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インフルエンス の商品レビュー

3.5

120件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    49

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    1

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2026/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

里子、友梨、真帆…3人の少女を巡る心理サスペンス。少女という柔らかい気持ちの時期に、何ができて何ができないのか。そして大人になったら…。 自分が彼女たちの年齢の頃とは違った中学時代。自分が彼女たちの立場だとして、何ができるのだろう。多分、何もしない。 してはいけないことをしてしまった彼女たち。だけど、しようと思える程の関係性は少しだけ羨ましい。

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2025/12/01

同じ団地に住む友だち。 里子への性虐待を疑いつつ何もしなかった友梨の親たち。それをきっかけにわだかまりが生まれ、友梨の中で後悔が生まれたことで次は助けたいという想いから人を刺してしまった。 それは3人の中で連鎖していき、誰かのために誰かを殺していった。 続きが気になって一気読み...

同じ団地に住む友だち。 里子への性虐待を疑いつつ何もしなかった友梨の親たち。それをきっかけにわだかまりが生まれ、友梨の中で後悔が生まれたことで次は助けたいという想いから人を刺してしまった。 それは3人の中で連鎖していき、誰かのために誰かを殺していった。 続きが気になって一気読み。 おもしろかった。けど、依頼された作家さんとの繋がりが意外と薄かったり、里子の祖父からの性虐待エピソードがあまり語られずそれまたインパクトがないというか、物足りなさを感じた。 普段激しめのものを読んだり見たりしているので期待しすぎて。 もしろい本だったことに間違いないです。

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2025/06/25

団地で出会った少女たちの暗いつながり それを書いてほしいと依頼される小説家 何でも初めてすることって勇気とか勢いが要るけど、それを超えると2回目3回目は初回ほどの昂りも躊躇いもなくなる 万引きや人を殴ることや殺人などの犯罪も同じところがあるのかもしれない そのハードルを超えたこ...

団地で出会った少女たちの暗いつながり それを書いてほしいと依頼される小説家 何でも初めてすることって勇気とか勢いが要るけど、それを超えると2回目3回目は初回ほどの昂りも躊躇いもなくなる 万引きや人を殴ることや殺人などの犯罪も同じところがあるのかもしれない そのハードルを超えたことがない人間には、ハードルを超えてしまった人の気持ちなんて理解できないのではないかと思った

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2025/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

終始暗い内容にも関わらず、すらすら読める 罪悪感があるにせよ、そんな簡単に殺人を犯すかなとは思うけど、共感できる部分は沢山あった 一度レールから外れてしまったら元には戻れない ちょっとした事で、その後の人生が大きく変わってしまうと思うと怖い それから作家先生はどう関わってくるんだろう。 と思ってたら、本当にたまたま、関わった事もない同級生でした ってオチになんじゃそりゃ。とズッコケたわ

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2025/06/12

持ってまわったような言い回しが多くてもどかしかったわけはラストでわかるわけだが、それにしてもこのお話は読んでいてとても疲れた。犯罪に手を染めることをいとも簡単に飛び越えてしまう感覚が理解できないまま、過去を引きずってトラウマのような人生を歩むしかない3人には共感できず。地獄のよう...

持ってまわったような言い回しが多くてもどかしかったわけはラストでわかるわけだが、それにしてもこのお話は読んでいてとても疲れた。犯罪に手を染めることをいとも簡単に飛び越えてしまう感覚が理解できないまま、過去を引きずってトラウマのような人生を歩むしかない3人には共感できず。地獄のような苦しみから抜け出す手段は本当になかったのか、悲しく切なすぎるお話だった。

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2025/05/08

重く重く深い物語 本当に近藤先生は、考えさせ、重く、深く、辛く、そんな物語を紡ぐのがお上手だな .. と改めて感じた作品 どこで、どうなれば、幸せだったのだろう 私も彼女たちのように、深海にはまる可能性も、あったのだろう、 読了後に重く伸し掛る、そんな作品

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2025/01/20

一気読みでした。 少女時代において、友達はすべてであったことを思い出す。ストーリーと同じ行動を取るかどうかは別として。 単なる罪の連鎖ではなく、3人の中に絆や友情、愛情があると個人的には感じられた。そこが救いで終わりは暖かく終われた。

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2024/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2024年ラストの読書がどよーんとする不条理もの。郊外の大規模団地に住む、友梨、真帆、里子。真帆が暴漢に襲われ友梨が相手を殺害(しかし里子が犯人として自供)、里子の祖父を真帆が殺害、里子の旦那を友梨が殺害。この3人の切っても切れない歪な関係性生が成立する。ある意味共依存的なのかもしれない。しかしそれだけでは説明ができない。この大規模団地に住む境遇・背景の一致性も3人の関係性に影響(インフルエンス)しているんだろう。学童期の出来事をきっかけに、自分の人生の澱となっていく。こんな人生たまったもんじゃない。④

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2024/12/28

読みやすくて、グイグイ読めました。 途中から、あれがこうなって、それがこうなって、えー、みんなやりすぎー とか思いながらも。 ほどよく面白かったです。 子供の頃ならではの、閉ざされた関係、大人になれば大したことないと分かるのに、その狭い世界が全てだと思って、自分たちでどうにかす...

読みやすくて、グイグイ読めました。 途中から、あれがこうなって、それがこうなって、えー、みんなやりすぎー とか思いながらも。 ほどよく面白かったです。 子供の頃ならではの、閉ざされた関係、大人になれば大したことないと分かるのに、その狭い世界が全てだと思って、自分たちでどうにかするしかないと思ってしまう感じ。 分かる。

Posted byブクログ

2024/11/24

「結局さ、一度レールから外れてしまうと、もう戻れないんだなと思ったよ」 この言葉、この言葉です....。自分で自分を諦めることって案外簡単な事なのかもしれない。 友達として浅はかな関係にも見える3人だけど、実際は依存し、影響させ合っている。 それを見ているのは苦しく、でもどこか...

「結局さ、一度レールから外れてしまうと、もう戻れないんだなと思ったよ」 この言葉、この言葉です....。自分で自分を諦めることって案外簡単な事なのかもしれない。 友達として浅はかな関係にも見える3人だけど、実際は依存し、影響させ合っている。 それを見ているのは苦しく、でもどこか羨ましくもある複雑な感情。 それでも「傷つこうが、しぐしろうが、年を取ろうが、未来はいつだって私たちの手の中にある」

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