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もうすぐ絶滅するという煙草について の商品レビュー

3.6

19件のお客様レビュー

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2026/03/24

僕は煙草を吸ったことがないが故に、ずっと煙草への憧れがある。 総じて、筆者らは情けない大人という印象を受けたが、その情けなささえも羨ましく思うところもある。 煙草を一方的に嫌って否定するしっかりした風のオトナより、情けない喫煙者のほうが人間らしくていいのかもしれないなあ。

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2025/11/30

 芥川龍之介、開高健、澁澤龍彦、中井久夫ほか総勢42人の喫煙者のエッセイです。  煙草愛が溢れたり、禁煙に苦しんだり、嫌煙の話もあります。  最近、外で煙草を吸うのがウマい季節になったのと、共読仲間からテーマ読書のお題として「煙草」が挙げられて読むことになりましたが、面白かっ...

 芥川龍之介、開高健、澁澤龍彦、中井久夫ほか総勢42人の喫煙者のエッセイです。  煙草愛が溢れたり、禁煙に苦しんだり、嫌煙の話もあります。  最近、外で煙草を吸うのがウマい季節になったのと、共読仲間からテーマ読書のお題として「煙草」が挙げられて読むことになりましたが、面白かったです。 よかったところは、例えば、 原田宗典さんのエピソードで、小学生のとき、煙草を買いに行かされていて、妹もついてきたがったけど、来るんじゃないと泣かしていたが、のちに妹はしっかり自立したんだけどという話が面白かったり、(妹は、もちろん作家の原田マハさんです。) 「ストレス解消とはマイナスから出発してゼロに近づく行動である。そしていくらゼロに近づけようとしても、ゼロにはならず、マイナスのままに留まる。それをゼロにしようとする行動はますます強い渇きを生むであろう。手段が何であれ同じである。」(精神科医、中井久夫さん) ⇒ストレス解消について、煙草ともお酒とも「別れ」た中井久夫さんのこの言葉も深みがあってよかったです。 また、余白派?の私としては、聞き捨てならない文句がありました。 「わたしにとって煙草とは、日常の時間に「空白」を作り出してくれる仕掛けなのである。」(批評家、松浦寿輝さん) ・・・やっぱり自分には空白の仕掛けが欠かせないようです。ぷかぷか。

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2025/06/14

ええ、吸ってますよ ってな事で、『もうすぐぜつめつするという煙草について』 著名な作家さんから色んな有名な方々の煙草に纏わる煙たいアンソロジー。 昔の方々の煙草についての紫煙な戯言など、煙草を吸わない人にとっては大変煙たいお話。 わしもは吸ったり止めたりで吸う人吸わない人...

ええ、吸ってますよ ってな事で、『もうすぐぜつめつするという煙草について』 著名な作家さんから色んな有名な方々の煙草に纏わる煙たいアンソロジー。 昔の方々の煙草についての紫煙な戯言など、煙草を吸わない人にとっては大変煙たいお話。 わしもは吸ったり止めたりで吸う人吸わない人の気持ちもよく分かるつもり。 確かに止めるに越した事は無いけど、喫煙所での談話や煙を燻らす文化の中に様々な生き様、繋がり出来事が有るんよね バイク乗らない人には分からないあの風と一体に成れる感覚と言うやつとかと似とるかな❓ まあ、最近は電子タバコに変えてから紙タバコが不味く感じるし臭いが臭い、吸った後は毎回手を洗うなど面倒臭い事が減ったから良かったかなっと。 ジミヘンのパープルヘイズを聴きたくなるのはわしだけかな 2025年16冊目

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2024/12/05

古今東西、タバコにまつわるエッセイのアンソロジー。 1部はタバコへの愛、2部はタバコの規制について、3部は禁煙と、 全方向へ配慮した内容なのかもしれないが、 本の中くらい、タバコ愛だけを大いに語るくらいいいんじゃないのと思う。

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2024/04/09

体に悪い、周りに迷惑、そんなことは百も承知、そういう今昔のタバコエッセイばかりを集めた一冊。わかっちゃいるけどやめられない人たちの言い訳集。人間の愚かさと弱さの象徴。どこか深遠な何かも感じます。 私の好きな作家陣はことごとく喫煙者だった。 ■中島らも 後ろめたさがタバコの旨さに...

体に悪い、周りに迷惑、そんなことは百も承知、そういう今昔のタバコエッセイばかりを集めた一冊。わかっちゃいるけどやめられない人たちの言い訳集。人間の愚かさと弱さの象徴。どこか深遠な何かも感じます。 私の好きな作家陣はことごとく喫煙者だった。 ■中島らも 後ろめたさがタバコの旨さに拍車をかける。 ■谷川俊太郎 人間の愚かさの証。非衛生的な人類が愛おしい。 ■澁澤龍彦 パイプはアレの象徴。パイプが変態的アイテムに見えてくる。 ■安部公房 喫煙とは、その時間を吸っているのであり、時間の変質と心理偽装である。 ■筒井康隆 早死してもいいから吸いたい。 ■金井美恵子 大論文の後、結論は「私はタバコをやめる気は当然ありません」 ■内田百閒 幼稚園からの喫煙者。筋金入りでした。

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2023/07/23

喫煙は中毒で病気のひとつとも言える。が、性癖のようでもある。フェチズムだ。とはいえ犯罪者のように白い目で見られる現代、そのフェチズムはもはや一般社会から疎外される変態行為に近いものがある。そんなマイノリティ、愛煙家たちが織りなす個々の煙草物語。喫煙者をただただ狂信的に嫌悪する人々...

喫煙は中毒で病気のひとつとも言える。が、性癖のようでもある。フェチズムだ。とはいえ犯罪者のように白い目で見られる現代、そのフェチズムはもはや一般社会から疎外される変態行為に近いものがある。そんなマイノリティ、愛煙家たちが織りなす個々の煙草物語。喫煙者をただただ狂信的に嫌悪する人々には読むことすら難しいだろうが、彼らを一種の動物、もしくはそういう風に生きることが決まっている宿命の人、として客観的に喫煙者の生態を観察するとしたらなかなか充実した短編のラインナップであり図鑑であり歴史的な一作ではないだろうか。

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2020/11/05

ベストセラー作家でも、愛煙家は肩身が狭い…… もはや絶滅寸前のたばこ飲みたちが、たばこへの愛、喫煙者差別への怒り、禁煙の試みなどを綴ったユーモアとペーソス溢れる作品群。年々強まる嫌煙社会へ一石を投じる? 芥川龍之介から筒井康隆、内田樹、いしいひさいちまで。 作家と煙草、異色のアン...

ベストセラー作家でも、愛煙家は肩身が狭い…… もはや絶滅寸前のたばこ飲みたちが、たばこへの愛、喫煙者差別への怒り、禁煙の試みなどを綴ったユーモアとペーソス溢れる作品群。年々強まる嫌煙社会へ一石を投じる? 芥川龍之介から筒井康隆、内田樹、いしいひさいちまで。 作家と煙草、異色のアンソロジー。(アマゾン紹介文) 煙草で体を壊した身からすれば、特に前半の方々の元気の良さは羨ましい限り。なんともなければ続けてただろうしなぁ…。 ただ、「何も考えていない」だの「禁煙の始まりはファシズム」だの、強い言葉は白けてしまう。

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2020/08/29

タイトルは「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」へのオマージュか、芥川龍之介から いしいひさいちに至るまで、煙草に関するエッセイを集めたアンソロジー。 タイトルにある通り、現代日本において煙草は絶滅寸前。まあ、喫煙者のマナーの悪さが嫌煙、禁煙、その条例化に至った結果なので、...

タイトルは「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」へのオマージュか、芥川龍之介から いしいひさいちに至るまで、煙草に関するエッセイを集めたアンソロジー。 タイトルにある通り、現代日本において煙草は絶滅寸前。まあ、喫煙者のマナーの悪さが嫌煙、禁煙、その条例化に至った結果なので、自業自得と言えばそれまでなのだが、紙巻煙草や煙管、パイプ、葉巻といった文化が、自分の生きているうちに目の前で失なわれていくのは、少し哀しい気持ちがするものだ。

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2020/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

愛煙家の愛煙家による愛煙家のための本。 (僕も愛煙家) ブクログ☆評価で、初めて10をつけたいと思いました。 煙草への恋文、恋心を伝えるラブレターです。 理屈を超えた屁理屈もまた愛である。 いろいろな愛し方がある。それもまた人間。 愛煙家の方は必読です。カタルシスです。 非喫煙者はイライラするので、読まない方が良いです。

Posted byブクログ

2020/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タバコたばこ煙草( ´Д`)y━・~~ てっきりタバコが無くなる話かと思ってジャケ買い、 実は愛煙家を増やそうと目論んでる本だったとはww 作家のラインナップが面白い。 辞めたいなら火のついたタバコをくわえない事。 そりゃそうだ。

Posted byブクログ