琥珀の夢(上) の商品レビュー
創業者は偉いですね。 並みのサラリーマンとは情熱が違います。 ホンマの話かどうかですが百円の使い方も豪快でいいですね。 今でこそジャパニーズウイスキーは全世界で愛されますが それを世に出した商品力・開発力は見習うものがあります。
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面白すぎて、一気に読み終えてしまいました。 もっともっと気張らなければ!と自分に喝を入れております。
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日本初の国産ウイスキー造りに精魂をかけた鳥井信治郎。明治・大正・昭和を駆け抜けたサントリー創業者と、その「やってみなはれ」の精神を受け継ぐ末裔を描く。 功成り名を遂げた人の立身出世物語を読むのは楽しい。それが伊集院静氏の華麗な筆になるならなおさらだ。商家の丁稚上がりの鳥井信治郎...
日本初の国産ウイスキー造りに精魂をかけた鳥井信治郎。明治・大正・昭和を駆け抜けたサントリー創業者と、その「やってみなはれ」の精神を受け継ぐ末裔を描く。 功成り名を遂げた人の立身出世物語を読むのは楽しい。それが伊集院静氏の華麗な筆になるならなおさらだ。商家の丁稚上がりの鳥井信治郎がこのあとどうやって日本のウイスキーの父ともいえる竹鶴政孝に出会うのか、興味は尽きない。 (A)
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大坂は船場が商人の街であることは、秀吉の時代まで遡る。その船場・道修町で薬問屋の丁稚奉公から始め、世界のサントリーまで昇りつめたのは創業者・鳥井信治郎だ。 社名の由来は、お天道様(日輪)と鳥井、カタカナにすれば、サン・トリイである。 日本有数の酒造メーカーとて順風満帆であったわ...
大坂は船場が商人の街であることは、秀吉の時代まで遡る。その船場・道修町で薬問屋の丁稚奉公から始め、世界のサントリーまで昇りつめたのは創業者・鳥井信治郎だ。 社名の由来は、お天道様(日輪)と鳥井、カタカナにすれば、サン・トリイである。 日本有数の酒造メーカーとて順風満帆であったわけではない。勿論、紆余曲折があり幾多の試練を乗り越えた。 著書の上巻で一度だけ出てきたワードは、「余市」という地名、それが彼の商人としての逆説のキーワードであることは物語をお読みになり確かめて頂きたい。NHK朝ドラの「マッサン」も参考になりますね。 若かりし頃、仕事の修業は大阪を拠点に選びました。 (ここから大阪弁)僕自身は、以前お酒を飲んでましたんや、嫌いになった訳ではありまへん。お誘いがおましたら、スコッチだけ飲めまっさ。 お酒好きには堪らなくおもろい、そして皆に元気が出る作品、お薦め本でおま。 どうぞお気張りやして、ごめんやっしゃ!
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サントリー創業者の鳥井信治郎の物語。両親や丁稚奉公先の旦那さんの教えを守り、ひたむきに努力する姿に胸が熱くなった。 商売の元手にもらった大金を、船旅に使ってしまうなど、豪快さを感じるエピソードも面白い。 下巻で大きく飛躍するであろう信治郎の物語の続きが気になって仕方がない。
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サントリーの創業者・鳥井信治郎の生涯。初の国産ウイスキーを造るという大事業を成し遂げた商人の話。上巻の方がやや面白かった。丁稚時代の小西儀助商店で合成酒を作るあたりが一番好き。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou26301.html
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良い。 日本を代表する商人。経営の神様、松下幸之助が尊敬していた人物でけあって、物語にすると面白いお話になる。 長編だが、どんどん読める。 大金をはたいて、北海道への船旅をする判断、それを生かす才覚。 現代では通用しない古いお話しのようだが、若い時の苦労は買ってでもするのは、共通...
良い。 日本を代表する商人。経営の神様、松下幸之助が尊敬していた人物でけあって、物語にすると面白いお話になる。 長編だが、どんどん読める。 大金をはたいて、北海道への船旅をする判断、それを生かす才覚。 現代では通用しない古いお話しのようだが、若い時の苦労は買ってでもするのは、共通しているのではないか。
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ハイボール好きとしては読まないわけにはいかない。それにしても自伝かと思うほど描写が細かい。ターニングポイントとなると出来事は勿論、些細な会話まで再現されていてまるで傍で見てきたかのようだ。
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今年の上半期一番の小説でした。夢に向かって一途に邁進する主人公。刺激を受けずには入られません。夢を持つこと。人との出会い。感謝の気持ちを持ち、見えないところでの施しを行う姿勢に感動しました。
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国産ウイスキー造りは周囲からは猛反対にあっていた。そんな時、関東大震災が起きる。瓦礫と化した東京を見て、信治郎は誓う。「わてが日本をええ国にするんや。ウイスキーを作ってみせる」。
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