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東京近江寮食堂 の商品レビュー

3.4

38件のお客様レビュー

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2024/06/15

食べることは生きることだと感じた。近江料理のことを知らなかったので勉強になった。焼き鯖そうめんをぜひ食べてみたい。また、味覚障害を治した昆布だしも気になる。近くに東京近江寮があれば毎日でも通いたいものだ。私もヨシ子さんに人生相談したい。

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2024/05/19

表紙のおにぎりもそうだけど、ごはんが美味しそうで食べたくなる。 『食べることは生きること。生きることは進むこと。』

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2024/03/05

後半からラストの展開がよかった。 感動がじわじわと来ていい。 食べることは生きることだと感じる。 妙子と安江のおばさんの友情が若い子の関係とはまた違っていい。おばさんになったら友達とはこんな感じになりたい。

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2023/11/25

初めて読む作家さんだった。 感動することもなく、可もなく不可もなくテンポよく読めたけど、何か物足りなく終わった感じ。旦那さんとの会話が欲しかったなぁ。

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2023/10/24

表紙の絵に惹かれて読んでみました。 消息不明の夫を探しに東京へ来た妙子。ひょんなトラブルから出会った安江が経営する滋賀県民専用の寮の食堂を手伝いながら夫を探すことになる。夫が働いていた飲食店を探し出すも夫は... というお話。 妙子も成長することで夫と向き合うことができました...

表紙の絵に惹かれて読んでみました。 消息不明の夫を探しに東京へ来た妙子。ひょんなトラブルから出会った安江が経営する滋賀県民専用の寮の食堂を手伝いながら夫を探すことになる。夫が働いていた飲食店を探し出すも夫は... というお話。 妙子も成長することで夫と向き合うことができました。夫婦といえども他人。相手のことはよくわかっているつもりでも心の中はわからんよね。意図せず妙子も夫を追い詰めていたんだろうな。 安江の話し方が鼻についてあまり楽しめずでした。なんでぶりっこ口調なんだ。

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2023/09/07

上京した滋賀県の人のための宿泊施設、東京近江寮で料理を担当することになった主人公・妙子。滋賀県の郷土料理が次々に登場して、温かな気持ちで満たされていきます。ちゃんとご飯を食べると、素直に生きる力が湧いてくるのですね。 読んだのは図書館で借りた単行本ですが、表紙のげみさんの絵のお料...

上京した滋賀県の人のための宿泊施設、東京近江寮で料理を担当することになった主人公・妙子。滋賀県の郷土料理が次々に登場して、温かな気持ちで満たされていきます。ちゃんとご飯を食べると、素直に生きる力が湧いてくるのですね。 読んだのは図書館で借りた単行本ですが、表紙のげみさんの絵のお料理がとっても美味しそうです。

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2023/07/01

定年間近の妙子が、10年前に家を出た夫を探しに上京し、そこで新たな友人と出会い、食堂の料理人としての新たな生き甲斐を見つけるストーリー。 東京に到着した日に財布をなくした妙子は、滋賀県公認宿泊施設の近江寮に泊まったのをきっかけに、そこで賄いを作るようになる。 料理を通じて、宿の...

定年間近の妙子が、10年前に家を出た夫を探しに上京し、そこで新たな友人と出会い、食堂の料理人としての新たな生き甲斐を見つけるストーリー。 東京に到着した日に財布をなくした妙子は、滋賀県公認宿泊施設の近江寮に泊まったのをきっかけに、そこで賄いを作るようになる。 料理を通じて、宿の管理人、安江や常連客たちと親しくなっていく一方で、安江に協力してもらいながら夫探しを続ける妙子。 安江の義母、ヨシ子が、認知症ながら、その何気ないコメントでその場をなごませたり、人に生きる力を与えたりしていたのがスゴい。特に、常連客の池花さんが、同姓のパートナー、忍さんを食堂に連れてきたときのヨシ子さんの反応がステキすぎる。 料理の描写も丁寧で、優しい味わいの近江料理が目に浮かぶよう。

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2023/06/11

夫を探しに慣れない東京に1人で出てきた妙子さん。出だしはハラハラして読んでいましたが、どうにかやっとこと言った感じで近江寮の生活をスタートできてホッと一息。 寮のメンバーもなかなかの強者揃いですが、それにも引けをとらない妙子さんの逞しさにもクスッとさせられました。 ご飯が美味しそ...

夫を探しに慣れない東京に1人で出てきた妙子さん。出だしはハラハラして読んでいましたが、どうにかやっとこと言った感じで近江寮の生活をスタートできてホッと一息。 寮のメンバーもなかなかの強者揃いですが、それにも引けをとらない妙子さんの逞しさにもクスッとさせられました。 ご飯が美味しそう。 あまり凝らずにシンプルが1番と思えました。

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2023/03/01

展開として上手く転がっていき、できすぎな流れではあった。ただ文章としては料理の描写は丁寧だし、登場人物のキャラもしっかり立っていて、スイスイ読める感じ。ほっこり温かくなる話だった。

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2023/02/06

食べることの意味を、不器用ながらも正面から問い、今日を生きる元気をもらえる小説。祖母を失った喪失感の残る実家でよんだこともあり、「食べることは生きること。」の一文が強烈に響く読書体験になった。

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