新聞記者 の商品レビュー
2019年120冊目。満足度★★★★☆ 官房長官会見での鋭い質問責めで有名となった東京新聞記者の半生期。権力者が隠したいことを明るみに出すこと。彼女は今最も気になる記者だ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
映画の原作と思ったので、たいそうがっかりしました。 というのは前半が長かったから。やっとモリカケ問題に入ったかと思ったら、映画のように一つの事件を追うというのではないのですね。 安部首相が始めた教育改革や共謀罪など、着々と準備が進んでいるということを改めて感じました。だから☆はもっと多くてもいいのですが、自叙伝ってあんまり好きじゃないので。
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熱くて、自分も熱くなりたいと思った。 自分の意見を持つ、言う、という、苦手なことをやってる著者に憧れる。 新聞を読むことから始めるぞ。
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管官房長官の定例会見で、「同じ質問を繰り返してしないでください。」って コメントは、聞いたことがあったけど、 著書の望月衣塑子さんだっとは、知らなかった。 彼女の考えが正しいか、賛同できるかは、 私に知識がないので、簡単には言えないが、 疑問に思うことをどんどん質問する彼女の...
管官房長官の定例会見で、「同じ質問を繰り返してしないでください。」って コメントは、聞いたことがあったけど、 著書の望月衣塑子さんだっとは、知らなかった。 彼女の考えが正しいか、賛同できるかは、 私に知識がないので、簡単には言えないが、 疑問に思うことをどんどん質問する彼女の姿勢には、 賛同したい。 官邸が力を持ちすぎている今、 彼女のような存在は貴重だと思う。
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新聞記者の仕事がどんなものなのか、この本で初めて知った。ジャーナリズムとは?報道とは?漠然としか感じていなかったこれらの言葉に、具体的な責任と使命感を持って仕事をしている人がいる、というのはとても頼もしい。同時に、それをサポートする人や環境が諸外国よりずっと遅れていて、情報の受け...
新聞記者の仕事がどんなものなのか、この本で初めて知った。ジャーナリズムとは?報道とは?漠然としか感じていなかったこれらの言葉に、具体的な責任と使命感を持って仕事をしている人がいる、というのはとても頼もしい。同時に、それをサポートする人や環境が諸外国よりずっと遅れていて、情報の受け手の意識が低いこともハッキリと感じられ、改めて危機感を覚えた。 文学的にどうこうではなく、彼女の意見や考え方が率直に伝わってきて分かりやすく、非常に興味深いことが詰まった一冊。広く読まれてほしい。間違っても販売自粛などということにならぬよう。 ところで、7月にはこの本を元にしたという映画も見た。同じくジャーナリズムをテーマにしたドキュメンタリーで、湾岸戦争の時の誤報について扱った『記者たち』に比べるとやや間延びしていて情緒的なシーンが多いと感じたけれど、面白かったし衝撃的な描写も多かった。他の切り口で調べると、内調は「実際はあんな仕事はしない」ということを書いている人もあり、フィクションならではの誇張もあるのだろうと推測できるが、それでも、言いたいことは十分に伝わってくる作品だった。 イオンがスポンサーで、上映回数も多く見に行きやすかった。ちょっと見直した。
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官房長官の会見に彗星のごとく現れ、次々と質問を繰り出す著者。脚光を浴び、声援を受ける一方、心無いバッシングや脅迫も。自民党や医療業界の利権構造を暴いてきた、一記者の思想と生い立ちがここに。
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この本が出されたのが2年前。映画にもなりましたが、状況は悪くなるばかり。まず教育、次にマスコミを従えるという為政者の戦略が着々と進む。望月さんの頑張りは素晴らしいですが、新聞というメディア自体が若者の心を動かすことができていないんだろうなぁ〜、東京新聞いいこと書いてあるのに、活字...
この本が出されたのが2年前。映画にもなりましたが、状況は悪くなるばかり。まず教育、次にマスコミを従えるという為政者の戦略が着々と進む。望月さんの頑張りは素晴らしいですが、新聞というメディア自体が若者の心を動かすことができていないんだろうなぁ〜、東京新聞いいこと書いてあるのに、活字じゃ伝わらないってことなんだろうか?
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新書で映画化されてるというのはどんな感じなのかなと気になって読んでみた。本読まなければ偏向報道で良くない印象しか持たなかったかもしれないなと思った。この本繋がりで詩織さんや清水潔さんの本にも興味が湧いた。
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とても面白かった。何度も心震え、涙が出た。特に詩織さんの話が……。フェミニズムに関心がある者として、許せないと感じた。信じたくはないが、日本は今あまり良くない状況にあると思う。いつの世も言われることかもしれないけど、望月さんのタフで強い気持ち、権力が隠すものを暴くという精神を、記...
とても面白かった。何度も心震え、涙が出た。特に詩織さんの話が……。フェミニズムに関心がある者として、許せないと感じた。信じたくはないが、日本は今あまり良くない状況にあると思う。いつの世も言われることかもしれないけど、望月さんのタフで強い気持ち、権力が隠すものを暴くという精神を、記者でない国民たちも持たなくてはいけないと思った。
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管官房長官にくってかかる東京新聞の記者の本ということで読んでみた。記者クラブ制の弊害を内側から暴露しているところが良かった。。楽に取材しようとするからこのようなことになるのだと納得。 主張には共感するがジャーナリスティックな書き方はいただけない。(新聞記者が書いた本にはいつも同じ...
管官房長官にくってかかる東京新聞の記者の本ということで読んでみた。記者クラブ制の弊害を内側から暴露しているところが良かった。。楽に取材しようとするからこのようなことになるのだと納得。 主張には共感するがジャーナリスティックな書き方はいただけない。(新聞記者が書いた本にはいつも同じコメントをしている気がする)
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