特捜部Q 自撮りする女たち の商品レビュー
4月-12。3.5点。 特捜部Q。公園で老女が殺害される。今作では異例の現在の事件を捜査することに。 連続するひき逃げ事件、関係者の繋がりが明らかになっていき。。 安定した面白さ。デンマークの問題にも切り込んでいる。 終盤は一気読み。 次作にも期待。
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シリーズ第七弾は多くの事件が複雑に絡み合い、カールたちは東奔西走大わらわ。そこへローセのヘヴィーな過去が切込んでくるというボリューミーな展開。 事件の背景にあるのは福祉社会の暗部。加害者、被害者とも女性なので、同性故の共感できる部分もちらほら。両方の立場に立つと確かにどちらもム...
シリーズ第七弾は多くの事件が複雑に絡み合い、カールたちは東奔西走大わらわ。そこへローセのヘヴィーな過去が切込んでくるというボリューミーな展開。 事件の背景にあるのは福祉社会の暗部。加害者、被害者とも女性なので、同性故の共感できる部分もちらほら。両方の立場に立つと確かにどちらもムカつくよね。だからと言ってこういう手段に出る? 動機の部分で説得力に欠け、自撮り女たちの行動も無理矢理っぽい。 完成度の高いシリーズなので面白く読める安定感はあるけれど、今回は複数の事件とローセの過去という別個のストーリーが並走しているように思えて、読書中はモヤモヤが強かった。
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シリーズを読み重ねてないと何のことやらさっぱりわからないと思います。事件よりも主人公たちにまつわるエピソードの比重が大きい。ちょっとやり過ぎと思わなくもないがシリーズのファンとしては非常に楽しめました。
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作品紹介間違ってるだろ。 しかしローセがかわいそうすぎることに… なんかいい奴になってきたゴードン含め チームの人ともっと触れ合ってほしい… けど、治りたい時や治る前に 症状が悪化するという考えと期待! お話はローセ巻き込んだせいで いやいや、という展開になったけど デンマークの...
作品紹介間違ってるだろ。 しかしローセがかわいそうすぎることに… なんかいい奴になってきたゴードン含め チームの人ともっと触れ合ってほしい… けど、治りたい時や治る前に 症状が悪化するという考えと期待! お話はローセ巻き込んだせいで いやいや、という展開になったけど デンマークの福祉とかその問題の カケラをちらっと垣間見れて面白い。 ていうかデニス一家、最悪最強ですな… キャラと読みやすさで全巻読んだけど もう10年とはびっくり!
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シリーズ7作目。前作から少し間が開いていたので背景を思い出す必要があったことや、特に前半は結構重たいストーリーだったので読むのに時間がかかった。中盤からは徐々に面白くなっていった。今回はローセの過去が大きなウェイトを占めていて、ローセの謎が少しずつ解明。しかしながらカールやアサドの過去は今回は全くといっていいほど触れられず。次作に期待。
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シリーズは7作目、すっかりファンになっている。39ページで初めて主人公カール警部補が登場した時に『待ってました!』と、この高揚感。 今回のストーリーでは助手のローセ女史が事件に巻き込まれ、彼女自身の影の部分がクローズアップされた。そして、同じくアサド助手の来歴が垣間見えるシ...
シリーズは7作目、すっかりファンになっている。39ページで初めて主人公カール警部補が登場した時に『待ってました!』と、この高揚感。 今回のストーリーでは助手のローセ女史が事件に巻き込まれ、彼女自身の影の部分がクローズアップされた。そして、同じくアサド助手の来歴が垣間見えるシーンも用意されている。もちろんカール警部補の少しおとぼけ感を醸しながらも、急転直下の鋭い切込みも楽しめる。 寝る前の少しの時間の読書だが、全570ページのポケットミステリーの残りがどんどん少なくなっていく。謎解きが目的ではない。登場人物の躍動をもう少し楽しみたいだけだ。次回作を楽しみに、読了。
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3つの事件が5つになって……。 面白かった。 中盤から一気にスリリングに。 最後に泣きそうになるとは思わなかった。
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今作は良かった。始め、これらがどんなふうに収束するのか不安だったけど最後はそれぞれの事件が一応落ち着いた。 ローセの父親殺しの犯人達はいきなりカールが詰め寄って自白させて解決。これはいきなりすぎた。元々見当はついていたけどローセの状態が悪くなったので切羽詰まって、というところだろうか。 ローセの父親の同僚5人くらいが共謀して、作業中に事故に見せかけて電力をストップ。電磁石が止まって、金属の塊がローセの父親に落下。目の前でそれを目撃していたローセは心の傷を負う。 ローセは親しくしていたリーモアの死にもショックを受けたし、自撮り二人組に監禁されたこともショックで、巻末に少し回復への希望があったけど…。 ローセの父親はずっとローセに精神的虐待をしていた。 ジェームズの自白でリーモア殺しが解決。ここもジェームズにたどり着いたのは立派だがうーむ… ビアギトを追い詰めて自白、ゴンダスン殺しが解決。動機とかがいまいちよくわからないけど… 最後に手榴弾が暴発?して犯人の暴走ソーシャルワーカーが吹っ飛ぶというのはあっけない。 アサドがとっても頼もしくなってカールもアサドを今以上に信頼してる。ゴードンも頼もしくなって、特捜部Qの結束力がめっちゃ高まった作品。ローセの家族背景がわかったのは前進だけどローセの状態が心配。 アサドの特殊能力の背景、ハーディの具合が良くなってきたこと、マークスも登場、盛りだくさんで楽しい回だった。 2016年に本国デンマークで、2017年にドイツ。次回作はいつになるのか
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このシリーズがもう7作目になるとは! とは言え読んでいく内に登場人物の事情をだんだん思い出して行くという体たらく。北欧ミステリはスウェーデンもデンマークも何でこんなにボリュームが多いの? そして主人公たるカールがあまり好きになれないのが困る。こいつは物分かりが悪いし勘が鈍いしイラ...
このシリーズがもう7作目になるとは! とは言え読んでいく内に登場人物の事情をだんだん思い出して行くという体たらく。北欧ミステリはスウェーデンもデンマークも何でこんなにボリュームが多いの? そして主人公たるカールがあまり好きになれないのが困る。こいつは物分かりが悪いし勘が鈍いしイライラする!その倍アサド頑張れと肩入れしたくなる。 後味は悪い。犯罪があまりにも簡単に運び都合よく片づいていく。バタバタと死んでくれる。 ミステリとしての評価は星3つがいいところ。 ローサの謎が解けたことに追加した星である。 今回は彼女が主役と言っても良い。ローサが回復するのを心から願って次作を待ちたい。
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シリ-ズもの。カールと愉快な仲間たち…的なシリ-ズてのはずが、今回もまた重たい(涙) ロ-セの過去が明らかになり仲間たちを巻き込んでの命がけの事件関わりっぷり~。 また、題にもある『自撮りする女たち』のダ-クで一切未来も見えず破滅へまっしぐらの生活保護を受ける女たちと、公務員女性。 さっぱり明るくはないし、救いもない。なのに、彼ら彼女らの動静から目が離せない。 ますます謎を深めるアサドの過去、カ-ルの周りの人達、つづきが気になる。
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