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生きていくあなたへ 105歳どうしても遺したかった言葉 の商品レビュー

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67件のお客様レビュー

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2025/01/21

“私のもとに来てくれた、たった一人の人に言葉を遺したい” “生を生きる” “人生の午後をどう生きるか” “命というのは君たちが使える時間の中にある” “常に自分自身の手で、心をやわらかい状態にしておくこと” ゆるす→恕す“相手のことを自分のごとく思うこと ゆるす心を持つ...

“私のもとに来てくれた、たった一人の人に言葉を遺したい” “生を生きる” “人生の午後をどう生きるか” “命というのは君たちが使える時間の中にある” “常に自分自身の手で、心をやわらかい状態にしておくこと” ゆるす→恕す“相手のことを自分のごとく思うこと ゆるす心を持つことができないけれども、理解する努力はできるかもしれない” “新しいことを始めるとき、そしてまわりの人がそのことを理解せず反対されたとき、遠くを見つめる、ということを思い出して” “抵抗があってもそのような人々を無視するのではなく、遠くを見つめる、そして、僕はこう考える、と表明することが大切(鈴木大拙)” “遠くを見る。表明する。そして実践する。” “キープオンゴーイング、前に進み続けよう” “今日も生きさせていただいている。” 学生の頃に出会った大好きな言葉たち。大好きな本。何度も読み返し、頑張る力をもらっています。自分が生きていく上で目指したい人格のロールモデルです。キープオンゴーイング。前進。前へ前へ。

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2024/08/15

生前最後に遺した言葉。本人の人生にとってはキリスト教が最も大きかったのだろうが、次に大きかったのが「よど号ハイジャック事件」だったということがわかる。 内容的にすべて共感するものではないが、やはり長生きしてみないと見えないもの(著者曰く「わからない自分との出会い」)があるのだろう...

生前最後に遺した言葉。本人の人生にとってはキリスト教が最も大きかったのだろうが、次に大きかったのが「よど号ハイジャック事件」だったということがわかる。 内容的にすべて共感するものではないが、やはり長生きしてみないと見えないもの(著者曰く「わからない自分との出会い」)があるのだろうと痛感する。

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2024/05/26

 そして、尊敬してやまない日野原重雄先生のこちらの作品、最期に遺された作品になります。日野原先生は医師としての105歳の天寿を全うし、2018年7月に永眠されています。こちらの作品は2017年12月から年末を除いて翌2018年1月末まで、対談形式で読者が抱える悩みに向き合って、日...

 そして、尊敬してやまない日野原重雄先生のこちらの作品、最期に遺された作品になります。日野原先生は医師としての105歳の天寿を全うし、2018年7月に永眠されています。こちらの作品は2017年12月から年末を除いて翌2018年1月末まで、対談形式で読者が抱える悩みに向き合って、日野原先生だからこそのアドバイスをお話ししてくださってます。  大事な言葉をブクログに残しておこうかと、付箋を貼りながら読んでいたら、読み終える頃には付箋だらけになってしまいました。日野原先生は敬虔なクリスチャンなので、信仰に関してはなんとも言えないところもあるのですが、105年生きられたその人生経験から学べることはたくさんありました。  『今日も生きさせていただいている。…頂いた命という残り少ない時間をめいっぱい使って、人のために捧げるということです。…苦しみが大きいほど、自分には大きな自己発見がある。それを越えてなお、自分の時間を人々に捧げる。その喜びは苦難と比例して大きなものであると信じ、ただありのままに、あるがままに、キープオンゴーイングです。』  日野原先生が遺された言葉、大事にしながら、生きさせていただきます。

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2024/03/19

自分が今まで生きてきた年月の何倍も生きている日野原先生の思いや言葉によってすごく前向きな気持ちにさせられた。

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2023/11/30

2017年に105歳で亡くなられた日野原先生の最後のインタビュー。生きていること、生かされてきたことに感謝し、その命を他人を助けるために使いたいというキリスト教への信仰心を土台にした日野原先生の姿勢、行動、言葉には、俗世間に生きる人間とは思えないほどの純粋さ、優しさ、美しさが滲み...

2017年に105歳で亡くなられた日野原先生の最後のインタビュー。生きていること、生かされてきたことに感謝し、その命を他人を助けるために使いたいというキリスト教への信仰心を土台にした日野原先生の姿勢、行動、言葉には、俗世間に生きる人間とは思えないほどの純粋さ、優しさ、美しさが滲み出る。 こういう素晴らしい先生がいらしたこと、その言葉は、折に触れ思い出し、読み返して、これからも頑張っていきたいと思わされた。

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2023/02/28

もう15年くらい前に朝日新聞のたしか週末版のコラムで知った日野原先生。当時ですでに97歳とかだった記憶です。鮮明に内容を覚えてるわけではなかったけど、亡くなったと知って少し寂しくなりました。 この本を読んで日野原先生がクリスチャンだったことを改めて知ったけど、確かに考え方や発さ...

もう15年くらい前に朝日新聞のたしか週末版のコラムで知った日野原先生。当時ですでに97歳とかだった記憶です。鮮明に内容を覚えてるわけではなかったけど、亡くなったと知って少し寂しくなりました。 この本を読んで日野原先生がクリスチャンだったことを改めて知ったけど、確かに考え方や発される言葉が聖書の言葉のように思いました。 会ったこともないのに亡くなったあたりの記述では自然と涙が出ました。ご冥福をお祈りします。

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2022/10/01

人生訓という言葉がふさわしい本。 読んでいると、自分とは違う視点から しかし、優しく諭される思いがする本。 クリスチャンでもあり 医師でもある日野原先生の言葉だからこそ 重みがある。 時間を置いてからまた読み返したい本。 第1章死は命の終わりではない ☆子どものうち...

人生訓という言葉がふさわしい本。 読んでいると、自分とは違う視点から しかし、優しく諭される思いがする本。 クリスチャンでもあり 医師でもある日野原先生の言葉だからこそ 重みがある。 時間を置いてからまた読み返したい本。 第1章死は命の終わりではない ☆子どものうちは与えられている時間を  全部自分のために。  大人になったら、その時間を 他の人のため、社会のために使わないといけない。  地上での時間が終わった時  神様が天秤を持って待っている。  生きてきた時間のうち  人のために使った時間が多いか、  自分のために使った時間が多いかを測って  人のために使った時間が多い人が天国に行ける ☆最愛の人が病気になったら、なんと声をかけるか? →自分がかけてほしい言葉をかける。 最愛の人に感謝の気持ちを伝える。 共にいられることを喜び、 その時間が少しでも長く続くよう祈りながら 励まし、寄り添う。 第2章愛すること ・愛されたいと求めるとき、  人は自分の内側にある理想の愛に  相手を合わせようとしていることが多い。  それは本当の意味で相手を愛していることには  なりません。  愛するというのは、  相手をそのまま受け入れて大切に思うこと。  相手を見ないで、自分のことばかり見ていたら、     もしも誰かがあなたに愛を向けていてくれても、    気づけない。 ・別れなければ、出会ったことの意味、  本当の喜びは知ることはできない ・家族とは一緒に食卓を囲む存在  一緒に食事をしたくてもできない人もいる ex最後の晩餐  裏切り者と一緒に食事するのは考えさせられる ・本当の友達とは、  自分のために祈ってくれる人  見つけるためには  インスピレーションを働かせる 第3章ゆるすことは難しい ・いのちを大切にするとは  いのちを上手に使うこと  つまり君のもつ時間を  君だけでなく誰かのために使うこと ・若い人を敬う  最近の若者は〜というのは自己中心的。  年配から歩み寄る必要あり 第4章大切なことはすぐにはわからない ☆見えなくても信じる 新幹線で富士山の前を通る。 雲で見えないこともある。 でも、富士山は存在する。 運やチャンスは目には見えない。 でも、あると信じること。 ☆新しいことをはじめるとき反対する人はいる 同時代の人がすぐにはわからなくても、 真に価値のあるもの、 つまり真に美しいものに時代は必ず追いついてくる。 遠くを見つめることが大切。 なぜやりたいのか何度も自分に問いかける ・親がこうなってほしいと  子どもに理想を抱くことは  子どもの潜在能力を封じ込めることに  つながりかねない 苦しみに感謝する keep on going

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2022/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近私の周りには「最適化」や「自分の時間を大切に」「他人の価値観で生きるな」など自分を最大化するような考え方、行動の情報が多く集まるようになった。 この本を読んで、自己中心的ではなく、他人のために生きるというのはどういうことなのか考えるきっかけになった。 私より年上でいわゆる高齢の方々は一様に目が輝いていない人が多い。この方は希望を見出して生活されているようで、目が輝いているのではないかなぁと推察。あってみたいなと思った。 転じて自分はどう齢をとっていくのか、少し考えないといけない。

Posted byブクログ

2022/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『人生の午後をどう生きるか。 選ぶ物差し、価値観が必要で、自分自身の羅針盤を持たなくてはならない。 午後は午前よりも長いから』 『人生の午後が長いということは、幸せなことです。 物事の真理というのは、すぐにはわかるものではないと実感しています。 時間をおき、繰り返し考えることで、後になってだんだん本当の意味が姿を現すのです。』  完璧な人はいないでしょう。 完璧な人生もないでしょう。 でも、美しく生きることはできるのではないか。  日野原重明先生は、それを実践された方だと、わたしは想います。 本書は、真摯なその生き方が深い想いの文章で綴られています。  胸がいっぱいになるほどの感動が詰まっていました。 『人間というのは不思議なもので、苦しいとき、逆境のときにこそ自分の根源と出会うことができるのです。』 離婚を経験した方へ、 『 出会いと別れというのは一つのものなのです。  出会いに感動しながらも、この感動の正体はどこにあるのだろうと、さらにむずむずしてしまう、そんな経験があなたにはありませんか。  出会いがもたらしてくれる感動の本質がなにであるのかということは、その人と一緒にいる間には、すぐにはわからないものなのだと僕は感じます。  別れなければ、出会ったことの意味、本当の喜びを知ることはできません。』

Posted byブクログ

2022/05/22

日野原重明先生へのインタビューが 対話形式でまとめた一冊。 愛と感謝をもって波瀾万丈に105歳まで生きられた 日野原先生だからこその味のあるお言葉です。

Posted byブクログ