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逃亡刑事 の商品レビュー

3.5

61件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2022/03/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1.5倍速でドラマを見たような…。これを疾走感というのはどうかと。 情景描写を排して締まった感じにしているわけでもなし、中途半端に刑事と少年の間に流れる情。あげく、迫撃砲がとんでくる。 敵には敵の矜持がある、…のか?ないのか?またしても中途半端な。 最後に黒幕が登場…が、これも中途半端に。 立ち話で終わり!? 書きとばした感がすごい。悪い意味で。

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2021/11/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

御子柴弁護士の名前が出た時はおっ?そんな話し?っと思ったけど名前だけでしたね。 こんな女の人が子育てしたら良いのに。 犯人は最初に解ってたのですがスピードのある展開で読みやすく楽しめました。

Posted byブクログ

2021/09/23

警官殺しの濡れ衣を着せられた女警部と。 唯一の目撃者である8歳の少年の逃避行。 真実は県警を揺るがす大スキャンダルへと…。 描写はかなりスリリング。読んでいて緊張感が伝わっていきます。 中山作品ではお馴染みの宏龍会のあの人も深く関わっていきます。 全体的に中山作品にしては展開が少...

警官殺しの濡れ衣を着せられた女警部と。 唯一の目撃者である8歳の少年の逃避行。 真実は県警を揺るがす大スキャンダルへと…。 描写はかなりスリリング。読んでいて緊張感が伝わっていきます。 中山作品ではお馴染みの宏龍会のあの人も深く関わっていきます。 全体的に中山作品にしては展開が少し雑だったかな。 最後もすごいドタバタして終わった感じ。 登場人物個々は魅力的だったけど。 自分的にはイマイチだったかな。

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2020/02/24

スピーディーな展開で目が離せない。人物描写も素晴らしく、悪役にほんとうにムカついた(笑) 本を読んだのに刑事ドラマを見たような感じがする。

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2020/01/31

「アマゾネス」と呼ばれる女性刑事が警官殺人の濡れ衣を着せられ、その事件の目撃者である8歳の少年とともに逃げながらも犯人に立ち向かう。 女性刑事と8歳の少年のアンバランスながらも、妙に上手くハマった名コンビ感が面白い。また、中山七里の過去作品である「ヒートアップ」に登場したインテ...

「アマゾネス」と呼ばれる女性刑事が警官殺人の濡れ衣を着せられ、その事件の目撃者である8歳の少年とともに逃げながらも犯人に立ち向かう。 女性刑事と8歳の少年のアンバランスながらも、妙に上手くハマった名コンビ感が面白い。また、中山七里の過去作品である「ヒートアップ」に登場したインテリヤクザの山崎が存在感たっぷりに再登場し、御子柴弁護士もリップサービス程度だが登場して、中山七里作品愛読者には嬉しい演出。ただ、私の個人的感想ではあるが、女性刑事・高頭の図体がデカく、粗暴な男言葉を使い、しかしながら、顔はそこそこ美人という人物像がいまいちビジュアル的にイメージ出来ないまま終わってしまったのが難点。 ストーリーの方は、テンポも良く、エンタメ的にも派手で楽しく読めたものの、いつものどんでん返し的な展開はあまり感じなかった上、そもそもの事件背景がありきたりというか、すでに手垢にまみれたようなものだったので、もう一捻り、二捻りは欲しかったなぁと感じたのが正直なところ。 サラッと読んで楽しむエンタメ本としてはちょうどいい具合だったと思います。

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2020/01/12

組対刑事殺しの濡れ衣を着せられた千葉県警のアマゾネス刑事班長冴子が、刑事殺しを目撃した8歳の少年を連れて逃避行する。その少年猛も訳ありの子で、冴子との交流が泣かせる。冴子を助けることになるヤクザの山崎とのやり取りも面白い。潜伏先の大阪で捕まってしまったあとの脱出も物凄い、というか...

組対刑事殺しの濡れ衣を着せられた千葉県警のアマゾネス刑事班長冴子が、刑事殺しを目撃した8歳の少年を連れて逃避行する。その少年猛も訳ありの子で、冴子との交流が泣かせる。冴子を助けることになるヤクザの山崎とのやり取りも面白い。潜伏先の大阪で捕まってしまったあとの脱出も物凄い、というか痛快だ。このアマゾネスだが、正義感もあり、普段は表に出ない情も厚い。続編を読みたいが、どうだろうね。山崎は、「ヒートアップ」で重要な登場人物として出てくるけどね。

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2020/01/09

作品の内容としては、主人公のアマゾネスとまで呼ばれた女刑事が8歳の男の子の猛と共に警察組織から逃げている中で、多々窮地に立たされながら、どうにかこうにか乗り切っていくものである。また、見どころとしてアマゾネスと猛のお互いが自分の知らないものを相手に求めてしまうという切なさを感じる...

作品の内容としては、主人公のアマゾネスとまで呼ばれた女刑事が8歳の男の子の猛と共に警察組織から逃げている中で、多々窮地に立たされながら、どうにかこうにか乗り切っていくものである。また、見どころとしてアマゾネスと猛のお互いが自分の知らないものを相手に求めてしまうという切なさを感じる描写は、読んでいて切なさを感じた。 また、この評価の理由としては、中山七里さんの本は2冊目で、前回読んだテミスの剣の様などんでん返しのある作品を期待していたが、どんでん返しも無ければリアリティの欠片も無い話が続いたためこの評価とした。

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2019/07/28

この作者には珍しく「どんでん返し」がない。タイトルからストーリーは予想通り。どうやって始末をつけるのかなと思っていたら、そこは「まさか」というか「やり過ぎ」感いっぱいでしたね。御子柴弁護士が名前だけ登場するのがサービスといったところかな。

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2019/06/17

ついこの間、中山七里氏お「能面検事」を読んだばっかりだった。 とても、最後の結末が、成程・・・と、思えるほどの読みごたえだったので、この本を手にした。 最初から、養護施設の虐待シーンからの描写で、「Itと呼ばれた子」の本を思い出しながら、、、 殺人を目撃した8歳 猛は、警察へ...

ついこの間、中山七里氏お「能面検事」を読んだばっかりだった。 とても、最後の結末が、成程・・・と、思えるほどの読みごたえだったので、この本を手にした。 最初から、養護施設の虐待シーンからの描写で、「Itと呼ばれた子」の本を思い出しながら、、、 殺人を目撃した8歳 猛は、警察へ行って、犯人を見てしまう。 アマゾネスという異名を持つ高頭冴子が、それを知って、犯人の追及をするのだが、、、、反対に罠に嵌まって、其の殺人事件の濡れ衣を着せられる。 どうする・・・冴子・・・ 唯一 犯人の顔を見た猛も、命の危険にさらされる。 ヤクザを威しながら、大阪の西成に影をひそめながら、どおように汚名を返還させるのか? そして、最後のハラハラドキドキ感の冴子と猛の運命が、、、任侠の山崎らによって、携帯への投稿で、暴かれて行く。 ホッとした後のパンドラの箱の最後のものは・・・・ 又もや、こんな展開があるとは、、、、ビックリである。 そして、最後の猛の縋り付くのを避けた冴子に、猛が発した言葉も、、、、意表だったのだが、、、賢い猛の言いそうな言葉だと、、、暖かい気持ちになった。

Posted byブクログ

2019/06/15

この作者の本は、これで初めて読んで、ひきこまれた。遅咲きで警察ものや音楽ものなどバンバン書いてるらしくてびっくりした。

Posted byブクログ