僕と彼女の左手 の商品レビュー
後半のさらさら進む感じがすごく良くて あっという間にだーっと読んだけど、 最後の一文がどうしても理解できない。 どこかちゃんと読めてないのか… 気になっていろいろ調べたけど出てこないし、 わざとじゃないことはないよね? もやもや
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小五の時の脱線事故のトラウマで留年確定の医学生と生まれつき右手が動かず左手でピアノを弾き熟すさやこの交流。さやこの距離感に違和感があったから正体は予測の範囲内。押しの強さの理由はスッと納得出来て良かった。再読で更に納得しそう。さやこ母への手紙が釈然としない不躾感。でも報われるのか...
小五の時の脱線事故のトラウマで留年確定の医学生と生まれつき右手が動かず左手でピアノを弾き熟すさやこの交流。さやこの距離感に違和感があったから正体は予測の範囲内。押しの強さの理由はスッと納得出来て良かった。再読で更に納得しそう。さやこ母への手紙が釈然としない不躾感。でも報われるのかな。父親の死が重い。
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さよこ「これからよろしくお願いします」ふわりとした頬にふれたい。繋がった。お母さんん優しい。左手のピアニスト。良かったです。涙です。
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+++ 「明日から私の家庭教師をしてください」幼い頃遭遇した事故のトラウマで、医者の夢が断たれた僕。そんな時に出会ったのは、左手でピアノを奏でる不思議な子・さやこだった。天真爛漫な彼女にいつしか僕は恋心を抱くようになるが、同じ時間を過ごせば過ごすほど、彼女の表情は暗くなっていく。...
+++ 「明日から私の家庭教師をしてください」幼い頃遭遇した事故のトラウマで、医者の夢が断たれた僕。そんな時に出会ったのは、左手でピアノを奏でる不思議な子・さやこだった。天真爛漫な彼女にいつしか僕は恋心を抱くようになるが、同じ時間を過ごせば過ごすほど、彼女の表情は暗くなっていく。彼女はいったいどんな事情を抱え、僕のところへきたのだろうか。その謎が解けたとき、僕らはようやく最初の一歩を踏み出すことができる―。繊細な心理描写&精密なミステリを融合した、辻堂ゆめの傑作! +++ 幼いころ列車の脱線事故に遭い、壮絶な体験をし、さらに父を亡くしたことがトラウマになっている医大生の時田習と、清家さやこが出会う場面で、既にさやこの思惑は想像がついたが、それからのことは、思いもよらないことが多かった。事実がひとつずつ明らかにされるたびに、ひとつずつ腑に落ち、さらに二人を応援したくなる。ひとりではだめでも、二人なら乗り越えられることもあるだろう。哀しい過去の記憶を上回るくらいたくさんの幸せが二人にあることを祈りたくなる一冊である。
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幼い頃、電車の脱線事故に遭った医学生の時田。そのトラウマで医師の道を考え直すが、そんな時、右手が麻痺し左手のみでピアノを弾く少女、さやこに出会う。少女の謎を知った時、時田は…。音楽をからめた恋愛小説。ま、こんなものかな。うまく行き過ぎだけれど、後半・最後は一気に読ませた。優しさの...
幼い頃、電車の脱線事故に遭った医学生の時田。そのトラウマで医師の道を考え直すが、そんな時、右手が麻痺し左手のみでピアノを弾く少女、さやこに出会う。少女の謎を知った時、時田は…。音楽をからめた恋愛小説。ま、こんなものかな。うまく行き過ぎだけれど、後半・最後は一気に読ませた。優しさの物語。
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彼女の左手が紡ぐ悲しくも優しい嘘は、最後に僕を救う――。若手注目作家・辻堂ゆめが描く、甘く切ない青春&恋愛ミステリ!
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左手だけでピアノを弾く彼女。教員免許を取るために大学見学に来たと言うが実は…。ピアノの描写もあるけど、メインは医学部生の彼のほう。ヒーロー的行動をした結果、トラウマに負けそうになっている。甘々な恋愛ものでもあるけど、過去との向き合い方・励まし方は好感。
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書き下ろし 私が注目している若手作家の第5作目。これが一番引き込まれ、感動した。 主人公時田習は横浜の開業医の息子で私大医学部5年生。小学生の時に脱線事故に遭い、自分は助かって救助に働いたが、自分をかばった父を失っていて、病院実習中に鉄道事故で運ばれてきた患者が死んで、実習が...
書き下ろし 私が注目している若手作家の第5作目。これが一番引き込まれ、感動した。 主人公時田習は横浜の開業医の息子で私大医学部5年生。小学生の時に脱線事故に遭い、自分は助かって救助に働いたが、自分をかばった父を失っていて、病院実習中に鉄道事故で運ばれてきた患者が死んで、実習が続けられなくなっている。 ヒロイン清家さやこは、春日部の和菓子屋の娘。小児脳性麻痺で右手が動かないが、ピアノが好きで音大出のマスターが経営する近所のカフェでピアノを弾いていて、大学受験を目指している。 この二人の出会いによって、主人公はトラウマからの立ち直りと恋を得るという前半が終わって、幸せな気分に浸っていると、ふとプレリュードが暗示することに気づいて不安になってしまう。 後半が作者の真骨頂。ヒロインの嘘、出会いの時の主人公の真相。一気に読み終えさせられる。 辻堂ゆめ、直木賞作家になれる。
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腕が三本あるピアニストから見たら、、、 歌にしてもピアノにしても、超絶技法もすごいけど、心に響くかだな。 ボランティアをやっていたときに出会った人々を思い出しました。
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「僕と彼女の左手」 辻堂ゆめ ★★★☆☆ 「SmartNews」で毎日配信という新しい試みでした。 おかげで、「読書」カテゴリーは見ることにしました。このような新しい試みを行った、「SmartNews」と辻堂さんと出版社さんに拍手! 本作は、外れのないミステリーでおなじみの辻堂...
「僕と彼女の左手」 辻堂ゆめ ★★★☆☆ 「SmartNews」で毎日配信という新しい試みでした。 おかげで、「読書」カテゴリーは見ることにしました。このような新しい試みを行った、「SmartNews」と辻堂さんと出版社さんに拍手! 本作は、外れのないミステリーでおなじみの辻堂さんの青春作。 ただそこは、ミステリー女王、さすがです!予想外でしたよ。 ピアノの表現も音が聞こえてくるようなリズミカルな感じで躍動感がありました。もう少し敵がいればいいような気もしますが、心が綺麗でいいですね。浜辺美波さんで映画化ですかね。
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