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ブルーピリオド(1) の商品レビュー

4.4

103件のお客様レビュー

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2023/06/16

高校生の頃もっと将来について悩んでおけばよかったなと思った。世渡り上手なふりをして経済系の学部に進学したことすごく後悔しているわけじゃないけどつまらないことをしたなってずっと思っている。 君にとって価値のあるものが知りたいって言葉が好きです。

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2023/02/18

八虎と周囲の人たちの生き様が色鮮やかに表現されている。悩んで突き進んでいく姿がとても眩しく、美しい。困難にぶつかった時に、さらりと背中を押してくれる一冊。

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2022/12/14

表紙が印象的で気になってました。 絵を描きたいけれどまさに特別な選ばれた人にしかできないんだろうと思ってました。 でも確かに技術はあって練習をたくさんしているんだな、って思いました。 本当に絵を描きたくなりました。

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2022/12/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

好きなものを好きだと言う どうやって言うのか 言葉で表現できない気持ちがあるからこそ 言葉以外の表現方法と 不意に出会ってしまって 何故だか目標が、人生が変わってしまう 何を目標にするのか、 本当に目標にして良いのか 目指したいと思えることの怖さ 伝えてはいけない 自分の進んでいきたい道なのに 自分だけではない 周りがいて 見てくれる人がいて 守ってくれる人がいて その中で日々を積み上げていく そのままではいられないからこそ 何もできなかった中で 少しずつできることが増えてきたけど まだまだ足りないことに気づく この道を進んでいく限り 多分永遠に足りないことに気づきながら 少しずつ埋めていく毎日なんだろうな

Posted byブクログ

2022/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 以前一話だけ読んだことがあって、かねてより気になっていたけれど、ようやく一巻を読むことができた。創作、というより生死に関わらないことで血道を上げる話が好きなので、題材はかなり好み。  一話で琴線に触れたのは、なんとなく色んなことをそつなくこなしていたキャラクターが、夢中になれそうなものを見つける、というストーリーの骨組みもさることながら、一見不良っぽい友人たちが、その様を嘲笑するでもなく、あまつさえちょっと共感してくれる、みたいな人間性の描き方だった。改めて一話を読むと、やはりそこは良かったし、今巻収録の他の話でも、友人を筆頭に、基本的に「できた」キャラクターが多いのは、個人的な感性と合致するから好きだ。  一方で、お母さんが(まだ本当にどうなるかは分からないけど)案外するっと芸大への進学を認めてしまうような感じがしたり、他者を尊重するキャラクターが多いがゆえに、トントン拍子で話が進んでいきすぎているような感じは少ししたかもしれない。  以下、幾つか気になったこと、思ったこと。  全然タッチの違う油絵だったり、デッサンでも書き始めの人のテイストを出すのは一体どうやってるんだろう、と思ったら、巻末(及びコマの端)にちゃんと答えがあった。めちゃくちゃコストのかかった漫画だなあ。  絵を描くようになって、景色の見え方が変わってきた、というような話があったと思うけれど、そこにはちょっとハッとさせられた。知識が増えると接する出来事への解像度が高くなる、というのが持論だけれど、景色に対しては見え方(受け取り方)の技法を知ることで、そこに付随してくる情報量が、きっとぐんと増加するんだろうな。  キャラクターに関して言えば、一話ではいかにもサブキャラクター的な(漫画によってはヒロインとすら言えそうな)描かれ方をしていたように思えるユカは、一巻ではあんまり掘り下げがなかったのが少しびっくり。てっきり、一番近い目標点とか、ライバルとか案内役くらいの立ち位置で描かれるのかな、と思っていたから。他のキャラクターについても、森先輩が少しあるくらいで、まだあんまり主軸になっていないようにも思うし、キャラクター主体の物語ではないのかも知れない。或いは、あえて言及を減らすことで、目標以外は見えないくらいに絵画にのめり込んでいく様を、メタ的なやり方で表現していたりするのかな。  細かなところだと、天才と張り合おうとするところで、主人公の気骨が垣間見える、みたいなエピソードは結構好きかも。現時点では、物凄く斬新な話運びではないけれど、上に記した以外にも細かいところ(今普通に煙草吸ったり飲酒する高校生描いて良いんだとか)で、驚きがあった。  次も楽しみ。

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2022/09/25

ある意味、「哲学書」という感じがしました。奥深い。 先が気になるのでさっと読みましたが、後でじっくり読みなおしたいです。 アートだけでなく、スポーツ、音楽などあらゆる分野にも通じると思います。

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2023/06/25

『これは俺の感動じゃない』 周りに合わせて努力して、何でも器用にこなせるが、どこかで虚しさも感じていた、高二の主人公が、涙ぐむくらいの好きなものに出会うことで、初めて生きていることの喜びを実感する、青春もの。 『好きなものを好きっていうのって、怖いんだな』 青春ものだが、...

『これは俺の感動じゃない』 周りに合わせて努力して、何でも器用にこなせるが、どこかで虚しさも感じていた、高二の主人公が、涙ぐむくらいの好きなものに出会うことで、初めて生きていることの喜びを実感する、青春もの。 『好きなものを好きっていうのって、怖いんだな』 青春ものだが、甘くはない、現実的な視点で、尚且つ、美術の楽しさも教えてくれる、こんなに面白く読める漫画だとは思わず、今まで読まず嫌いでいたのが、恥ずかしい。 これは、読み続けてみたい。

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2022/08/17

面白かった! 高校生ぐらいの時に身近な大人の人がくれるアドバイスって進路を変えたりする。ちょっと高校生の時の自分が重なる。あの時、てっちゃん(美術の先生)の一言がなかったら、美大(短大だけど)を受験しようなんて思わなかっただろうな。それまで超やる気なくて暗黒時代だったけど、ちょっ...

面白かった! 高校生ぐらいの時に身近な大人の人がくれるアドバイスって進路を変えたりする。ちょっと高校生の時の自分が重なる。あの時、てっちゃん(美術の先生)の一言がなかったら、美大(短大だけど)を受験しようなんて思わなかっただろうな。それまで超やる気なくて暗黒時代だったけど、ちょっと1回ぐらいがんばってみようかな?という気になった。夏休みに静岡に夏期講習に行って打ちのめされたり…。 いまだに何者にもなれていないけれど、60歳を目前に自分が好きな事って何なのかを見つめ直してみたいと思う、今日この頃。 「作った本人が好きで楽しんで情熱を込めて作ったものってね それを見た人も楽しくなっちゃうものなんですよ」 そんな事したいな。てっちゃん、元気かな?

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2022/05/24

「あなたが青く見えるのなら、りんごもウサギの体も青くていいんだよ」 この言葉に強く心を揺さぶられました。 私が見て、感じたそのままを受け入れていいんだと、人と同じじゃなくてもいいと言ってくれているようで。まず、自分がワクワクすることこれが仕事でも日常でも大切なんだと思います。

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2022/06/26

好きなことをする努力家は最強!に尽きる。 一枚の絵に魅せられ、芸術の道へ行くことを決意し、東京藝大合格という目標に向って一歩踏み出した八虎。 自分の好きなことに向き合い努力し続けられる、それこそが才能。それに早朝の渋谷の景色を“静かで青い”と感じるような、豊かな感性。 すごいなぁ...

好きなことをする努力家は最強!に尽きる。 一枚の絵に魅せられ、芸術の道へ行くことを決意し、東京藝大合格という目標に向って一歩踏み出した八虎。 自分の好きなことに向き合い努力し続けられる、それこそが才能。それに早朝の渋谷の景色を“静かで青い”と感じるような、豊かな感性。 すごいなぁと思う人の背景にあるもの。想像を遥かに超える努力とそこに至るまでに費やしてきた膨大な時間。芸術だけに限らず、才能があるとかないとか、そんなのは努力しきった人だけが言えることだったんだね。 個性豊かなキャラクターに、芸術の魅力もいっぱい。これは最後まで見届けねば! お勧めしてくれた まつとおびさんに感謝。 なんだか一気に読むのがもったいないと思うくらいに良かったです。 …でもでも続きが気になるのでやっぱり読みます! 追記。~11巻読了。 1~6巻が藝大合格まで、7巻~が藝大入学後の話。 合格を目指す頃は八虎の成長も目覚しく勢いがあり読んでいて楽しかった。入学後はまた違った試練が待ち受けており、常識的な八虎がより身近に感じられた。 悩みもより具体的になっていく。だけど根本的なものは変わらない。自分と向き合い続けていく。何をどう芸術として表現するのか。 幼い頃から、もっと自分と向き合うこと、意見を持つこと述べることに慣れていけたらいいのにな。日本の学校って、よい会社員を作るための教育みたいだから…ってなんだか話が逸れちゃった。 社会に出てからが始まり。スタートラインに立つために八虎は藝大で学んでいる。今後はどんな展開が待っているのか、とても楽しみ。

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