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お隣さんが殺し屋さん の商品レビュー

3.6

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    6

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2024/12/23

ちょっと展開が予想出来てしまったのですが、安定の面白さでした。 伏線が丁寧で、ちゃんと回収してくれますし。 正直、苦手な人は誰でもいるし、この人いなくなったらなんて考えてしまうこともあります。 殺し屋の存在が身近なのは困りものですが、最終手段として、こんな殺し屋だったら頼りたくな...

ちょっと展開が予想出来てしまったのですが、安定の面白さでした。 伏線が丁寧で、ちゃんと回収してくれますし。 正直、苦手な人は誰でもいるし、この人いなくなったらなんて考えてしまうこともあります。 殺し屋の存在が身近なのは困りものですが、最終手段として、こんな殺し屋だったら頼りたくなっちゃうなと思ってしまいました。

Posted byブクログ

2024/11/15

そう来たかっ!! 帯に『302ページから起こることは決して誰にも言わないでください!』とあって何かあるのだろうと覚悟して読み進めましたが気持ちよくまんまと騙されました!ポップなタイトルなのに殺害シーンはけっこうグロくてギャップも楽しめました……トータルでとても面白かった!!

Posted byブクログ

2024/11/11

 東京都杉並区高円寺。とあるアパートの1室に入居した20歳の美菜。専門学校に入学するため、北海道から上京してきたばかりだ。さっそくお隣さんに挨拶に伺ったところ……。  人を見かけで判断することのリスクをコミカルに描くサスペンスコメディ。           ◇  美菜がアパート...

 東京都杉並区高円寺。とあるアパートの1室に入居した20歳の美菜。専門学校に入学するため、北海道から上京してきたばかりだ。さっそくお隣さんに挨拶に伺ったところ……。  人を見かけで判断することのリスクをコミカルに描くサスペンスコメディ。           ◇  美菜がアパートで荷解きを半分ほど終えたところで携帯に着信があった。実家からだ。  さっそく出てみるとママの雅子だった。ママが片づき具合を尋ね、すぐパパの洋一に替わる。パパは腰を痛めて引越を手伝えなかったことをすまなそうに謝っている。  そして、またママが出て、お隣さんに挨拶に行くよう念押しして電話は切れた。2人とも用事というより娘が心配なだけのようだ。  今日からここ、東京高円寺のアパート、あすなろ荘で美菜のひとり暮らしが始まる。両親の声を聞いたことでもうホームシックになりそうな自分を励まし、美菜はお隣さんに挨拶に行くことにした。  このあすなろ荘の住人は美菜を除くと、お隣さんだけだ。留守かもと思いつつチャイムを押すと、しばらくしてドアが開いた。  姿を見せた若い男に、美菜は息を呑んだ。190㌢ はある長身。しかも映画スターのような渋いマスク。まさしく美菜の好みにドンピシャの男性だった。  ドギマギしながら自己紹介して挨拶の品を手渡す美菜を見て「ああ、ありがとうございます」と言った男の声がまた魅力的なバリトンボイス。聞き惚れてしまった美菜は、 「あの……、素敵な声ですね」 と思わず口にしていた。( 第1話 ) ※全21話。       * * * * *  都心から少し外れた町、高円寺。古びたアパートもまだ多くあり、学生や単身者には住みやすい。そのぶん住民の転出入の回転が速いためアパートなどは人間関係が希薄になりがちです。  そんな「隣は何をする人ぞ」の状況をうまく利用して伝説の殺し屋が暗躍するストーリーとあって、楽しく読み進められました。  とても親しい人にでも自分の知らない面があったりするのですから、外見や人当たりだけでこんな人だと思っていた人の「別の顔」になど普通は気づくべくもないでしょうね。  藤崎さんお得意の叙述トリックに、またしてもみごとに引っかかってしまいました。自分の先入観の狭さには、もう苦笑するしかありません。  少しでも内容に触れるとネタバレに繋がりそうなので、このあたりでやめておきます。  エンタメ好きな人にオススメです。

Posted byブクログ

2024/09/15

正直想像はついてたけど、それでも楽しんで読めた。 この作家ならこうだろうという見方ができてしまってるからか。 偏見とか決めつけとか、百パーセント取っ払って、いきていければいいんだろうけど。 192冊目読了。

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2024/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

また見事に騙されました! 藤崎さんの小説はこれで3冊目(逆転シリーズ2冊目の後)。 毎回「自分は騙してません、え、気づかなかったのは貴方ですよね?」と言われているかのように感じるほど、ネタバレ後に悔しくなるというか、たしかに、、、書いてあるわ、、、。となります(笑) この癖を掴んだら次読む本は見事にネタバレ前に言い当てられるかな???

Posted byブクログ

2024/05/03

やはり読みやすい。 この方の本はつい声を出して笑ってしまう部分がどこかにある。 ちゃんと仕掛けもあるし、今作も安心して読めた。 上京してきた専門学生美菜な隣人雄也と繰り広げる殺し屋の物語。

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2024/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テンポが良く読みやすくキャラクター同士のやり取りなどはクスッと笑えるものが多かった。後半はこじつけのような感じでちょっと残念なところもあったが意外性があって良かった。

Posted byブクログ

2024/02/14

最後の最後でおおってなった。伝わらないと思うが何書いてもネタバレになりそうで、コウかいた。しかし、予期しながら読んでも面白くないのでとりあえず買ってきて読むことをおすすめする。現場からは以上だ。

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2023/12/15

藤崎翔さんは本作が初読みの作家さん。 元お笑い芸人をされていただけあってミステリーといえど、エンターテイメント性の高い作品で、面白かった。 何を書いてもネタバレになりそうなので、色々書けなくてもどかしい・・・笑 中盤までは、田舎から上京した天真爛漫で少し天然キャラの美菜と、謎...

藤崎翔さんは本作が初読みの作家さん。 元お笑い芸人をされていただけあってミステリーといえど、エンターテイメント性の高い作品で、面白かった。 何を書いてもネタバレになりそうなので、色々書けなくてもどかしい・・・笑 中盤までは、田舎から上京した天真爛漫で少し天然キャラの美菜と、謎めいたお隣さん雄也との恋模様が、初々しさたっぷりで目が離せない。 特に、美菜の洗濯物を雄也に拾って貰うやりとりは面白すぎる。 それぞれの一人妄想とか、 あるある!分かるわ〜!と 何度もムフフッとなってしまった。 その一方で、場面が変わり殺し屋養成学校・・・ ここでは師匠である洋一と、訓練生の彰が登場するのだが、殺し屋で腕が良いと評判の「ビッグ」の話が同時進行する。 終盤からは意表を突いた展開がテンポ良く進む。 読み手を一気に惹き込んでの種明かしは見事だった。 いや〜っ、そう来たか~!! っていうパターンなのだ。 これは、伏線とか考えず、力まず転がされる位の気持ちで読んだ方が楽しめる作品だと思う。 ユーモラスな展開がお笑いのセンスを感じさせつつ、読後は爽快感のある作品だった。 藤崎翔さん、なんだか興味を惹かれる作家さん。 是非他の作品も読んでみたいと思う。

Posted byブクログ

2023/10/30

面白かったです。専門学校へ通いはじめた美菜。アパートの隣人に恋するも、なんか訳ありで…。天然の美菜の行動がクスッと笑えたりユーモア感も押しつけがましくなく楽しかったです。殺人の描写はグロいところもありますが、全体に漂うコミカルな感じで気にならなかったです。見事に騙されたぁ!

Posted byブクログ