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オーパーツ 死を招く至宝 の商品レビュー

2.7

50件のお客様レビュー

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2018/09/04

何度も書いているが、私はNHKの「幻解!超常ファイル」という番組が好きで、本書もオーパーツという言葉につられて読み始めた。 クリスタル・スカル(映画『インディ・ジョーンズ』のクリスタルスカルの話はシリーズ一の駄作だと思うが、それはまあいい)、黄金シャトル、恐竜、ストーンヘンジ.....

何度も書いているが、私はNHKの「幻解!超常ファイル」という番組が好きで、本書もオーパーツという言葉につられて読み始めた。 クリスタル・スカル(映画『インディ・ジョーンズ』のクリスタルスカルの話はシリーズ一の駄作だと思うが、それはまあいい)、黄金シャトル、恐竜、ストーンヘンジ......。 謎の物体がさらなる謎を呼ぶ。 出版社が宝島社なのも洒落ているじゃないか! 古城と水月というドッペルゲンガーによって引っ搔き回され、解かれる謎。 エピローグは大げさな印象も受けたが、古代文明やオーパーツはシリーズ化しやすそうなので、それを見越してかもしれない。 それに、古城がちゃんと鑑定をするところも見てみたい。 「じっちゃんの名にかけて!」とは『金田一少年の事件簿』の有名な決めゼリフ。 名探偵には、ワトソンのような助手の存在、そして決めゼリフがよく似合う。 本作では「すべてのPARTSは揃った」ときた! なんだかカッコつけすぎ! だが、繰り返されると、人は慣れてしまい、物足りなく感じるようで、決めゼリフを待つ自分がいた。 第3章での謎の少女は詳しく書かれていない。 謎のまま終わった。 心残りではあるが、これも次作への布石かもしれない。 二人の掛け合いが軽妙なのもよかった。

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2018/09/04

起こる事件のトリックは予想外で驚くようなことが 多く、とても面白かった(*ˊ˘ˋ*) 鳳水月と古城深夜の絡み(やり取り)も笑えるような所が 多かった(๑°꒵°๑) ただ、基本的に少し回りくどく書かれていたり、 恐竜の本だったかと思うくらい恐竜についての 話が長くかかれていたりして...

起こる事件のトリックは予想外で驚くようなことが 多く、とても面白かった(*ˊ˘ˋ*) 鳳水月と古城深夜の絡み(やり取り)も笑えるような所が 多かった(๑°꒵°๑) ただ、基本的に少し回りくどく書かれていたり、 恐竜の本だったかと思うくらい恐竜についての 話が長くかかれていたりしており、 その点は読みにくかったように感じた( ´・ω・`)

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2018/07/29

オーパーツに興味があったので読んでみたけれど、すごくアニメっぽかった。荒唐無稽で現実離れしているし、登場人物のいちいち面倒くさい大仰な感じも付いていけない。小中学生向け?

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2018/08/02

2018年「このミステリーがすごい!大賞」大賞受賞作。初読み作家。 貧乏学生の鳳水月は、同じ大学に通う自らにそっくりな男・古城深夜に出会う。古城は自らを世界を股にかけるオーパーツ鑑定士だと名乗り、鳳に接近する。オーパーツに絡む密室殺人トリックを2人は解決出来るのか。。。 オーパー...

2018年「このミステリーがすごい!大賞」大賞受賞作。初読み作家。 貧乏学生の鳳水月は、同じ大学に通う自らにそっくりな男・古城深夜に出会う。古城は自らを世界を股にかけるオーパーツ鑑定士だと名乗り、鳳に接近する。オーパーツに絡む密室殺人トリックを2人は解決出来るのか。。。 オーパーツという言葉を初めて聞いたのと、このミス大賞ということで期待しすぎたか・・・漫才のような掛け合いは面白いものもあるが、オーパーツの考古学的な流れに話に寄せてもよかったのでは。

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2024/04/03

「オーパーツ 死を招く至宝」 蒼井碧 ★★★☆☆ すごく軽妙です。 受賞時のタイトルは「十三髑髏」だったので、超超本格派なのかと思っていたので若干肩透かしです。 そりゃ改題するわな。「オーパーツ探偵」の方がいいもの。 中身は4作の短編からなる連作ですが、中身はやっぱり軽いです。...

「オーパーツ 死を招く至宝」 蒼井碧 ★★★☆☆ すごく軽妙です。 受賞時のタイトルは「十三髑髏」だったので、超超本格派なのかと思っていたので若干肩透かしです。 そりゃ改題するわな。「オーパーツ探偵」の方がいいもの。 中身は4作の短編からなる連作ですが、中身はやっぱり軽いです。 読者をひっかけるようなことはなくて、素直に犯人や手口が登場します。全然迷いません。 姉を含めて登場人物の掛け合いとかは、面白いのでも少しネタが増えれば連ドラもイケるかも! 古畑任三郎をもっともっともーーーーーーーっと若くした感じですかね。いや追い込み方が違うか。まぁとにかく演出しだいで化けるかな。 トリックに関しては、かなり物理てきで無理やりです。 好き嫌いはわかれるだろうな。 「このミステリーがすごい!」大賞シリーズは好きなので、2013年以降の大賞はほぼ読みましたが、本作は飛びぬけて異色です。よく大賞受賞できたな。

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2018/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

構成は本格ミステリだが、かなりライト。 実際のオーパーツの紹介もしているので、検索して写真を見ながら読むと面白い。

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2018/06/15

2018年『このミス』大賞受賞作。 オーパーツ鑑定士、古城と鳳が身内まで見間違うほどに瓜二つ、など諸々の設定が必要なのだろうか? もう少し展開を変えれば面白くなるのかもしれないけど、本作では何が言いたいのか。。残念

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2018/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

貧乏大学生・鳳水月(おおとりすいげつ)の前に現れた、顔も骨格も分身かのように瓜二つな男・古城深夜(こじょうしんや)。 鳳の同級生である彼は、OOPARTS(オーパーツ)――当時の技術や知識では制作不可能なはずの古代の工芸品――の、世界を股にかける鑑定士だと高らかに自称した。 水晶の髑髏に囲まれた考古学者の遺体、夫婦の死体と密室から消えた黄金のシャトル……謎だらけの遺産に引き寄せられるように起こる、数多の不可解な殺人事件。 難攻不落のトリックに、変人鑑定士・古城と巻き込まれた鳳の“分身コンビ"の運命は? (アマゾンより引用) 何だかよく分からないままに終わった。 結構期待してただけに、意味の分からん終わり方にはちょっとガッカリ

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2018/05/17

選評は褒めているが すぐに犯人が読める展開、 象の墓場の不思議な使い方、 そもそも二人がそっくりである必要性、 弟そっくりの男といちゃつくか⁇な姉、 などなど、正直?がいっぱい。 文章はなのでとか入らない割としっかりした ものだけど無理に古城に喋らせる言葉が 若干浮いている感じも...

選評は褒めているが すぐに犯人が読める展開、 象の墓場の不思議な使い方、 そもそも二人がそっくりである必要性、 弟そっくりの男といちゃつくか⁇な姉、 などなど、正直?がいっぱい。 文章はなのでとか入らない割としっかりした ものだけど無理に古城に喋らせる言葉が 若干浮いている感じもある。 そもそもオーパーツがあんまり関係ない… 鑑定もよくわからない。

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2018/05/16

オーパーツとミステリの融合的なものを期待したんですが、これ別にオーパーツである必要もあんまりないな・・・というか、トリックを見る限り完全にバカミス的ななにかなのではないだろうか?でも作中の人物たちは深刻そうにしてるし・・・笑うところなのか真面目なのかさっぱりわからない。 なんかこ...

オーパーツとミステリの融合的なものを期待したんですが、これ別にオーパーツである必要もあんまりないな・・・というか、トリックを見る限り完全にバカミス的ななにかなのではないだろうか?でも作中の人物たちは深刻そうにしてるし・・・笑うところなのか真面目なのかさっぱりわからない。 なんかこう、キャラものっぽくも書かれてるけどどれをとっても中途半端な印象。シリーズ化はちょっとやめといた方がいいんじゃないですかね?

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