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琥珀の夢(上) の商品レビュー

4.2

33件のお客様レビュー

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2025/02/05

沢山の読み慣れない言葉や漢字に初めはこれ、むりかも…って思ってましたが、 (日清戦争頃のおはなしなので) どんどん信治郎の夢を追う姿に夢中になりました。 奉公先の儀助から言われた言葉、 母、こまの言葉(施しの意味とは)など、 色々この本から私自身学ぶものがありました。 また歴...

沢山の読み慣れない言葉や漢字に初めはこれ、むりかも…って思ってましたが、 (日清戦争頃のおはなしなので) どんどん信治郎の夢を追う姿に夢中になりました。 奉公先の儀助から言われた言葉、 母、こまの言葉(施しの意味とは)など、 色々この本から私自身学ぶものがありました。 また歴史的背景が詳しく書いてあり、当時の流行りや現代の私たちが耳にしている言葉の由来も書いてあり、雑学を身につけた気分ですw へぇ~い のくだりが個人的にツボですW 信治郎の忙しい中毎日神社にお参りに行き、理不尽なことで虐めを受けても言い訳せず行動する地道で真っ直ぐな性格がすきです。 その彼がどのような道をたどってサントリー創業まで漕ぎ着くのか下巻が楽しみです。

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2024/01/16

明治時代の頃の話で、大阪弁で書かれていることもあり読みづらいと思いきや、とても引き込まれる展開。文章も過不足ない表現でとても読みやすい。サントリー創業者の信念をしるいい機会になりました。

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2023/11/07

立身出世譚が好きだ。 エネルギー、前向きさ、行動力、好奇心、オープンマインド、努力、根性、集中力、、、 前向きな力が湧いてくる。 冒頭。鳥井信治郎と、ある少年が出会う場面。 自分でも何故だか分からないが、いきなり涙が出てしまった。

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2021/12/13

松下幸之助は自転車の丁稚時代に鳥井の店に出入りしていた 店を開いた当初は缶詰でも炭酸水でも何でも手を出した

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2021/03/18

当時、ワインを作ろうという考えに至るのが凄い。きっかけを知ると納得。利幅の大きな商品。前例のない事業をやるのは、安定志向の私には、無理。サクサク読める!

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2020/10/07

大阪弁のリズミカルな会話と、簡潔だけどしっかり意味の詰まった文章でさっと読めて楽しめました。 部屋にこもってじっとブレンドする情景、瓶を大切に抱える場面、先を見定める大胆なエピソード、様々な出来事を今、目の前で見ているようにありありと感じることができました。 鳥井氏の推進力も...

大阪弁のリズミカルな会話と、簡潔だけどしっかり意味の詰まった文章でさっと読めて楽しめました。 部屋にこもってじっとブレンドする情景、瓶を大切に抱える場面、先を見定める大胆なエピソード、様々な出来事を今、目の前で見ているようにありありと感じることができました。 鳥井氏の推進力もすごいですが、それを支える周りの人たちもとても頼もしく、関わった人みんなの夢だったのだなと感じました。

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2020/08/15

サントリー創始者、鳥井信治郎の大阪、船場での丁稚奉公から開店前夜までのお話?大阪弁でのかいわがコミカルで心地いい文体。また、大阪の成り立ちや世界情勢から見た日本、居留地外国人から見た日本が随所に描写されており一気読み…怒涛の如く下巻に…

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2020/05/05

一代をなす人物は、幼少期から光るものがある。 聡明な主人公が次々と事業を拡大する展開はわくわくした。実際に大阪の地名や店が出てくるのも面白い。話し言葉が小気味いい。

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2019/10/07

日経新聞に連載された、サントリー創業者鳥井信治郎を描いた長編小説。 事業を興していく場面も面白いが、そこに至るまでの幼少時代や丁稚奉公の時代も事細かに描かれていて、引き込まれてしまう。もともとの商才もあっただろうが、奉公先の主人に学ぶ姿勢が印象的。 一方で順風満帆の人生を謳歌した...

日経新聞に連載された、サントリー創業者鳥井信治郎を描いた長編小説。 事業を興していく場面も面白いが、そこに至るまでの幼少時代や丁稚奉公の時代も事細かに描かれていて、引き込まれてしまう。もともとの商才もあっただろうが、奉公先の主人に学ぶ姿勢が印象的。 一方で順風満帆の人生を謳歌したかというとそうでもない。特に晩年に有望な後継者と目されていた長男を病気で失う場面などは辛い気持ちになる。人生は儚い。

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2019/09/14

最近ライブ通いのおかげで、お酒を飲む機会が増えた。もともと、お酒はお付き合いで飲む程度だったのだが、5年前の友人の死をきっかけに眠れそうもない夜などに「梅酒」を飲み始めるようになった。その後ライブに通うようになり、梅酒だけではなく、ワイン、焼酎、ジン、ラム、日本酒…など色々な種類...

最近ライブ通いのおかげで、お酒を飲む機会が増えた。もともと、お酒はお付き合いで飲む程度だったのだが、5年前の友人の死をきっかけに眠れそうもない夜などに「梅酒」を飲み始めるようになった。その後ライブに通うようになり、梅酒だけではなく、ワイン、焼酎、ジン、ラム、日本酒…など色々な種類のお酒を飲むようになった。子供を産んで仕事を辞めてからはウイスキーを口にすることはほとんどなかったのだが、これもライブ友達のおかげで久しぶりに口にするようになった。そんな折、新聞記事で「琥珀の夢」というTVドラマの放映広告を目にした。そして原作を読んでみようと手に取ったこの本。伊集院静作。 付箋・女子は命のやりとりをしたらあかん。女子は命を授かって、それを育てんのが仕事や(儀助の言葉) ・琥珀色 その琥珀って、唐薬で使う琥珀のことだっか ・こまに連れられて山崎の寺社に参詣しに行った日のことを思い出した。この山崎の地が、後年、信次郎の商いの「母屋」になることなど知るよしもなかった。 ・これが、神谷さんが売り出した「電気ブラン」です ・信次郎は、生國魂神社が、昭和の大造営をした折、大鳥居を寄進した。四天王寺の墓所へ忠兵衛の骨を納めた。 ・西洋人が着るシャツのカラーが高かったことから「ハイカラ」と呼んだ。 ・陰徳という考えが、ヨーロッパ人には解り難い

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