ブルーピリオド(1) の商品レビュー
すごく良かった! 八虎が青い渋谷の絵を描いて、それが友人にただしく伝わったシーンに胸がじんわりした。
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アトロクに作者さんが出演されて話しているのを聞いて衝動的に購入、読了。 面白かった。 「好きなことは趣味でいい」この発想で選ばなかった道があるとしたら、とか、考えてしまう。
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久しぶりにこんなに「出会えてよかった!」と思える漫画をみつけた!おもしろい! 八虎くんの姿を見て、私も今からなにか始めたい!まだまだやれる!という気がむくむく湧きました(もうアラサーだけど)
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絵が無性に描きたくなる。 絵を描いている人達の表情が素敵だ。 ただ一点、ヒロインを女装した男子にした理由がわからない。 この後、読み進めれば分かるのか?
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根が真っ直ぐな主人公に好感が持てる。 スクールカーストの上位なのに、フラットにいろんな人に関われる。 誰からも好かれるタイプ。 きれいすぎる、そこそこ器用タイプは、私のイメージの芸術家とは異なる。 これからどんな展開になるのか、ドロドロ矢口くんは見られるのか、楽しみになった。
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すごく好きで胸が熱くなる。創作系、特に美大入試とかを目指していたならわかる!てなるかも(私はなった)この漫画を現役高校生の時に読みたかったとも思う。 とにかく好きなことをやろう!と意欲的にさせてくれる。 それを抜きにしても、美術の先生の言葉が本当に好き。主人公が美術部にはいるシ...
すごく好きで胸が熱くなる。創作系、特に美大入試とかを目指していたならわかる!てなるかも(私はなった)この漫画を現役高校生の時に読みたかったとも思う。 とにかく好きなことをやろう!と意欲的にさせてくれる。 それを抜きにしても、美術の先生の言葉が本当に好き。主人公が美術部にはいるシーンは胸にぐっとくるし、直後に主人公が決断するのも納得できる。サクサクと物語が進むので、飽きることもなくただただ主人公だけではなく全員を応援しながら楽しめた。 続きが本当に楽しみ!
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現代をとらえて、感動につなげるのがうまい作品 ブルーピリオド(山口つばさ)の第1巻を読みました。 講談社のアフタヌーンで連載されていた作品。 一時期やたら話題となったマンガで、 みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018 ネクストブレイク部門大賞 や、 このマン...
現代をとらえて、感動につなげるのがうまい作品 ブルーピリオド(山口つばさ)の第1巻を読みました。 講談社のアフタヌーンで連載されていた作品。 一時期やたら話題となったマンガで、 みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018 ネクストブレイク部門大賞 や、 このマンガがすごい!2019オトコ編 4位に選ばれました。 結構すごい人気みたいなので、 ハードル高めで読み始めましたが その上で、面白かったです! 主人公は矢口八虎(やぐちやとら)、男子。 高校2年生から物語はスタートします。 友人ともうまくやり、勉強も出来るやつ。 出来杉君かよ。 現代の若者。くだけた言葉、スマホでメッセージ 最近よく使われる言葉がたびたび登場します。 「それなー」(確かにそうですね、お気持ちよくわかります、的な同意) 「ゆーて」(試しに言ってみますが、とは言っても、的な意。意味なく話し始めにつけたりもする) 「ほん」(本当に、の略) スマホでメッセージを送り合うシーンもあります。 若者が集まる街、渋谷周辺の景色も出てきます。 [伝わった瞬間、「作者」は感動する] 八虎がきっと生まれて初めて 「作者」になるシーンがあります。 「想いが伝わった瞬間」です。 正直そんなに感動するシーンじゃないのかもしれませんが、 ぼくは泣きそうになりました。笑 なんでしょうね、 そのシーンまでに描いた虚無感と 「伝わった瞬間」に 共感したんですかね。多分。 [話数カウントは「○筆目」] ストーリーのカウントが 一筆目、二筆目… と筆(ふで)でカウントされます。 美術画のストーリーならではですね。 そこに気づいて改めて、このマンガ新しいなーと思いました。 [有名芸術大学の特徴がわかる] 東京藝術大学(とうきょうげいじゅつだいがく) という美術系の大学があります。 国内で唯一の国立美術大学で、 ものすごく倍率が高くて現役合格は困難、 何年も浪人する人も多数いるそうです。 …など、芸術大学の特徴がわかります。 [名言がやたら多い!] この漫画、ブルーピリオドって やたら名言が多いです。 言い得て妙なことだったり シンプルにグサッと刺さることだったり。 情熱だー感情だーって感じの表現がきたかと思いきや 打算的なロジカルに裏打ちされた描写もあり。 [感想、現代をとらえて、感動につなげるのがうまい作品] ブルーピリオドの主人公は高校2年生。 ぼくはもちろんいま高校生じゃありませんが、 「あーきっとイマドキの高校生はこんな感じかもなあー」って思えました。 その上で名言を大量投下してきたり もがく姿を描いたりして、ガシガシ感情を揺さぶってきます。 結果、感動。 この作品の感動のカラーは… 同系色が浅野いにおさんの「ソラニン」で 補色(反対色)はドラゴンボールかな。 ノンフィクションっぽいフィクションと言いますか。 読んだほうがいいですよ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!(Amazon紹介より)
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マンガを読んで、心臓の下の方を掴まれてジンジンするような感じ、久しぶり。 リア充DQN系高校生が、絵を描く悦びに目覚めて美大(東京藝大)を目指す、ってストーリーだが、これ、美術系はもちろん、芸術系というか表現者を目指した者には深く突き刺さる物語。 このマンガは美術(絵画)を芯...
マンガを読んで、心臓の下の方を掴まれてジンジンするような感じ、久しぶり。 リア充DQN系高校生が、絵を描く悦びに目覚めて美大(東京藝大)を目指す、ってストーリーだが、これ、美術系はもちろん、芸術系というか表現者を目指した者には深く突き刺さる物語。 このマンガは美術(絵画)を芯に据えているが、モノを創る衝動、才能への嫉妬、努力への諦観、環境の困難、それでもやはり「創ってしまう快感」。そう言った感情に溢れているので、サクサクと表現者志望者(元を含む)の心を切り刻んでくる。小説なら、小劇場の演劇を扱う有川浩氏の「シアター!」にも近い。 あと、高校の美術部の先生が出す課題や、講評で語られる指摘が、マンガを読んでいるだけの読者にもものすごい納得感で迫ってきて、改めて「講評」というものの難しさと重要性を思い知る。ワシだって学生時代、文章や広告コピーの実習でそのような講評を受けていたのだ。 美大モノは、東村アキコさんの「かくかくしかじか」が好きだったけど(あちらは自伝寄りだけど)、これも面白くて、続きが楽しみでしょうがない。 そして、1巻ではこの言葉が特に突き刺さった。 「理論は感性の後ろにできる道だ」
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家族本。DQNが絵を描く悦びに目覚めてみた。と帯にあったが、金髪・飲酒・喫煙以外はよく勉強する真面目な子だったよ。私の知り合いにも芸大落ちて東大行ったヤツいるけど、ホント難しいみたい。芸術は才能だけじゃないのはワカルけど、努力だけじゃどうにもならない事もあるんじゃないかな。認めた...
家族本。DQNが絵を描く悦びに目覚めてみた。と帯にあったが、金髪・飲酒・喫煙以外はよく勉強する真面目な子だったよ。私の知り合いにも芸大落ちて東大行ったヤツいるけど、ホント難しいみたい。芸術は才能だけじゃないのはワカルけど、努力だけじゃどうにもならない事もあるんじゃないかな。認めたくないものだな、若さゆえの努力不足を。とにかく絵の描き方が丁寧に説明されていてよかった。
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