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鬼煙管 の商品レビュー

4.4

53件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

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    19

  3. 3つ

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2022/07/01

奇怪な事件を解決するのを手伝って欲しいという長谷川平蔵の依頼に応えるために京都へ行く源吾たち。 現代でも充分驚くようや化学知識を使った火付けに手を焼くものの、この背後には哀しい出来事と醜い魂胆があった。 それにしても長谷川さん格好つけ過ぎですよ、と言いたい。

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2022/06/25

「羽州ぼろ鳶組」の4冊目。 今回は、都を混乱に陥れている火を用いた奇っ怪な事件を止めるため、京都西町奉行長谷川平蔵が頼りとする源吾を京に呼ぶところから始まるお話。 櫂五郎が操る船で大坂を経由して星十郎、武蔵とともに京都に入った源吾らに、平蔵とその息子・銕三郎の関係、火消道具を扱...

「羽州ぼろ鳶組」の4冊目。 今回は、都を混乱に陥れている火を用いた奇っ怪な事件を止めるため、京都西町奉行長谷川平蔵が頼りとする源吾を京に呼ぶところから始まるお話。 櫂五郎が操る船で大坂を経由して星十郎、武蔵とともに京都に入った源吾らに、平蔵とその息子・銕三郎の関係、火消道具を扱う絡繰り師「水工」利兵衛の秘めた謎などが絡み、いつもとは異なりじりじりと話が進む。中盤までは、弓矢を引き絞りギリギリまで解き放たない、そんな緊張感。 そして、それが解き放たれるや否や、またしても怒涛の展開だが、下手人と対峙する武蔵の姿に火消しの第一義を思い出す源吾の姿が白眉。 と思っていたら、その後の思いもかけぬ平蔵の姿はそれを上回り涙を誘う。終章の挿話がまた泣ける。

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2022/06/19

平蔵〜〜(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) カッコ良すぎる!もう号泣‼︎ 序章&終章が良すぎて全部持ってかれた‼︎ 何なの?どんどん面白くなるんですけど? また今日も寝不足です(_ _).。o○

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2022/06/16

やりやがった! 謎多き火付け「火車」と対峙する京都西町奉行長谷川平蔵を助けるべく星十郎と武蔵を伴に京へと旅立つ源吾 大好きな深雪殿と新之助が江戸で留守番とあっては今作は期待出来ないなという拙僧の予想を軽く覆してきました! 新たな魅力的な登場人物と共に京のまちを舞台に暴れまわ...

やりやがった! 謎多き火付け「火車」と対峙する京都西町奉行長谷川平蔵を助けるべく星十郎と武蔵を伴に京へと旅立つ源吾 大好きな深雪殿と新之助が江戸で留守番とあっては今作は期待出来ないなという拙僧の予想を軽く覆してきました! 新たな魅力的な登場人物と共に京のまちを舞台に暴れまわる命を護る火消し源吾を待ち受ける驚愕のラスト! 父と子の想い出の向こう側に見える鬼の平蔵こと長谷川平蔵宣雄の生き様に魂が震えるシリーズ第4巻! 羽州ぼろ鳶組『鬼煙管』!! 刮目せよ!!!(ババーン) (次回予告か!)

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2022/04/04

舞台は江戸から京都へ。 火にまつわる不可解な現象ということで、京都西町奉行長谷川平蔵に火消しの源吾らが呼ばれた。 本作では、これまでの江戸の活躍とはひと味違った活躍が見れました。 個人的に、星十郎の謎解きが毎回楽しみ。 田沼様、平蔵さんのお人柄も好き。お二人とも素敵すぎます! ...

舞台は江戸から京都へ。 火にまつわる不可解な現象ということで、京都西町奉行長谷川平蔵に火消しの源吾らが呼ばれた。 本作では、これまでの江戸の活躍とはひと味違った活躍が見れました。 個人的に、星十郎の謎解きが毎回楽しみ。 田沼様、平蔵さんのお人柄も好き。お二人とも素敵すぎます! 本作も手に汗握る展開でハラハラし通しでした。さて、これからどうなるのやら…。 涙、涙でハンカチを片手に読みました。 今後がますます楽しみです。

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2022/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現代のタバコは嫌いだけど、煙管って粋だなあ ひたすら男たちがかっこいい… 手紙でしか登場しない深雪もぐっとくる。 源吾が、町中で料理のにおいから深雪の手料理が食べたくなるシーンが好き。

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2022/02/13

京都で火車の仕業だと恐れられる連続不審火 謎を解くため平蔵は源吾達を呼んだ これはあかん!泣きながら読んだ 平蔵様の子を思う気持ち 人を守る優しさに胸を打たれた 子供の素直な言葉が胸に刻まれる 弾馬と源吾の相性もよくて気持ちがいい 深雪さんの2通目手紙は面白くてでも切なくな...

京都で火車の仕業だと恐れられる連続不審火 謎を解くため平蔵は源吾達を呼んだ これはあかん!泣きながら読んだ 平蔵様の子を思う気持ち 人を守る優しさに胸を打たれた 子供の素直な言葉が胸に刻まれる 弾馬と源吾の相性もよくて気持ちがいい 深雪さんの2通目手紙は面白くてでも切なくなった 読んだ後にもう一度序章と終章を読むとすごくくるものがある(ノ_<)

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2021/11/22

内容(「BOOK」データベースより) 「人も同じ、身分は違えども煙草の銘柄ほどのもの」煙管の吸い口を見つめ、平蔵は人の儚き生を思い、正義と悪との境を憂えていた―。京都西町奉行長谷川平蔵は、火を用いた奇っ怪な連続殺人を止めるため、最も頼りにする江戸の火消、松永源吾を京に呼ぶ。源吾は...

内容(「BOOK」データベースより) 「人も同じ、身分は違えども煙草の銘柄ほどのもの」煙管の吸い口を見つめ、平蔵は人の儚き生を思い、正義と悪との境を憂えていた―。京都西町奉行長谷川平蔵は、火を用いた奇っ怪な連続殺人を止めるため、最も頼りにする江戸の火消、松永源吾を京に呼ぶ。源吾は平蔵の息子・銕三郎と真相に迫るが、やがて銕三郎が暴走し―。勇壮な男たちが京の街を駆け抜ける! 令和3年11月18日~21日

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2021/10/22

シリーズ4作目は京都が舞台。 これまでで一番スピード感があり一気読み。 関西人なので、源吾と弾馬の掛け合いの 微妙にかみ合わない感じがおかしかった。 笑いあり、涙あり。 プロローグとエピローグも秀逸。

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2021/10/15

長谷川平蔵(鬼平の父)が京都奉行に昇進し、そこの不審火に手を焼いて源吾と星十郎に助けを求めた。よってこの巻は京都が舞台となる。後の鬼平になる鐵三郎や蟒蛇こと弾馬や武蔵などの活躍の中、長谷川平蔵が殉死する。

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