僕と彼女の左手 の商品レビュー
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脱線事故のトラウマで医者の道を諦めかけていた時に出会った右手が麻痺して使えない女の子との出会いに寄って再生していく物語。 ピアノの話だからではないけど、リズム感良く心地よい文章であっという間に終わってしまった。親にとって子どもは生きているだけで希望の証なんだろう。最後のお母さんとの会話でそう思ったな。
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左手しか使えない彼女とぼく。 なぜ彼女は僕に構うのか。隠された事実は、僕の生きる理由だった。 ピアニストになりたい左手のさやこ。過去の列車脱線事故で助けた僕に、彼女は生きる理由をくれた。 純愛。登場人物が少なく、小さな山あり谷あり種明かしあり、ほどよい抑揚ですんなり読めた。 ドラマ化してほしい。
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この本の感想を書くのは私には難しいのでやめておくことにした。 でも一つだけ言えるのは音楽は人を支えてくれるってこと。 あと悪い本でもない。 良い本だった。
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小学生のときに遭遇した列車事故がトラウマとなり、医師として致命的な欠陥に向き合うことになった「僕」。その前に右手を麻痺した少女が現れ、「僕」は彼女と彼女が弾くピアノに魅せられていく。 静かでまっすぐな再生の物語。 さやこが弾くピアノを聴いてみたい。
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最近気になっている辻堂ゆめさん。 軸となる話も好きだし、ミステリー仕立てになっているのも面白い。さやこの強引さには少し引いてしまうところもあるけど、習が優しいのでなんとなく許せるかな。友達もいい人だし、なんだか幸せな気持ちになった。 左手だけのピアノ、聴いてみたいな。マスターのお...
最近気になっている辻堂ゆめさん。 軸となる話も好きだし、ミステリー仕立てになっているのも面白い。さやこの強引さには少し引いてしまうところもあるけど、習が優しいのでなんとなく許せるかな。友達もいい人だし、なんだか幸せな気持ちになった。 左手だけのピアノ、聴いてみたいな。マスターのお店もちょっと気になる。
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読みづらいなー、この作家さん、他の作品はもう少し読みやすかったから選んだのになーと思いながら読んでいたけど、終盤に一気に回収。 最後までちゃんと読んでください。 大丈夫だから。納得の読後感だから。
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わけあり医大生の主人公と、右手が動かない障害者の女の子が再会して、お互いの夢に向かって再び進む物語。 障害者の女の子は、色々不思議なところがあるが、読み進めていくうちに、その不思議なところが次々と分かっていくなど、恋愛小説なのに推理小説みたいなところがあって、面白かった。
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トラウマを抱えた医学部に通う男性が、ある時突然、右手の不自由な女性と出会う。 女性は左手だけで見事なピアノを弾き、男性はそのピアノに惹かれる。 最初に感じた不自然さは最後にちゃんと回収される。 綺麗なお話でした。
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主人公が医学部で色々な症例出てきたり、推理仕立てになっていて、主人公が最後の方で謎解きめいたことしたりするので、読んでいて知念実希人の作品かと錯覚する時があった。辻堂ゆめの作品、色んなタイプがあって、これが好み!というのが言いにくい作家さんだなぁと思う。基本は辻村深月に似てると思...
主人公が医学部で色々な症例出てきたり、推理仕立てになっていて、主人公が最後の方で謎解きめいたことしたりするので、読んでいて知念実希人の作品かと錯覚する時があった。辻堂ゆめの作品、色んなタイプがあって、これが好み!というのが言いにくい作家さんだなぁと思う。基本は辻村深月に似てると思ってます。この作品は頭の良い人の書いた作品という印象受けて、わりと好きだった(知らないこと沢山でてきたし)。
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ゆったりと2人の仲が深まっていく最初と比べ中盤に入っていくと一気に展開が進み、予想以上の伏線を回収していくテンポはぎりぎり読者を置いていかない絶妙なラインで手が止まらず面白かった。
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