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スイート・ホーム の商品レビュー

3.7

217件のお客様レビュー

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2023/02/10

素敵な街に暮らす、素敵な人々の物語。 阪急沿線にある洋菓子店〈スイート・ホーム〉を巡る、オムニバス短編三話とショートストーリー五話が収録されています。 まさに、ハートウォーミング!終始幸せに満ち溢れていて、嫌なことがある日常に慣れきっている私のような人は、読んでいて落ち着かな...

素敵な街に暮らす、素敵な人々の物語。 阪急沿線にある洋菓子店〈スイート・ホーム〉を巡る、オムニバス短編三話とショートストーリー五話が収録されています。 まさに、ハートウォーミング!終始幸せに満ち溢れていて、嫌なことがある日常に慣れきっている私のような人は、読んでいて落ち着かない気持ちになるかも・・と、いう程“ハートフルが過ぎる”展開となっております。 本書にはいい人しか登場しません。出てくる男性陣も皆“出木杉君”ですし、美味しくてアットホームな洋菓子店と、そこに集うご近所さん達とのふれあい、そして何といっても家族がめっちゃ仲良し・・そう、“女性のユートピア”がここにある感じです。 本当、来世はこんな暮らしがしたいものだなぁ・・と、ため息をつきながら、読ませて頂きました。(ええ、今世は諦めていますww) こちらは、元々阪急不動産さんのホームページ「宝塚山手台」に掲載されていたとあって、“街推し”が根底にあるようで、同じ沿線を舞台にした有川浩(ひろ)さんの『阪急電車』もそうでしたが、“こんな街に住みたい”と思わせるものがあります。実際、宝塚山手台って民度が高そうですしね。 因みに、本書で度々登場するスーパーマーケット〈オアシス〉は、以前の職場の近くにもあって、よく行っていたのを懐かしく思い出しました。 世知辛い昨今、荒んだ心の浄化にぴったりな癒しの一冊かと思った次第です。

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2023/02/08

高台の街にある小さな洋菓子店の家族たちと、街の人たちの連作短編集。 みんな暖かく、美味しそうなケーキと素敵な家族。 心がホッとする作品でした。、

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2023/01/30

こうやって人生は繋がっていくんだなとしみじみ。 終始温かな気持ちで読むことができた。 本読んでて癒される不思議な体験ができた。

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2023/01/25

最初から最後まで 金木犀の香りが漂ってくる一冊。 某女性作家の作風のように、 一度出てきた人物が、別の人物視点の時も登場。 同じ人なのに人称が変わると印象も変わる、 ので、わりとこの展開は好きでした。

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2023/01/28

2023/1/24読了 誰も悪い人が出てこないから、穏やかな気持ちになれる。洋菓子屋を営む家族とその周辺の人たちの物語。こんな街に住んでみたいと思わせる描写がすごい。

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2022/12/28

家族で営む小さな洋菓子店「スイート・ホーム」を舞台にした、心温まる連作短編。 家族が仲が良くそして少しずつ増えていく様子や、地域の住人同士の繋がりがある様子が読んでいてとてもほっこりして羨ましかった。

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2022/12/22

宝塚山手にあるケーキ屋、スイートホームを舞台に描かれる温かくて優しい連続短編集。 宝塚市民の自分としては知ってる地名が多くて、とても親しみ深かった。 全体を通して、優しさとぬくもりしかなくて安心して幸せな気持ちで読める作品。

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2022/12/08

登場人物たち皆が自分の人生に真正面から向き合っている姿が眩しくて羨ましくて堪らなかった。 特に舞台の中心となる洋菓子店スイート・ホームを営む幸田家は僻みも妬みも生まれないほどに理想的な一家。 この物語を人生の節目節目で読み続けていきたいなと思える大切な作品となった。

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2022/11/30

阪急不動産のHPで、宝塚山手台のPRとして掲載された小説だそう。 なるほど。 とにかく嫌なこと、嫌な人が出てこない、安心して読める小説でした。

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2022/11/14

スイート・ホームという名前のケーキ屋さん家族を中心に、それぞれの視点で描かれた、ほのぼのする短編集。安心して読める愛にあふれた話で、読んでて泣けました。

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