虚像のアラベスク の商品レビュー
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芸術探偵シリーズ第七作。 バレエをテーマに据えた中編二作品が展開されているはずだったのだが、どうやら踊っていたのはこっちだったみたい! ジャック・シラク 元フランス大統領 愛犬の名前に「スモウ」と付ける程の大相撲ファン。 wikipedeaより(本編130Pに出てくる実在人物) 読めば読むほど、あらゆる記述が大相撲に寄ってることに気付かされる。 読者、そして海埜にバレエの知識を入れるためにあるといって良い第一章、とてつもない労力をもって張られた大掛かりな仕掛けは最後に大爆発。 一切のシリアスを排除してギャグテイクで終わるのも深水作品の好きなところ。 メン・イン・ブラックたちの厳正なる協議の結果、深水黎一郎氏の完全勝利で今場所を終えます。
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「言葉を一切使わずに、全ての可動部分を使って必死に何かを表現しようとする姿には、それ自体感動を覚えませんか?」 僕がバレエを観ることが好きな理由が、この作中のセリフに表現されている。 深水さんがバレエ好きなのかは定かでないが、一編目「ドンキホーテ・アラベスク」はバレエへの愛に満...
「言葉を一切使わずに、全ての可動部分を使って必死に何かを表現しようとする姿には、それ自体感動を覚えませんか?」 僕がバレエを観ることが好きな理由が、この作中のセリフに表現されている。 深水さんがバレエ好きなのかは定かでないが、一編目「ドンキホーテ・アラベスク」はバレエへの愛に満ち溢れていて素晴らしい。 しかし、二編目は… 微かな違和感が、徐々に大きくなっていき、種明かしで脱力感だけが残る。 なんだかとんでもない中編集です。 読む人を選ぶかもしれないけど、僕は好き。
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2編目のオチは…これは反則でしょう(笑) エピローグも含めて。 読了後すべてを知った上で読み返してしまった。
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「ドンキホーテアラベスク」は、かなりのバレエ知識が得られる。心温まるミステリ。 そしてその流れからの「グラン・パ・ド・ドゥ」は反則でしょ(笑)ここまでのバカミスはかなりツボだけど。
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ミステリ。中編が2作。芸術探偵シリーズ。 深水黎一郎さんは、変なミステリを書く人、というイメージで読み始める。 1作目「ドンキホーテ・アラベスク」がとても良い話で感動してからの…。 2作目「グラン・パ・ド・ドゥ」は問題作だった。 この構成は上手いと思う。 変なミステリを書く人、と...
ミステリ。中編が2作。芸術探偵シリーズ。 深水黎一郎さんは、変なミステリを書く人、というイメージで読み始める。 1作目「ドンキホーテ・アラベスク」がとても良い話で感動してからの…。 2作目「グラン・パ・ド・ドゥ」は問題作だった。 この構成は上手いと思う。 変なミステリを書く人、というイメージは合ってたようです…。
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中編が2つだが,表紙にドガの「踊りの花形」があったので,バレエの話かな予想したが,その通り冒頭からバレエ用語の連発でやや戸惑ったが,最初の「ドンキホーテ・アラベスク」はバレエ団の脅迫事件で内容は穏やかなものだった.が,「グラン・パ・ド・ドゥ」では突然に相撲の話に展開する.確かにバ...
中編が2つだが,表紙にドガの「踊りの花形」があったので,バレエの話かな予想したが,その通り冒頭からバレエ用語の連発でやや戸惑ったが,最初の「ドンキホーテ・アラベスク」はバレエ団の脅迫事件で内容は穏やかなものだった.が,「グラン・パ・ド・ドゥ」では突然に相撲の話に展開する.確かにバレエと相撲は似ていることろもあり,捜査にあたる館林刑事が用語の対応を述べるp215-216の部分は面白かった.
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好みが分かれるでしょうが、私はあまりおもしろいとは思えませんでした。2編から成ってますが、後編の方がメインなのでしょう。バカミスです。
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中編2編。 第一話「ドンキホーテ・アラベスク」 創立十五周年記念公演を目前とした名門バレエ団に公演中止を要求する脅迫状が届いた。 バレエ用語の解説とウンチクが満載で、肝心の真相は肩透かし。と思いきや・・・。 第二話「グラン・パ・ド・ドゥ」 すっかり騙された。 バカミスすぎて清...
中編2編。 第一話「ドンキホーテ・アラベスク」 創立十五周年記念公演を目前とした名門バレエ団に公演中止を要求する脅迫状が届いた。 バレエ用語の解説とウンチクが満載で、肝心の真相は肩透かし。と思いきや・・・。 第二話「グラン・パ・ド・ドゥ」 すっかり騙された。 バカミスすぎて清々しい。面白かった。 第一話がこんな風に第二話に活かされるのか。 タイトルもぴったり。 (図書館)
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中編2作。芸術探偵シリーズだけあって、今回はバレエ用語の羅列。最初の事件そのものは大したことなくて煙に巻かれたまま次の事件へ。あまりにキャラが変わってなんだこりゃと飛ばし読みしてたら、急ブレーキがかかる発言が飛び出て慌てて最初から読み直した。最初の事件は前フリか…。こんなバカミス...
中編2作。芸術探偵シリーズだけあって、今回はバレエ用語の羅列。最初の事件そのものは大したことなくて煙に巻かれたまま次の事件へ。あまりにキャラが変わってなんだこりゃと飛ばし読みしてたら、急ブレーキがかかる発言が飛び出て慌てて最初から読み直した。最初の事件は前フリか…。こんなバカミスだったとは表紙から想像できなかった。やれやれ。
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芸術探偵登場! 2話からなるのだが、、、最初から、バレエの蘊蓄が凄い! どうして、こんなに詳しいのだろうと、思えるほど、カタカナが、随時に出て来る。 名門バレエ団の公演亜中止の脅迫状は、、、、姉想いの妹。 そして、2話も、バレエのみならず、相撲の蘊蓄が、一杯。 最後のオチの所では...
芸術探偵登場! 2話からなるのだが、、、最初から、バレエの蘊蓄が凄い! どうして、こんなに詳しいのだろうと、思えるほど、カタカナが、随時に出て来る。 名門バレエ団の公演亜中止の脅迫状は、、、、姉想いの妹。 そして、2話も、バレエのみならず、相撲の蘊蓄が、一杯。 最後のオチの所では、笑ってしまった。 回しは、洗わない物とは、、、、、 少し、蘊蓄だらけ、知らない事柄一杯で、読み終えるのに時間が掛かってしまった。(笑) エドガー・ドガの「エトワール」の表紙で、余計に、蘊蓄の深さを実感。
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