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憑き御寮 よろず建物因縁帳 の商品レビュー

3.9

38件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2026/04/01

だんだんホラー感が強くなってきた。 昔は現代の私たちでは想像もできないようなことが普通に行われていて、女性の扱いなんてほんとひどかったんだろう。 それにしても、祈祷師が一番許せない! 当時はこんなことが当たり前に行わていたかと思うといたたまれない。

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2026/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3巻目。春菜の忌み嫌う長坂(パグ男)がとうとうやってしまった。仙龍の父が封印したはずの札を破ってしまい、挙句の果て職人が二人亡くなってしまった。狐憑きとして罠にはまったマサ、出自の関係で本家とうまくいかないりん、りんを姉と慕う己亀。時代背景と共に、マサとりんの確執が本家を巻き込み悲劇と因縁を増幅させる。謎の女、珠青の出現で春菜の仙龍に対する恋心が出たりでなかったり。棟梁も職人気質でいて良いキャラだし、雷助和尚やコーイチ、小林教授もいい味でてるし、巻を重ねるごとに面白くなってきた。

Posted byブクログ

2025/12/05

今回は、すでに博物館となった旧家の改修工事に伴う怪異。 いつものメンバーが臨むものの、職人が次々と亡くなり、展示品には何故か同じ文字が書かれている。 家系図に埋もれた女の怨念を鎮めるための奇策は「見立祝言」。 発想としては違うけれど、芦沢央『魂婚心中』で描かれた死後婚の風習を思...

今回は、すでに博物館となった旧家の改修工事に伴う怪異。 いつものメンバーが臨むものの、職人が次々と亡くなり、展示品には何故か同じ文字が書かれている。 家系図に埋もれた女の怨念を鎮めるための奇策は「見立祝言」。 発想としては違うけれど、芦沢央『魂婚心中』で描かれた死後婚の風習を思い出しました。 私はもっと土地や建物そのものに絡む因縁を読みたい気もするんですが。 この先の巻でどう広がっていくのか、期待しています。

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2025/07/23

オーディブル視聴。 嫉妬や妬み嫉み…そんな感情渦巻く女達の人間関係や、時代ならではの過酷さややるせなさ。薄暗くも読後感が良い。

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2025/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は嫉妬と妬みがメイン感情ですかね。 春菜がちょっとずつ自覚していく感情とリンクしているので、呼んでいて感情移入しやすいかんじがしました。 因果で結ばれた縁、解くのは容易ではないですね。 憑き物筋の解釈は面白いなぁと思いました。 今だから科学的に分かっている事でも、昔は理解不能な事ばかりで神やモノノ怪の領分。 差別や迫害の悲しい歴史ですね。

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2025/04/07

怖かった。今までの2作も怖くも悲しかったけど、今回のは凄かった。今作に出てきた名刺を出さない高山刑事はもしかして、あの高山ケイジ?読み終わったあとの作品タイトルは面白いし、凄いといつも思う。

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2025/03/01

シリーズ3作目。 今回は座敷牢に囚われたある少女の強い憎しみ、怒り、欲望、執着がとても恐ろしく描かれてました。 今回は狐憑きや憑き物筋がテーマだったけれど 昔は迷信を信じすぎたことによって、 地域での差別や性被害など実際にもあったのではないかと色々と考えることができました。 ...

シリーズ3作目。 今回は座敷牢に囚われたある少女の強い憎しみ、怒り、欲望、執着がとても恐ろしく描かれてました。 今回は狐憑きや憑き物筋がテーマだったけれど 昔は迷信を信じすぎたことによって、 地域での差別や性被害など実際にもあったのではないかと色々と考えることができました。 同じ女性ですが、女同士の憎しみ、怒り、嫉妬ほど 恐ろしいものはないのかもと思ってしまった(^^;; 何事も執着しすぎず、生きていきたいなぁ この作品の好きなポイントは、過去の歴史を振り返っていく過程で次々とその家系の歴史が明らかになるところが面白かった!

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2025/02/15
  • ネタバレ

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2025.2.15読了。 今回は1、2作目とは違って、悪霊…に近いイメージ。 強烈な女性2人で、なんでそこまでって思うけど、自分でもどうにもならない気持ちは残念ながらあるんだと思う。 本当は穏やかに生きられるのがしあわせじゃないかなあと思うけど、それも個人の考えで、そうじゃない人を否定できないし。 亀女さんはきっとこの時まで待っていてくれたんだろうなあと思うと、切ないようなそれでもよかったと思いたいような。お姉さんと2人で静かに眠れたらいいなあ。

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2024/09/25

シリーズもの。 家系図が頭の中に入ってないと、なかなかついていけず苦戦しましたが、面白かったです。

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2024/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「御寮」は「御料」だと思っていたが、どちらの表記でも同じ意味のようだ。 寮の時から、建物を想像していたが、中盤に「ごりょうにん」の表記が出てきて気づいた。 他にも読みづらい名詞が所々に出てくるが本シリーズではいつものこと。 本作はよろず建物因縁帳シリーズの三作目に当たるが、シリーズが進んでもその面白さが失われていくことはない。 シリーズが進んだことで、主要登場人物の春菜は怪異に対して変な否定をしなくなり(;本文中に認めざるを得ない旨の説明がある)、無意味な抵抗をしないことで物語がスムーズに導入されていくことになった。 一作目に感じ、楽しんだ、建物の中の不気味さの表現は健在で、本作では一作目と同じ”蔵”を舞台としながら、全く異なる恐怖心のあおり方をしてくる。むしろ舞台は、蔵というよりは屋敷というべきか。 一人で夜中に呼んでいると不意に部屋の扉が開きそうな、後ろに人が居そうな、怖さを味わえる。 作者がデザイン事務所を経営しているためか、文化財の展示や企画、工事などが毎回細かく描写され、物語の隅に入り込んでくる。これが良い意味のフレーバーとなって物語と読者の現実世界とをつなげ怖さの元になっていると感じる。 前2作で少し不満であった容量の少なさ(200ページ程度だったか)が今作では解消され(300ページくらいになっている)、しかし、冗長では無く楽しめた。 本作の因縁を祓う(封じる?)シーンは、相手が強力なためか過去作よりも緊迫感が強く、また、私自身が周りの寝静まった夜中に読んでいたこともあって、自分も儀式に参加しているような緊張感の中で一気に読み抜いてしまった。 緊迫した因縁祓いの後は、穏やかな、しみじみとしたエピローグがあり、心を和ませ、穏やかで幸せな気分で読み終わることができた。

Posted byブクログ