僕と彼女の左手 の商品レビュー

辻堂ゆめ(著者)

2021/10/30

展開は読めたけど、表現が綺麗だしハッピーエンドだし読後感はいい感じ。
久しぶりの恋愛小説だけど青春のさっぱりした感じで読みやすかった。

でも途中のさやかの行動に対して理由を知ってもちょっと自分本位かな、とは思った。

2021/10/26

悲しい出来事に傷ついた習が、ここまで心を壊していたことに驚くと共に辛かった。

一方で、そこまで壊れた心でも人の優しさと愛情で修復していく可能性があることに希望が持てた。

でも、全部読んでから、ここまで心を壊していた習を、自分の夢のためとは言え長期間ほっといたさやこに驚いた。もしかしてっていう怖さの中で戦っていたのだろうか？

2022/04/21

音楽の描写が綺麗でした。
人と人の繋がりが素敵で、あっという間に読んでしまいました。
王道のラブストーリーではないけれど、やっぱりラブストーリーなんだなぁと感じる物語です。

2022/01/31

辻堂ゆめさんの本を、と思い借りた本。
左手だけでピアノをひくさやこと過去のトラウマがある習が、とても運命的につながっていたのかな、かんじた。
習がさやこに言った「明日を生きることに繋がる勇気や希望」を演奏からもらいたいのでは？というところが印象的だった。
本当に「明日を生きることに繋がる勇気や希望」を与えられるピアニストはいる、と最近思ったから。
大好きなピアノの話でスラスラ読めた。

2021/04/30

とってもふんわりとしたあったかい気持ちになれる物語だった
人間の弱い面を書き出しつつも
今回は悪い人が出てこない。
だんだんと主人公が変わっていく姿に嬉しさを覚えた。
この作家さんの本の中でおすすめの一冊

2021/03/29

時田習くんの性格が個人的にはすきでした。

なんなら、さやこちゃん（あやこちゃん）がちょっと苦手、、
思った事を自分の中で言葉を選ぶけど、どんどん声に出してしまうところや疑問に思った事をそのままにしておくところが嫌なとこ、読んでいて自分のことを書かれているようでした

2021/01/14

ふと　図書館で目に止まって借りて読んだ本ですが、とても好きな一冊になりました
優しくあたたかく明るいさよこだが強さを持っている。

たくさんの人に読んで欲しい。

2020/06/11

最後までスラスラ読んでクライマックス。後味も悪くない。けど最初から数ページ読み返す必要がある。なるほどね〜。
この作家さん特有。最初からしっかり読んどかないと。

2020/01/12

恋愛モノの小説かと思ったら、ミステリーでしたか！重たいテーマですが、重たく書かれていないので読みやすく、さらっと読めました。

2019/04/20

偶然だと思うような出会いから結ばれ、2人の過去が徐々に明らかになる。全ては12年前の事故がきっかけとなっている。もしもあの時、彼女が屋上に現れて居なかったら…。過去がどんな形であっても、自分がどんな姿だろうとも道は切り開ける。