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池上彰の世界の見方 ドイツとEU の商品レビュー

4.2

24件のお客様レビュー

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2024/03/13

いままで知らなかったヨーロッパの経緯や各国の狙い・考えがわかる本。非常にわかりやすい。 なぜドイツの首相はサミットでみんなとポーズが違うのか?とかの小話もあってとても面白かった。

Posted byブクログ

2023/11/05

相変わらず本当に分かりやすい! ドイツはヒトラーやナチスが行ってきた残虐な行為に真正面から向き合い、反省を重ね、EUの盟主になるまで復活を遂げたドイツの歴史により興味が湧いた。そのような事実は知っていたものの、ヒトラーを民主的なやり方で国民が自らの手で選んだことが、その反省の背...

相変わらず本当に分かりやすい! ドイツはヒトラーやナチスが行ってきた残虐な行為に真正面から向き合い、反省を重ね、EUの盟主になるまで復活を遂げたドイツの歴史により興味が湧いた。そのような事実は知っていたものの、ヒトラーを民主的なやり方で国民が自らの手で選んだことが、その反省の背景にあるという点は非常に納得できた。そんなドイツも難民問題を抱え国内では不満も渦巻いており、今後の動向が非常に気になる。 イギリスのEU離脱は、EUにおけるドイツの力をさらに強力なものにしてしまう。EUが元々ドイツを見張るための組織だったことを踏まえるとよくない兆候かもしれない。

Posted byブクログ

2023/06/28

【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB25046024

Posted byブクログ

2023/03/06

留学モチベーション維持。ドイツは敗戦国であり、人口規模や国民性、福祉体制等で日本と似た部分がある。世界史の授業をやっぱり思い出すなあ。

Posted byブクログ

2023/02/07

戦後のドイツと日本の比較が興味深かった。 大戦では日本もドイツも周辺国に大きな被害をもたらしたのは同じで、戦後に日本は隣国と今でもギクシャクしている反面、ドイツはそれなりに隣国からの信頼を得て友好な関係を築いている、その違いは何か。 ドイツは他の欧州諸国とソ連という共通の脅威があ...

戦後のドイツと日本の比較が興味深かった。 大戦では日本もドイツも周辺国に大きな被害をもたらしたのは同じで、戦後に日本は隣国と今でもギクシャクしている反面、ドイツはそれなりに隣国からの信頼を得て友好な関係を築いている、その違いは何か。 ドイツは他の欧州諸国とソ連という共通の脅威があったり、根っこを共有する宗教で繋がっていたり、直に国境を接していて利害関係により敏感にならざるを得なかったり、戦前に完成度の高かった民主主義で国民自ら独裁者を選んだ自覚があることなどが日本との違いなのかなと思った。 また、ドイツやEUの成り立ちを知って、民主主義がベターであっても決してベストではないこともよくわかった。 一人一人が学んでよく考えて自分を律していないとならないなと思った。

Posted byブクログ

2022/06/03

ドイツのくらい過去とそこからの反省を示し続けてEUを代表する国に変わっていった過程を政治的な目線で見れました。学生たちの賢さに驚くと共に、普段読む本と違う目線で振り返れました。 特に東西ドイツ統合と現在抱える社会問題の背景については他の本よりわかりやすかったです。

Posted byブクログ

2022/03/02

共に第二次世界大戦の敗戦国だが、戦後の態度の違いがいまの周辺国との関係を表していることに納得。ドイツの首相が国際会議で手を振らないこと、その理由を初めて知った。

Posted byブクログ

2022/02/08

ナチスドイツ、ギリシャ危機、ブレグジット等YouTubeとかで薄ら理解していた内容を再度学び直せてよかった。

Posted byブクログ

2021/11/26

東京都立戸山高校での講義 2017 ●EUにおける意識調査(ビュー・リサーチセンター2013年)EU8カ国で聞きました、がおもしろい。2009年10月のギリシャ財政危機をドイツの先導で回避したということの影響が調査結果に出ているという。  イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、...

東京都立戸山高校での講義 2017 ●EUにおける意識調査(ビュー・リサーチセンター2013年)EU8カ国で聞きました、がおもしろい。2009年10月のギリシャ財政危機をドイツの先導で回避したということの影響が調査結果に出ているという。  イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ギリシャ、ポーランド、チェコに聞いた。 <ドイツが以下の質問で多く挙がっている。信頼できるが、薄情で高慢だ、と思われている>  ◎最も信頼できる国:ギリシャはギリシャと回答。それ以外の国はすべてドイツと回答。  ◎最も薄情な国:フランス、ドイツはイギリスと回答。それ以外の国はドイツと回答。  ◎最も高慢な国:イタリア、スペイン、ギリシャ、ポーランド、チェコはドイツと回答。イギリス、フランス、ドイツはフランスと回答。 仏は自身を高慢と答えている。 <ほぼすべての国は自国を謙虚で慈悲深いとしている>  ★最も謙虚な国:英、仏、独、スペイン、ギリシャ、ポーランドは自身の国を謙虚と答える。イタリアはスペインを、チェコはスロバキアを謙虚と答える。  ★最も慈悲深い国:すべての国が自国であると答える。 <評価がわかれるのが、信頼できない国。イギリス、ポーランド、チェコは挙がっていない。>  ●最も信頼できない国:イギリスはフランスが信頼できない。フランス、チェコはギリシャが信頼できない。ギリシャ、ポーランドはドイツが信頼できない。ドイツはギリシャとイタリアを信頼できないと2国あげ、イタリア、スペインはイタリアが信頼できない。  ・ギリシャとドイツはお互いを信頼できず、イタリアは自身を信頼できないとしている。 ○ユーゴスラヴィア  ・チトーの指揮下の武装ゲリラがナチス・ドイツ軍と戦い、ソ連に頼らず独立を果たす。東側でも西側でもなく、全人民武装としてすべての家庭に武器が配られた。   →1980年5月、チトー没、    1984 サラエボオリンピック    1991年12月にソ連崩壊 →内線に  ・スロヴェニアはスロヴェニア人が中心でセルビア人はほとんどいない。1991.6.25独立   ・マケドニアも同じ →1991.6 独立  ・クロアチアにはクロアチア人とセルビア人がいて両者は歴史的に仲が悪く、独立のために激しい戦争が起こった。1991 独立  ・ボスニア・ヘルツェゴビナ 1992独立宣言するも紛争に。独立派のクロアチア人とボシュニャク人とユーゴスラヴィア残留派のセルビア人との間で内戦に。クロアチア人はカトリック、セルビア陣はセルビア正教、ボシュニャク人はイスラム教。三つの民族、三つの宗教が対立。当時の国連で明石康さんがユーゴ担当、更迭。NATO介入で1995内戦終結。  ・セルビア、モンテネグロ はコソボ紛争後 2006独立  ・「最後の授業」ドーデ著 普仏戦争(1870.7.19-1871.5.10)でフランスは敗れアルザス・ロレーヌ地方はプロイセンの領土となる、その最後のフランス語の授業の話。だが、アルザス地方はもともとドイツ語圏で、そこをフランスが占領してフランス語を押しつけていた・・という歴史がある。ドーデはフランス側からの視点。 ・ルーブル美術館はもともとは12世紀、フランスがイギリスからの攻撃を防ぐためにつくられた要塞。 ・東ドイツの戦後教育 戦争は一部の独占資本家が起こした。君たちプロレタリアート(労働者)は被害者なのだ。悪かったのはヒトラーとその取り巻きだ。 ・西ドイツの戦後教育 ヒトラーは選挙で国民が選んだ。戦争やユダヤ人に対しての責任は国民にある。 ・ドイツでの難民受け入れについて、戦争責任や少数民族虐待の反省からメルケル首相は難民を無条件で受け入れるとした。現在80~100万人の難民暮らす。旧東ドイツ国民は戦後教育から難民受け入れに否定的。   p21:1ページでとても簡潔にまとまっているヨーロッパ歴史年表がわかりやすい。 p39:ユーゴスラヴィア、六つの共和国の歴史がわかりやすい。 2017.11.25初版第1刷 図書館

Posted byブクログ

2021/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

池上さんの本はとても読みやすく、ためになる。ドイツやユーロの関係がよくわかった。ヒトラーがオーストラリア人とは知らなかった。

Posted byブクログ