鬼煙管 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まさか・・・という思いで終盤は半ば呆然としながらの読書。武蔵はなぜ会ったばかりの女性にそこまで入れ込んだんだろう。想いとは今も昔も男女問わず怖い。そして悪い奴は今も昔も悪い。どんなけの無関係の人を巻き込むんだろう。その犠牲が余りにも大きくて、止められない源吾達の苛立ちがこちらにも伝わってきました。その人が居なくなったからこその、銕三郎の覚悟と悲しみ。仏にも鬼にもなれるのだらか今も人気があるはずです。深雪の出番は少なめ。でも新之助とのコンビは健在と知れニヤニヤと。それにしても源吾、なかなか父にならないなぁ。
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第四弾 舞台は京に、復讐に取り付かれた男を操る?土御門 長谷川平蔵が命を懸けて京を守り、息子の成長に託す 京でも淀藩火消しと好を通じる
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京都奉行長谷川平蔵は、火を用いた奇怪な連続殺人を止めるため、最も頼りにする江戸の火消し、松永健吾を京に呼び、真相に迫るが…。 待望の第4巻が出たので、早速本作を手に取りました。 今回は、京都が舞台、ストーリーは、謎を解いていくミステリー仕立てと、今までとはちょっと違った...
京都奉行長谷川平蔵は、火を用いた奇怪な連続殺人を止めるため、最も頼りにする江戸の火消し、松永健吾を京に呼び、真相に迫るが…。 待望の第4巻が出たので、早速本作を手に取りました。 今回は、京都が舞台、ストーリーは、謎を解いていくミステリー仕立てと、今までとはちょっと違ったぼろ鳶組の活躍を見ることができました。 いつものメンバーが今回は、出番がないので少し残念ですが、その分、後の鬼平である鉄三郎が健吾とコンビを組んで活躍し、見逃せない展開でした。 クライマックスでは、題名の意味が伝わってきて、胸が熱くなりました。 プロローグとエピローグの父子のエピソードもこの物語に深みを与え、読後感も爽快でした。
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