NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版 の商品レビュー
良い本だった。人間の神経系は、現代に生きる我々が幸福になるように十分なチューンナップがされていない。古くは宗教や、最近は学問が、その問題をなんとか良くしようと苦闘してきた。本書において紹介されているNVC(Nonviolent Communication)もひとつの成果だと思う。...
良い本だった。人間の神経系は、現代に生きる我々が幸福になるように十分なチューンナップがされていない。古くは宗教や、最近は学問が、その問題をなんとか良くしようと苦闘してきた。本書において紹介されているNVC(Nonviolent Communication)もひとつの成果だと思う。今回の学びが、自分の人生に良い影響を与えてくれますように。
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コミュニケーショントレーニングをいくつか受けてきたけれど、私はこの考え方が一番しっくりきた。 事実、感情、ニーズ、リクエストのフレームを意識することで、分かり合えない他者と互いの世界を共有できるように感じた。大切な人とのパートナーシップを育むために、実践していきたい。
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これは時と場合によると思いながら読んでいた。 ここまでできるようになるには訓練が必要だと思うし、 話を聞かないで逃げる人もいると思ったから。 でも、コミュニケーションに完璧さを求めていたら 何もできなくなってしまうのでコミュニケーションの根本を教えてくれた本だと感じた。 ちょう...
これは時と場合によると思いながら読んでいた。 ここまでできるようになるには訓練が必要だと思うし、 話を聞かないで逃げる人もいると思ったから。 でも、コミュニケーションに完璧さを求めていたら 何もできなくなってしまうのでコミュニケーションの根本を教えてくれた本だと感じた。 ちょうど最近親との喧嘩で実践した。 普段かかわるとき側から見れば普通の仲良い親子のように見える。しかし、私が親に必要としていたこと(それこそこの本にあったように親から粗探しばかりされてうまくいったことは認められなかった)が満たされず20年間たまにある喧嘩は毎回お互いまともに話し合いをせず理解しようともしなかった。 だが、今回の喧嘩でこの本の怒りを表現するの項目を参考に自分が必要としていること全てを表した。 そうすると長年蓄積されたわだかまりは消え、お互い程よい距離感で接するようになった。 そもそも、こういう人なんだ、自分とは合わないんだ、 でも一緒に生活する上ではコミュニケーションは大事だからお互いが求めてることは話し合おうとなった。 来年1人暮らしを始めるため、それまではまたこの本の内容を実践していきたいし、他の人ともうまくコミュニケーションが取れるようになりたいと思った。 ただ、話をしないで逃げていく人にはどうすればいいんだろうと少し疑問に思う。
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すぐにイライラしてしまうことも多いし、人の言動に影響されることが多いから、この本はひとつの考える種になる気がする。
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7つの習慣の第5の習慣である『まず理解に徹し、そして理解される。』の具体的な実践方法が書かれていた。(7つの習慣信者ではないが、体系だって理解する時に例として用いやすいため書いてます) 私は自分の感情を言葉にするのが下手で、ただそれを察してくれる文化を美徳としていたし、全てを伝え...
7つの習慣の第5の習慣である『まず理解に徹し、そして理解される。』の具体的な実践方法が書かれていた。(7つの習慣信者ではないが、体系だって理解する時に例として用いやすいため書いてます) 私は自分の感情を言葉にするのが下手で、ただそれを察してくれる文化を美徳としていたし、全てを伝えることはつっけんどんだと考えていた。ただ全てを伝えるという意味が、自分の要求を満たすためにわがままを言うことのように捉えていたことを、この本を読んで認識した。本書では言葉を用いて相手とコミュニケーションを取る方法について記載されている。文章にしてみると普段当たり前のようにしていることだが、その当たり前をきちんと理解し、使いこなすことで、相手を理解するだけでなく相互に繋がりを感じることができるようになり、最後には自分の内面とも繋がれるようになると強く確信できる方法が記載されていた。マインド系でありがちな、冗長的に書かれていてる本が多い中、この本はきちんと体系立てて記載されている点でも、読み返しやすく、学びやすい本であると思う。ぜひ人生で身につけたい。
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「あなたは○○をしてくれない」「してるさ!」「してない!」 ドラマでも実生活でもよく見られる典型的なすれ違いだ。 なぜこのようなすれ違いが起きてしまうのか、そしてそのすれ違いとはどう向き合うべきなのか。 評価と感情を分ける。 そのために観察し、感情を突き止め、ニーズを明らかにし...
「あなたは○○をしてくれない」「してるさ!」「してない!」 ドラマでも実生活でもよく見られる典型的なすれ違いだ。 なぜこのようなすれ違いが起きてしまうのか、そしてそのすれ違いとはどう向き合うべきなのか。 評価と感情を分ける。 そのために観察し、感情を突き止め、ニーズを明らかにし、要求していく。そのプロセスは一見まどろっこしいが、あくまで"I"の観点で物事を捉え、共感し働きかけて行くアプローチは効果的であるように思える。 この本には豊富な事例が紹介されているが、この聞き方で本当にうまく進められるのだろうか、という点には疑問が残る、というのは正直なところだ。ここまで感情を顕にしない、静かな抵抗がある関係性ではどうなるのかー。
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NVCとは日本語にすると非暴力コミュニケーション。 本を読むと我々が日常でいかに無意識に暴力的なコミュニケーションを行っているかがわかる。 自分自身、コミュニケショーンの取り方は不得意ではないという位の気持ちはあったがこの本を読むことでかなり多くの部分を省みる必要性があること...
NVCとは日本語にすると非暴力コミュニケーション。 本を読むと我々が日常でいかに無意識に暴力的なコミュニケーションを行っているかがわかる。 自分自身、コミュニケショーンの取り方は不得意ではないという位の気持ちはあったがこの本を読むことでかなり多くの部分を省みる必要性があることがわかった。 具体例を出しながら説明しているので非常に納得出来るし、自分が陥りやういコミュニケーションの罠にすぐ気づくことが出来る。 非常に良い本だと思います。
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コミュニケーションの当事者としてのNVCの他に、調停者としてのNVCがある事を知った。まずは当事者として自身の内なる葛藤を解決していこう。
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相手と自分自身へのコミュニケーションのあり方を見直す上で非常に参考になった。相手に苛ついたり否定的な感情を抱くのは、自分が相手に抱く期待からずれたり、期待よりも下の答えが返ってくるからであると、筆者は主張する。そして、感情的に自分の感情や意見を伝えるのではなく、「何が自分をその感...
相手と自分自身へのコミュニケーションのあり方を見直す上で非常に参考になった。相手に苛ついたり否定的な感情を抱くのは、自分が相手に抱く期待からずれたり、期待よりも下の答えが返ってくるからであると、筆者は主張する。そして、感情的に自分の感情や意見を伝えるのではなく、「何が自分をその感情にさせ、何を相手に期待していたのか」を伝えることこそ、良好な関係性を構築する重要なステップであると、本書では繰り返す述べられている。 このコミュニケーションのやり方は、私も以前に実践して、大きな効果があった。それはある日に友人より、「仕事に価値を見いだせない。自分が今の仕事に向いてるし、成果も出せているけど、意義を見いだせない」と相談されたときだ。この相談を受けて、わたしは「自分の強みを仕事に活かせてるけど、意義を感じれないやね。おれに相談してくれたのは非常に嬉しい。ほんで、おれに相談するのを通して、どんな言葉を言ったり、どういう感情になることを期待してるの?」と質問した。そこから彼は、自分が求めている期待を教えてくれ、一緒に今後のキャリアを前向きに考えることが出来た。 言葉や感情の背後には、常に自分や相手への期待がある。だからこそ、自分や相手の感情や言葉を注視して、何を期待しているかを適切に把握することが大切だと本書より学んだ
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相手を評価したり決めつけたりするのではなく、自分が抱いている感情と自分が必要としていること(ニーズ)に耳を傾ける、という考え方。感情にフォーカスする、ということをそもそもやらないことが多いように感じるし(特にビジネスの場面では)、その奥のニーズとなると、認識できていないまま感情に...
相手を評価したり決めつけたりするのではなく、自分が抱いている感情と自分が必要としていること(ニーズ)に耳を傾ける、という考え方。感情にフォーカスする、ということをそもそもやらないことが多いように感じるし(特にビジネスの場面では)、その奥のニーズとなると、認識できていないまま感情に振り回されている気がする。 4つのプロセスは常に意識したい、やり続けたいこと。 (1)観察(Observations) (2)感情(Feelings) (3)必要としていること(Needs) (4)要求(Requests) 自らを責めたり評価したりせず「自分がどうであるか」を明確に表現するには、トレーニングが必要だな、と改めて思う。 そしてこの考え方を共有することもとても大事。NVC[Non-Violent Communication(非暴力コミュニケーション)]のプロセスを実践する人が増えることで、自分も周りも心の安寧を得やすくなる。手法であり、コミュニケーションそのものの質的変化にもつながる。
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