永遠に残るは(上) の商品レビュー
クリフトン年代記の最終章です。 超大作であることは間違いなし。 読み始めようかどうしようか迷っている方には、手に取ってみることをおすすめします。 生から死までの話ですが、人が成長していく過程が描かれています。苦あり楽ありのストーリー展開は長編を短く感じられるでしょう。
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「私の場合はそうはいかないんですよ」ハリーは答えた。もう一度ウィリアム・ウォーリックを読者の前に登場させ、その後、次の小説に取りかからなくてはならないんです。1年ぐらいはかかるかもしれません。というわけで、私は少なくとも7日までは有している必要があるんですどういうことかお分かりですか、ドクター・チャーリーズ」
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イギリスの二つの一族の現代史物語の13巻目。 いよいよ最終部になり感無量です。 出だしは、いつものように全巻の引きをあっさり終わらせ、主人公一族はどんどん幸せになっていくのに対し、往年の敵役たちは自滅していくというちょっと肩透かしな顛末でした。 その中において、レディ・ヴァージニアの存在感が圧倒的でした。 主人公一族以外で章に名前が出る稀有な登場人物じゃないでしょうか。 おかげで、下巻(最終巻)が楽しみなりました。
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ついに最終巻。 しかし、山あり谷ありはつきない。そして、困難を乗り越え、ハリー、エマ、ジャイルズは、人生の頂点にたつ。
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クリフトン年代記シリーズ、この7作目にて終了。アーチャー氏、もう70歳も超えてそろそろ終わってしまうのかな…と思っていたこの時期にこんなどえらいシリーズものを出してしまうからやっぱり只者ではない。横浜の書店でサインしてもらった文庫本、まだ大事にとってあります…
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ハリーとエマの夫婦の最終章。お金があってもなかなか全てがハッピーにはならない証明。全体の感想は下巻へ
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読了。シリーズ全体として満足と言うことで☆5つ。この第7部に限って言うと、まあ面白いんだけど、イベントが小粒で、これまでの壮大なストーリーの締めくくりにはやや蛇足感がある。ずっと読んできた身としては、最後の演説のあたりは胸に来るものがあるのはさすがのアーチャー節だったが、とくにこ...
読了。シリーズ全体として満足と言うことで☆5つ。この第7部に限って言うと、まあ面白いんだけど、イベントが小粒で、これまでの壮大なストーリーの締めくくりにはやや蛇足感がある。ずっと読んできた身としては、最後の演説のあたりは胸に来るものがあるのはさすがのアーチャー節だったが、とくにこれまでの伏線を回収したという話でもなく、「その後の話」みたいな趣だった。
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