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死刑にいたる病 の商品レビュー

3.7

436件のお客様レビュー

  1. 5つ

    70

  2. 4つ

    186

  3. 3つ

    138

  4. 2つ

    19

  5. 1つ

    4

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2022/07/27

主人公の取り込まれる様が 分かりやすく滑稽で、でものめり込む事で 麻痺していく感覚が、不思議なほど 普通に共感できる気もしてしまう。 マインドコントロールの恐ろしさを痛感した。 とても読みやすい文章で 沼にハマる勢いで読み切りました。 映画も観たいと思います。

Posted byブクログ

2022/07/27

阿部サダヲさんが好きで映画化の表紙に惹かれて購入。 ちなみに映画は観てない。 主人公の雅也が榛村に翻弄されるように変化する過程が興味深い。 人と人は良くも悪くも影響を与え受けながら共に居ることを考えさせられた。 多少強引な展開もあるが一気に読めた。 2022/7/26

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2022/07/27
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すごく読みやすい文章でスラスラ読み進められた。真犯人を探すことから始まる物語だけど、その犯人を見つけることが終わりじゃない。人の恐ろしさや影響力、すごく考えさせられた。私も大和に騙された。

Posted byブクログ

2022/07/26
  • ネタバレ

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かつて神童と謳われたものの現在は俗に言うFラン大学に通う雅也。そんな雅也のもとに届いたのは死刑囚榛村大和からの手紙だった。その内容は「死刑は認めるが最後の一件は冤罪である。そのことを証明してほしい」というものだった。調査を始めた雅也だったが、調査を進めるうちに徐々に榛村に惹かれていき……。 シリアルキラーの超ハイブリッド型と言える榛村の書き方が完璧であり、マインドコントロールをしていく様は読んでいてゾッとした。 榛村が手を出すのは自己肯定感が低い者たちで、最後の最後には自身の担当弁護士さえも掌の上で転がしていたことが分かった時は戦慄さえ覚えた。 じわりじわりと広がりながらも徐々に心地よさを感じさせてしまう鈍痛を感じたとでも書けばいいのか。1番怖いのは人間だなと改めて思い知らされた。

Posted byブクログ

2022/07/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

#絶望とは死に至る病である(キェルケゴール) #あたしはあなたの病気です(寺山修司『疫病旅行記』) #九件目の殺人だよ、あれはぼくの犯行じゃない #あなた、ナイフを隠し持ったつもりで、お姑さんの前に立ってみなさい #シリアルキラーの悲惨な幼少期 #ストーカーになりやすいタイプ①過保護に育ったわがままな人間②孤独だが依存心が強く、妄想にふける人間 #幼いおれに、無意識下で選民意識わ植え付けていったのは、目の前のこの男だ

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2022/07/22

映画化した作品ということで読み始めた。サイコパスに支配されている感じが不気味で、とりあえず父親ではなくて良かったなと思った。

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2022/07/21

全ては毒親が産んだ物語って感じでした。序盤過ぎたあたりからどんどん展開が面白くて、一気読みしてしまいました。自分がもし、雅也の立場だったらどうしていたんだろうって考えただけでも怖いです、、。映画も見てみたい!

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2022/07/21

展開すごく面白くて、普段ミステリー系は読まないのだけどこれはすごく気に入って一瞬で読み終わったやつ。 でも強いて「ここがな〜、、」という点あげるなら、 最後のエピローグかな。手垢コテコテの終わりかたというか、「作者力尽きたか、、?」と思う感じだった。「もっとできるだろー!妥協し...

展開すごく面白くて、普段ミステリー系は読まないのだけどこれはすごく気に入って一瞬で読み終わったやつ。 でも強いて「ここがな〜、、」という点あげるなら、 最後のエピローグかな。手垢コテコテの終わりかたというか、「作者力尽きたか、、?」と思う感じだった。「もっとできるだろー!妥協したろー!」ってちょっと思っちゃったかな。

Posted byブクログ

2022/07/20

むむぅ。なかなかにサイコな殺人犯。こういうタイプが1番恐ろしい。 物語としては大和の一強って感じがしてそこは芯があっていいなと思った。 最後の加納との関係性、大和と弁護士との関係はこれいかに、、、?

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2022/07/19

もし身近にこんな人がいたら、私も支配されてしまうかもしれないと思って恐くなった。 環境による認知の歪みについて考えさせられる一冊だった。

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