定年オヤジ改造計画 の商品レビュー
ジイジが素直に、意見を聞いて、自分を変えていく姿に、ほっこりしました。凝り固まった考えを変えていく姿に尊敬もしました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
定年オヤジ。女は母性があるから赤ちゃんが何故泣いてるのかわかる、男には無理、などなどまだこんな考えの人がいるのか?と思うのですけどいるでしょうねきっと、いや絶対います。本書は半分読んでもまだこのオヤジは母性が云々と言ってます。期待を裏切らないオヤジです。世の中の頭が昭和のままのオヤジ達に是非読んでほしいです。星を5つつけたかったのですが小説とは言えオヤジがムカつくので1つ減らしました〜!
Posted by
主人公の定年オヤジのセリフが、どれもこれもムカつくものばかり。いつの時代かと思うけど、平成の時代に、こんなオヤジいるかな…と、首を傾げながら読んだ。 手の施しようもないほど勘違いオヤジだった人が、最後には少しマシになった。 救いがあって良かったけど。 母性本能、母性愛、それで...
主人公の定年オヤジのセリフが、どれもこれもムカつくものばかり。いつの時代かと思うけど、平成の時代に、こんなオヤジいるかな…と、首を傾げながら読んだ。 手の施しようもないほど勘違いオヤジだった人が、最後には少しマシになった。 救いがあって良かったけど。 母性本能、母性愛、それですべて片付けないでよ、と腹立たしさ満載だった。
Posted by
ウチの旦那に読ませたかったなぁ 年齢に関係無く、こういう古い頭の中の男性は 多いんですよねー 外面は良くても、、、 「定年オヤジ」じゃなくても改造しないといけない人がたくさんいらっしゃる? この本を、本当に読まないといけないのは、 〇〇先生と呼ばれている方々?読まないだろう...
ウチの旦那に読ませたかったなぁ 年齢に関係無く、こういう古い頭の中の男性は 多いんですよねー 外面は良くても、、、 「定年オヤジ」じゃなくても改造しないといけない人がたくさんいらっしゃる? この本を、本当に読まないといけないのは、 〇〇先生と呼ばれている方々?読まないだろうなー
Posted by
垣谷美雨さんの作品はスカッとする! 封建的な男尊女卑を押し付けて家庭内で疎んじられる定年後の「ジジイ」が、孫のお守りを通じて周囲とも打ち解けていく理解のある「ジイジ」へ変わっていくストーリー。 序盤は常雄の時代錯誤な発言にイラッとしたけれど、保育園や公園でそれまでの生活で交わら...
垣谷美雨さんの作品はスカッとする! 封建的な男尊女卑を押し付けて家庭内で疎んじられる定年後の「ジジイ」が、孫のお守りを通じて周囲とも打ち解けていく理解のある「ジイジ」へ変わっていくストーリー。 序盤は常雄の時代錯誤な発言にイラッとしたけれど、保育園や公園でそれまでの生活で交わらなかった母親たちと交流して、違う考えに触れられたのが大きかったんだろうな。 退職後も家に閉じこもっていては良くないよ、と自分の父に伝えたい。 それにしても、イクメン気取りの和弘も見事なダメンズだったな。親の背中を見て子も育つということか…専業主婦家庭は子育てに手をかけられる分、子が甘やかされてしまうのかも。 女は家事育児して当たり前、と若い男性でも思っているのだとしたら…結婚したくないと思う娘・百合絵に共感する。育児によって総合職の仕事を手放すリスクの方が自分にとっては怖いから。
Posted by
面白かった。しかしいるんだな、こんな男と思ってしまうがザラにいると言う悲しい現実。世の中の亭主関白男共、この本を読んで改心せよ。
Posted by
すっごくおもしろい!家庭における男女のすれ違いをリアルに表現してます。 定年退職して悠々自適の人生を期待していた庄司常雄。しかし妻は自分を避けるし娘には非難される。男は仕事、女は家事育児、という世代の人だったのでしょう。おまけに常雄は、女性には母性本能があり、生まれつき家事育児の...
すっごくおもしろい!家庭における男女のすれ違いをリアルに表現してます。 定年退職して悠々自適の人生を期待していた庄司常雄。しかし妻は自分を避けるし娘には非難される。男は仕事、女は家事育児、という世代の人だったのでしょう。おまけに常雄は、女性には母性本能があり、生まれつき家事育児の才能が備わっていると信じ切っている。ひぇ~。 女性たちの憤りがかつての自分と重なって、わかってくれる人がいた、と救われた気がしました。同時に夫への怨みつらみも思い出しましたが…。 一方で、夫側にも悪気はなく、彼らなりのやり方で家族のために働いていたんだな、とも感じて、上述した夫への怨みも少し和らぎました。 夫を主人公にしたところが巧い。
Posted by
皆、自分の行動が正しいと思って生活している 相手に変わって欲しければ、その内容を伝えて気づいてもらう必要がある 定年退職という第二の人生の為、変われるチャンス! それには夫婦で話し合う事が第一歩だと思う
Posted by
いやはや、おもしろかった! 今どき常雄ほど間違っている人はいないとは思うが、部分的にでもこっそり賛同する人はいるのではないかとも思う。多くの方のレビューに「◯◯に読ませたい」とあるのはその表れでは? 私も、子育てや家事は「手伝う」ものと思っておられる全ての方々に読んでほしいと思...
いやはや、おもしろかった! 今どき常雄ほど間違っている人はいないとは思うが、部分的にでもこっそり賛同する人はいるのではないかとも思う。多くの方のレビューに「◯◯に読ませたい」とあるのはその表れでは? 私も、子育てや家事は「手伝う」ものと思っておられる全ての方々に読んでほしいと思う。 それにしても、登場人物一人一人の描写のなんとうまいこと。全ての登場人物の個性が光り、その状況のみならず空気感までありありと伝わってきた。常雄が改心するまでの経緯も丁寧で自然な感じがした。 初めは常雄の考えにイライラし通しだったが、最後は丸くおさまり、ほんわかした気分が残るよい読後感。
Posted by
実にリアルな物語だった。 女性と男性の感性の違いがひしひしと伝わる作品です。 「親の心子知らず」と言う言葉がありますが この本は「妻の心、夫知らず」と言った所でしょうか。 主人公は大手石油会社を定年退職した庄司常雄 常雄の妻、十志子(としこ)は夫に対するストレスから夫源病を患...
実にリアルな物語だった。 女性と男性の感性の違いがひしひしと伝わる作品です。 「親の心子知らず」と言う言葉がありますが この本は「妻の心、夫知らず」と言った所でしょうか。 主人公は大手石油会社を定年退職した庄司常雄 常雄の妻、十志子(としこ)は夫に対するストレスから夫源病を患い心療内科に通院中。 十志子の気持ちに終始共感しながら読み進め、又常雄・十志子夫婦の息子である和弘の妻、麻衣の思いも痛い程伝わる物がありました。 常雄の息子だけあり和弘も家事育児を全くしない夫。 やたら出て来る「母性」と言う言葉もこの2人が使うと嫌悪感しかありませんでした。 私自身も家族や知人が一人もいない県外での1人きりでの子育て経験者でその時の閉塞感や孤独、不安感、家事育児を全くしない夫と、麻衣と共通する部分がとても多かった事もあり、「あるある」が一杯で、この物語に登場する夫達(常雄・和弘)がいかに改造されて行くのか期待しながら読みました。 この作品は子供を持つ全ての男性諸君に読んで欲しい作品です。 読後感も良かったです。
Posted by