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虚像のアラベスク
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虚像のアラベスク

深水黎一郎(著者)

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虚像のアラベスク

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2018/03/02
JAN 9784041058732

虚像のアラベスク

¥220

商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2023/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

芸術探偵シリーズ第七作。 バレエをテーマに据えた中編二作品が展開されているはずだったのだが、どうやら踊っていたのはこっちだったみたい! ジャック・シラク 元フランス大統領 愛犬の名前に「スモウ」と付ける程の大相撲ファン。 wikipedeaより(本編130Pに出てくる実在人物) 読めば読むほど、あらゆる記述が大相撲に寄ってることに気付かされる。 読者、そして海埜にバレエの知識を入れるためにあるといって良い第一章、とてつもない労力をもって張られた大掛かりな仕掛けは最後に大爆発。 一切のシリアスを排除してギャグテイクで終わるのも深水作品の好きなところ。  メン・イン・ブラックたちの厳正なる協議の結果、深水黎一郎氏の完全勝利で今場所を終えます。

Posted by ブクログ

2021/03/18

「言葉を一切使わずに、全ての可動部分を使って必死に何かを表現しようとする姿には、それ自体感動を覚えませんか?」 僕がバレエを観ることが好きな理由が、この作中のセリフに表現されている。 深水さんがバレエ好きなのかは定かでないが、一編目「ドンキホーテ・アラベスク」はバレエへの愛に満...

「言葉を一切使わずに、全ての可動部分を使って必死に何かを表現しようとする姿には、それ自体感動を覚えませんか?」 僕がバレエを観ることが好きな理由が、この作中のセリフに表現されている。 深水さんがバレエ好きなのかは定かでないが、一編目「ドンキホーテ・アラベスク」はバレエへの愛に満ち溢れていて素晴らしい。 しかし、二編目は… 微かな違和感が、徐々に大きくなっていき、種明かしで脱力感だけが残る。 なんだかとんでもない中編集です。 読む人を選ぶかもしれないけど、僕は好き。

Posted by ブクログ

2019/05/26

2編目のオチは…これは反則でしょう(笑) エピローグも含めて。 読了後すべてを知った上で読み返してしまった。

Posted by ブクログ