菓子店を中心に描かれます。 善意の人だけででき...

みかん色の花と共に香るキンモクセイ。 丘の中腹に建つ 赤い屋根にクリーム色の壁の家。 その家には二つ入り口があって、ひとつは家族用の玄関。 もう一つは洋菓子店「スイート・ホーム」のエントランス。 街で暮らす人々の温かい交流が、この洋菓子店を中心に描かれます。 善意の人だけでできている街の様子は、洋菓子そのもの。 内気な性格のこの家の長女・陽皆(ひな)と、活発な次女・晴日(はるひ)。 北海道から移住してくる母親の妹・郁子や、店のお得意さんたち。 街の料理教室で講師を務める未来(みく)さん。 浪人して受験勉強中の由芽ちゃんや、アメリカ人のエマさん。 グラフィックデザイナーの明日香さん。 そして、ひとり娘の家族をこの街に呼んで、同居したい祐子さん夫婦。 途中、こんな記述がありました。 『家は、人が住むことでハウスからホームになる』 それぞれが理想の家族を追い求めます。 そして、その中心にあるのが、美味しいものたち。 お店の洋菓子と、未来さんのお料理。 ページの間から良い香りが匂いたちます。 未来さんのレシピ、どこかに書いてないかな? 知りたいんですけど! ここからは、ちょっと皮肉屋の私が登場します。 せっかくの夢物語に水を差すようで申し訳ありません。 ただ、じゅうぶん大人になってしまった私には、“?” が残るのです。 登場人物の中心は、ほぼ女性。(パティシエは男性ですが) そして、家庭を持った娘たちは、みんな 心地よいこの街に戻ってきます。 同居したり すぐ近くに家を建てたり、親にとっては 幸せなお話。 我が家には男の子も女の子もいますが、 男の子しかいない親は、どう解釈するのでしょう? 人と人が心静かに平和に暮らすためには、適度な距離感が大切かな? あ~。 水差しちゃったかなぁ…。

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