嘘を愛する女 の商品レビュー
普通にめちゃ面白かった! じょじょに謎が解けていくのが読み応えあり。 映画見てないけど映画も見たくなった。 高橋一生と長澤まさみのイメージが原作とピッタリで、脳内再生しやすかった。
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由加利の恋人・桔平が意識不明になり、名前も 職業もすべてが偽りのものだったことが 判明する。由加利は唯一の手がかりとなる桔平の 書きかけの小説を携え、彼の正体を探る旅に出る…。
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2018/01/18 買った理由は表紙の2人が好きだから。 脳内再生し易い、なんなら捗る。小説を読みながら勝手にキャスティングしてしまう私にとっては楽しすぎた。 なんの前知識もなしに原作だと思っていたら、脚本を書き下ろししたものだったのね。映画にも桔平の故郷として広島がでるんじ...
2018/01/18 買った理由は表紙の2人が好きだから。 脳内再生し易い、なんなら捗る。小説を読みながら勝手にキャスティングしてしまう私にとっては楽しすぎた。 なんの前知識もなしに原作だと思っていたら、脚本を書き下ろししたものだったのね。映画にも桔平の故郷として広島がでるんじゃろーか。 登場人物も少ないしややこしい回想もなく、胸糞なオチでもない。人によってはハピエンだろうな。 バッドエンドではないけど明確な後日談があるわけでもないので、最終的には読む人に委ねられているかもしれない。主人公に感情移入もしなかった、ただ物語を傍観している第三者か何かでしかなかったなぁ。 真相が分かり始めているのに増さない爽快感、点が線になっているようでそうでない。 最後の数ページを読むまでずっとザワザワドキドキしていた。その最後の最後で涙がこぼれた。 なんだかんだ始終桔平が話すターンになる度、高橋一生が話すのだからそっちに気がいってしまってたのかもしれん。
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交際期間5年の恋人の身元が不明なところから始まる小説 話も文章もサラサラっと読めた 話のほうは、恋人の正体が何なのかという展開が気になってページが進んだ。どうか、桔平には嘘をつかないでありのままの姿で由加利ちゃんと幸せになってほしいなと思った
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「記憶できることなど ほんのわずかなのに 人は誰かを好きになると 相手のどんなことでも知りたくなってしまう。どうでもいいことも 知らなくていいことも。」 「その人が自分の何だろうが関係ないわ。大切っていうのは 想う気持ちのことだもの」 桔平の抱えてる秘密は重たかった。ラスト...
「記憶できることなど ほんのわずかなのに 人は誰かを好きになると 相手のどんなことでも知りたくなってしまう。どうでもいいことも 知らなくていいことも。」 「その人が自分の何だろうが関係ないわ。大切っていうのは 想う気持ちのことだもの」 桔平の抱えてる秘密は重たかった。ラストを読者に預ける感じはどうかしらって思うけど、この本はアリかも 私はハッピーエンドかなぁ~
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
岡部えつ 『嘘を愛する女』を読む。 小島や灯台、桜の季節、海、 目の前に瀬戸内海の綺麗な情景描写が旅をそそる。 設問と推測 著者の岡部さんは、何故『嘘を愛する』というタイトルにしたのだろう? 主人公のゆかりは、桔平の嘘を決して愛していなどいない。 あまつさえ、嘘を憎み、自信を持つ仕事も全く手に付かず、(おそらく)数百万円を投じて興信所を雇い真実を欲する。 どこが嘘を愛しているというのだろうか? ゆかりは、全身像桔平を疑う。文字通りの疑心暗鬼。 けれど、最終的にゆかりは、桔平の優しさと辛さの全て知る。知った上で、偽りだった五年間の桔平を最終的にかつてよりもっと深く愛するということなのだろう。 嘘の功罪。「人を傷つけない嘘であるなら、許されるのか?」 その他 ☑️ 30才の女の子が、誰もが知ってる日本の大手食品メーカーの管理食まで登りつめられるの? ☑️24才で日本酒と赤ワインが好きになるの?(九州出身なのに、焼酎ではないんだ) ☑️諦めない、勝ち気な才媛でパニック障害になるの? 車の事故の時には発動しないの? ☑️灯台を特定するなら、GoogleEarth使えばいいのに? ☑️なぜ、桔平は自分のこどもを創作小説のなかでは男の子と偽ったのか? ☑️綾子ちゃんも、海原さんも、登場人物がとにかく素敵 ☑️桔平くんは、そんな大事件おかしたのになぜあんな小さななしまの住人に認知されてないの?しかも病院の先生でしょ? ☑️医者とはいえ、30才 くらいまでに家を購入して、なおかつあのような貯金を蓄えるの難しい。 この辺を映画がどう切り取るのか気になります。
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劇場に行くたびに目にする予告編。「なんじゃ、こりゃあ」とおののく吉田鋼太郎、その瞳の先に何があるのかをどうしても知りたくなって小説版購入。なんですか、この「映画の小説版として著者が書下した作品」というのは。ノベライズとは別なのか、いや、やっぱりノベライズだろうと、よくわからんまま...
劇場に行くたびに目にする予告編。「なんじゃ、こりゃあ」とおののく吉田鋼太郎、その瞳の先に何があるのかをどうしても知りたくなって小説版購入。なんですか、この「映画の小説版として著者が書下した作品」というのは。ノベライズとは別なのか、いや、やっぱりノベライズだろうと、よくわからんまま読みはじめる。 映画版のキャストも併記。由加利(長澤まさみ)は桔平(高橋一生)と同棲して5年。結婚を拒んでいるふうな桔平に、上京中の母親を会わせる約束をようやく取りつけるが、待ち合わせ場所に桔平は来ない。翌朝、彼が路上で倒れて入院したと知る。意識の戻らない彼について、由加利が聞いていた何もかもが嘘だったことがわかり、私立探偵(吉田鋼太郎)を雇うのだが……。 ノベライズはどこかチャラいと思っているふしのある私です。キャストがわかっているからいろいろイメージしやすいという点を差し引いても、これはチャラくなかった。嘘をつく人が悪人とは限らない。このまま映画化されているならば、泣くこと必至。もっとも、帯に「もうひとつのラストに涙する」とあるのが気にかかる。映画版と小説版はラストがちがうということなのかしらん。予告編から察するに、小説版にはない登場人物もいる様子。いずれにしても映画版の公開が楽しみです。 映画の感想はこちら→http://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/0881f85a0e19912fa7b1f19a68ae9d53
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映画のノベライズとは知らず、原作だと思ってました。 思っていた内容とは違っていて、とてもとても切なかった。 泣きながら本を読み終えたなんてどれくらいぶりだろう。
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新幹線移動の暇つぶしに。予備知識なし、タイトルだけで共感できない恋愛こじらせ話かと思ったが、少しずつ真実が明らかになる冒険的要素とミステリー的要素に一気読み。切ないけど、ちょいホッコリ、面白かった。
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自分が知っている「相手」とは、断片的なものに過ぎない。家族であっても、友達であっても、恋人であっても。それでも断片を拾って人は人を判断して愛する。時にはそれが嘘でもいいんじゃないかな。
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