駐在日記 の商品レビュー
時は昭和50年代。主人公はのどかな田舎での駐在勤務になった夫婦、元外科医の妻がつける日記を軸に物語が展開。都会とはガラリと生活が変わるものの、村の人とのつながりによってなじみ、心情に寄り添って事件を解決していく流れが読んでいて心地よい。
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読みやすい。そして優しい。 駐在さんもその奥さんも良い人。 まだ若いのかもしれないけど、経験があり、経験を活かして役目を果たしている。 駐在さんは自分のことを優しくないと言っていますが全然優しいと思う。 どう足掻いても罪は罪だからすべてを肯定出来ないけど人に寄り添った正義を持...
読みやすい。そして優しい。 駐在さんもその奥さんも良い人。 まだ若いのかもしれないけど、経験があり、経験を活かして役目を果たしている。 駐在さんは自分のことを優しくないと言っていますが全然優しいと思う。 どう足掻いても罪は罪だからすべてを肯定出来ないけど人に寄り添った正義を持っている人。 そりゃあ救えなかったりして悔しい事もあるかもしれないけど救われてる人もちゃんといる。駐在さんは優しい人。
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花咲小路のせいらちゃんたちみたいな話口調。 昭和五十年の話であるところが引っかかっているのだけれど、次巻とかがあって後々分かってくるのだろうか。 神奈川県皆柄下郡の雉子宮駐在所に赴任した簑島周平、花の新婚さんのお話。花は横浜で外科医をしていたが、ある事件で手が不自由になり、そんな...
花咲小路のせいらちゃんたちみたいな話口調。 昭和五十年の話であるところが引っかかっているのだけれど、次巻とかがあって後々分かってくるのだろうか。 神奈川県皆柄下郡の雉子宮駐在所に赴任した簑島周平、花の新婚さんのお話。花は横浜で外科医をしていたが、ある事件で手が不自由になり、そんな花と暮らすために刑事から駐在所勤務Jを選んだ周平。花への愛情が感じられるな。こんなご夫婦の駐在さんがいたら、街も安心だろうな。
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元刑事のお巡りさんが平穏な田舎で起きた事件を解いていく。罪は罪なのだが人情もありそれもありかなとも思う。これはこれで面白かった。
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06月-13。3.0点。 横浜市都筑署で刑事だった主人公、結婚しケガをした妻と共に、田舎の駐在所に。事件を通して地元民と触れあう。 連作短編。いずれも小さな事件だが、解決方法が優しさに溢れる。
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平和な田舎に事件なんて起きない…と思っていたのに、赴任初日に強盗犯がやってきた!? 寺秘蔵の仏像を盗む窃盗犯、子供たちの遊び場に蛇が大量発生…。駐在さん×元医師の妻がワケありな謎を解き明かす、連作短編警察小説。 あり得ない話だけど、ほのぼのしてていいね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
刑事だった夫が田舎町の駐在として勤務することになり 元医者の妻と夫婦で、 小さな町で起こるプチ事件を解決していく様子。 ヤクザから女性がらみの逃亡をしてきた男。 警察に通報があったものの、悪い人からの依頼に手を貸すつもりはないと見逃したこと。 嵐の夜にお寺の秘仏が盗まれたらしいが 誰もその秘仏を見たこともなく、 お寺の面目を保つために住職によって仕組まれたものだったこと。 川辺に蛇がよく出るようになり 周辺で怪我をした炭職人の民蔵さんが隠していた愚か者の金。 川で発見された身元不明の遺体の正体。 東京で姉を自殺に追い込まれた坂巻くんの恨み。 プチ事件だけど、人の思いがそれぞれあって 面白かったなー。
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「すべての神様の十月」で、作者にハマり、読んだ本。 すらすら読めるので、昼休み時間に読み切ってしまった(笑) 昭和50年代、山間部の駐在所。 事件に巻き込まれて怪我をしてしまった外科医の花さんと、その事件がきっかけで出会った巡査部長の周平さん。 2人は、結婚して、駐在所での...
「すべての神様の十月」で、作者にハマり、読んだ本。 すらすら読めるので、昼休み時間に読み切ってしまった(笑) 昭和50年代、山間部の駐在所。 事件に巻き込まれて怪我をしてしまった外科医の花さんと、その事件がきっかけで出会った巡査部長の周平さん。 2人は、結婚して、駐在所での勤務を選択する。 一見、凶悪な事件か?と思うようなタイトルの事件も、人情味溢れる結末に。 大岡越前を思い出しました(笑) 続編も読むぞー! プロローグ 日曜日の電話は、逃亡者 水曜日の嵐は、窃盗犯 金曜日の蛇は、愚か者 日曜日の釣りは、身元不明 エピローグ
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昭和50年時代、平和であろう山あいの村が舞台というのが想像できる。そんな大自然の村で、温かい人達の間で起こるワケ有りな事件が面白い。残忍な凶悪事件でもなく、大事件でもない、でも事件は事件である出来事を、あえて事件にしないところがこの物語。そしてあたたかい出来事に変えてしまう感じで...
昭和50年時代、平和であろう山あいの村が舞台というのが想像できる。そんな大自然の村で、温かい人達の間で起こるワケ有りな事件が面白い。残忍な凶悪事件でもなく、大事件でもない、でも事件は事件である出来事を、あえて事件にしないところがこの物語。そしてあたたかい出来事に変えてしまう感じで、大自然に囲まれた村の舞台と合っている。 次はどんな話なんだろう?って、読み進めるのがとても楽しい物語。 定番となってくる登場人物たちに、だんだんと親しみを感じてくるのも面白い。
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昭和50年代の山と川に囲まれた片田舎の駐在所に赴任してきた元刑事、周平とその奥さん、花。 花の語り口で物語は進んでいくのだけど、東京バンドワゴンのサチさんとしか思えない! 次巻に期待する。
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