ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方 の商品レビュー
自分のライフスタイルや無意識に大事にしてた価値観の一つを的確に表現する言葉に出会った感動。 chillでもなくhygge、とても素敵な考え方
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デンマーク国民の幸福度が高い理由のひとつに、国が「社会福祉の充実」という形で人々の生活の基礎を保障している事実があった。 だから国民は生活の"その先"を考えることができ、その先にあるものの基本にあるのが「ヒュッゲ」であり、自分を大切にするデンマーク流の幸せの形...
デンマーク国民の幸福度が高い理由のひとつに、国が「社会福祉の充実」という形で人々の生活の基礎を保障している事実があった。 だから国民は生活の"その先"を考えることができ、その先にあるものの基本にあるのが「ヒュッゲ」であり、自分を大切にするデンマーク流の幸せの形なのだと感じた。 ちなみにデンマークの子どもたちがクリスマスに作るハートの飾りを見様見真似で作ってみたけれど難しかった。みんな器用だなあ。それともサイズを間違えたのかな……。
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ヒュッゲの本だから仕方ないとは言え、ヒュッゲヒュッゲ言い過ぎな本。 何度も同じ事を言ってページ数を無駄に多くしてるように感じた。 同じ作者の別の著書『デンマーク幸福研究所が教える「幸せ」の定義』を読み易くした結果、内容が薄くなってしまった感じがした。
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デンマークのヒュッゲについて捉え方や日々の過ごし方が書かれている。 ヒュッゲの概念は自分に合ってる。まずはキャンドルを灯すことから始めたい。日々の小さな幸せの積み重ねが大事。
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「なあ、これ以上のヒュッゲってあるかな?」 「そうね、あるかも」 ちょっとしてから、女の子が答えました。 「外で嵐が吹き荒れてたら、もっとヒュッゲじゃない?」 出版は2017年10月。 日本でも「ヒュッゲ」がちょっとしたブームになりました。 (なぜ今ごろ読んでいる...
「なあ、これ以上のヒュッゲってあるかな?」 「そうね、あるかも」 ちょっとしてから、女の子が答えました。 「外で嵐が吹き荒れてたら、もっとヒュッゲじゃない?」 出版は2017年10月。 日本でも「ヒュッゲ」がちょっとしたブームになりました。 (なぜ今ごろ読んでいるかというと、人気のある本は図書館で予約してから余裕で1年くらいかかるから。すぐに読みたければ買ったほうがいいわけです。) 「ヒュッゲ」というデンマーク語は翻訳できない言葉で「人との温かいつながりをつくる方法」「心の安らぎ」「不安がないこと」「お気に入りのものに囲まれて過ごす幸せ」「心地よい一体感」「キャンドルのあかりのそばでココアを飲む」などもすべてヒュッゲだと著者は言っています。 その上でたんなる「心地よさ」ではないと繰り返し例をあげて説明しています。 「「ヒュッゲ」は「ヒュッゲでない」ものとの対比の中からしか生まれてきません。 日常生活の中にあるさまざまな「ヒュッゲでない」ことをくぐり抜けたあとに得られるのがヒュッゲなのです。 「外で嵐が吹き荒れてたら、もっとヒュッゲじゃない?」 これがヒュッゲの重要なポイントです。その場の状況と外の厳しい現実との差が大きければ大きいほど、ヒュッゲの価値は高まると言っても過言ではありません。」 著者はハピネス・リサーチ研究所というシンクタンクのCEOで、「みんなを幸せにするものは何か」について研究しているとのこと。 デンマークが「世界でもっとも幸せな国」とされる最大の理由を「社会保障制度」だとしています。「福祉が行き届いていることで、国民の不安、心配、ストレスが軽減されている」と。 デンマークの会社では5時になると退社。子育て中の人が部署にいる場合は、午後4時過ぎまでかかるような会議は開かない。 とか家で家族とのんびり過ごすことが推奨されている環境などうらやましいかぎり。 自転車通勤が多いのも、通勤距離が短い(自転車で通える距離に職場がある)ことで地域の人と一体感や信頼感をつくりやすいとしています。 そもそも、日本で「ヒュッゲ」とか「シンプルライフ」が注目されているのは、日本経済自体が貧しくなってきて、「お金で買えない幸せ」とか「貧乏でも幸せになる暮らし方」が求められているから。 「コーヒーと甘いお菓子でヒュッゲタイム」といった雰囲気的なことだけじゃなくて、日本の社会福祉がどうすれば良くなるのかを考えてみるべきですよね。 (「翻訳できない世界の言葉」の例として、日本語の「積ん読」が「本を次々買ってはくるが、けっして読まないこと」と説明されてたんですけど、デンマーク人やほかの国の人は積ん読しないの? それとも買うだけで読んでないことが日本的なの?) 以下、引用。 「適切に部屋を明るくするために必要なものは、お金ではなく文化です。 家具、生活様式、カーペット、どれも重要ではありません。あかりの配置に比べたら、ささいなことです。 「あかりについて」ポール・ヘニングセン」 「手間ひまかけているから、手づくりのジャムは市販のジャムよりもヒュッゲなのです。」 「ある友人は、毎年ボードゲームの大会を開いています。ゲームの名前は「枢軸国と連合国」。第二次世界大戦を舞台にしたもので、勝負がつくまでになんと14時間ほどかかります! ただ単にゲームをするだけではありません。まるで政治家さながらに、おそろいの背広を着て部屋に集まり、ワーグナーやベートーベンの曲を流し、葉巻の煙を充満させてゲームにとりくむのです。煙のせいで、仲間の顔はぼんやりとしかわかりません。 正直言ってやりすぎですが、すべてはヒュッゲのためなのです。」 「寒い場所で温かいものに包まれている感覚は、単に「温かい」のではなく、むしろ厳しい環境の中で「安心感」を与えてくれるのです。」 「デンマークは世界でもっとも幸福な国だといえると同時に、「世界でもっとも不幸な人が少ない国」でもあります。福祉国家というしくみは、「極端に不幸な人を減らす」という点ではとても有効です(もちろん完璧とまではいきませんが)。 国民だれもが無料で医療を受けられ、大学教育も無料、失業しても手厚い給付金がもらえるのは、不幸な人を減らすうえで大いに役立っています。 こうした恩恵は、あまり裕福でない階層の人々にとって、とくに重要な意味を持ちます。ほかの先進国に住む貧困層と比べると、少なくとも貧困の泥沼にはまることは回避できるということです。」 「ある研究によると、ノスタルジア(郷愁)は前向きな気持ちを引き出し、愛されているという感覚を強め、自尊心を高めるそうです。」
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表紙の愛らしさにひかれて手に取った一冊。デンマークの幸福度数の高さはヒュッゲにあり?国民性というのは国によって様々で、何に幸せを求めるのかもまた同じ。社会が成熟しているように感じたのはヒュッゲのおかげかどうかはあれだが。寒さが厳しくてつらい土地を目一杯楽しもうという心構えのようで...
表紙の愛らしさにひかれて手に取った一冊。デンマークの幸福度数の高さはヒュッゲにあり?国民性というのは国によって様々で、何に幸せを求めるのかもまた同じ。社会が成熟しているように感じたのはヒュッゲのおかげかどうかはあれだが。寒さが厳しくてつらい土地を目一杯楽しもうという心構えのようでもあるし、スローライフ、シンプルライフの結果がヒュッゲにもつながるのか。
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ヒュッゲ。デンマークの人々が大事にしている「人と人とのつながりから生まれるあたたかい時間」のこと。読んでる間じゅうずっと幸せホルモンが出てくるようなすてきな本でした。装丁も中の紙質もこだわりを感じて、買ってよかった〜と思いました。バルト三国はどこも幸せ指数高い国が多いけれど、日本...
ヒュッゲ。デンマークの人々が大事にしている「人と人とのつながりから生まれるあたたかい時間」のこと。読んでる間じゅうずっと幸せホルモンが出てくるようなすてきな本でした。装丁も中の紙質もこだわりを感じて、買ってよかった〜と思いました。バルト三国はどこも幸せ指数高い国が多いけれど、日本が追いつくにはまだ先って感じですね。また読み返したい本です。
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幸せとは、誰かが与えてくれる華やかな贈り物ではない。幸せは日常生活の中にあり、自分で小さな幸せを見出して、それを心から楽しむことである。私は常々このように考えていたが、本書を読んで確信に変わった。
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とにかく本の質感がすごく良くて、手にとってカバーを見てるだけでもほのぼのとした幸せな気持ちになります。 これを読んだあなたは、キャンドルや照明、あったか〜い飲み物とおやつが気になって仕方がないってなるかも!? シンプルな幸せはすぐそばにありますよ。
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