東大から刑務所へ の商品レビュー
事件当事者側から見た、逮捕や裁判、拘置所・刑務所での生活などを対談形式で書いてある。 とても興味深く読めた。 井川・堀江両氏とも頭の回転が良く、話も上手なのだから対談が面白いわけだ。 普通に平凡な生活をしている分には知り得ない事が多数あり、面白かった。 自分の周りの誰かが獄中生活...
事件当事者側から見た、逮捕や裁判、拘置所・刑務所での生活などを対談形式で書いてある。 とても興味深く読めた。 井川・堀江両氏とも頭の回転が良く、話も上手なのだから対談が面白いわけだ。 普通に平凡な生活をしている分には知り得ない事が多数あり、面白かった。 自分の周りの誰かが獄中生活を送る事になったら何を差し入れすればいいのかよ〜く分かった(笑)
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YOUTUBEで、井川元会長とホリエモンをよく観るので、2人の対談本を読んでみました。良くも悪くも色んな経験をされているお二人ですが、メディアから何言われようと前進するお姿に勇気をもらいました!
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図書館でパラパラめくったら面白くてずっと読みたかった本。ようやく読めた。 堀江さんが始終逮捕に不服なのがおもしろい。事件のこと調べてないから詳しくは知らないけど、納得していないんだなというのがヒシヒシ伝わる。 そして対談相手の井川さんは存じ上げなかったが、これまた堀江さんとは対...
図書館でパラパラめくったら面白くてずっと読みたかった本。ようやく読めた。 堀江さんが始終逮捕に不服なのがおもしろい。事件のこと調べてないから詳しくは知らないけど、納得していないんだなというのがヒシヒシ伝わる。 そして対談相手の井川さんは存じ上げなかったが、これまた堀江さんとは対称的なボンボン(言い方アレでごめんなさい)で、それもおもしろい。 育った環境もやってきたことも全く違うのに、地頭が良いことと刑務所に入ったことが共通していて、それだけで本を書くという着眼点がおもしろくて、こういう本にしましょうと提言した人を褒めたくなる。ありがとう。 あとがきの「東大から刑務所へ堕ちた僕の人生は、不運ではあったと思う。だが、僕の人生が不幸だと決まったわけではない。たとえひとたびつまづいて転んだとしても、人間は必ず再び立ち上がれる。」 この部分にハッとした。 今個人的に親ガチャのことと向き合っているんだが、私はどちらかというと親ガチャハズレ側の人間で、まるきりこの文章を言い換えることが出来る。 「親ガチャ外れた私の人生は、不運ではあったと思う。だが、私の人生が不幸だと決まったわけではない。」 私も、これからの人生を通じて、そのことを身をもって証明していこうと思う。
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2人の東大出身かつ経営者の数奇な運命。 「刑務所で学んだこと」を、 毎セクションで打ち出すのは、 若干無理を感じる笑。
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著者、堀江貴文さん(1972~)の著作は、ブクログ登録4冊目になります。 そして、もう一人の著者、井川意高さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 ---引用開始 井川 意高(いかわ もとたか、1964年〈昭和39年〉7月28日 - )は、...
著者、堀江貴文さん(1972~)の著作は、ブクログ登録4冊目になります。 そして、もう一人の著者、井川意高さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 ---引用開始 井川 意高(いかわ もとたか、1964年〈昭和39年〉7月28日 - )は、日本の実業家。大王製紙前会長。大王製紙創業家3代目(同社創業者・井川伊勢吉の孫)で「ティッシュ御曹司」と称される。カジノで106億8000万円をつぎ込んだ背任事件(大王製紙事件)で有罪判決を受けた後収監された。 筑波大学附属駒場中学校・高等学校を経て、東京大学法学部を卒業する。 ---引用終了 井川意高さんは、メジャーリーガー・大谷選手の元通訳の賭博借金返済のための不正送金問題により、再び注目度が上がってきた方です。 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 【ホリエモン×カジノで106億円熔かした井川意高の壮絶な人生哲学のぶつかり合い】 すべてを失わなければ、辿り着けない強さがある! 大学在学中に起業したライブドアを時価総額8000億円企業にまで成長させながらも、世間から「拝金主義者」のレッテルを貼られ逮捕された堀江貴文。 大王製紙創業家の長男として生まれ、幼少時代は1200坪の屋敷で過ごし、42歳で3代目社長に就任しながらも、カジノで106億8000万円を使い込み逮捕された井川意高。 二人の元東大生が刑務所に入って初めて学んだ〝人生の表と裏〟〝世の中の清と濁〟。 東大では教えてくれない「人生を強く自由に生きる極意」を縦横無尽に語り尽くす。 ---引用終了
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人間万事塞翁が馬。成功するまで走り続ける。後書きに残された言葉がこの本を集約している。 アップダウンの激しい人生に打ちのめされる事なく、挑戦を続ける2人の奇才に天晴れと言いたい。
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特捜部がホリエモンを潰したという印象に尽きる。 今のホリエモンも同じことを話していているあたり、6年経っても変わっていない。 刑務所では便所掃除を担当している姿から、いつまでも泥臭くだなと感じた。 ロケットは2010年くらいから構想しており、先見性と一貫性に圧倒される
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この二人の刑務所経験者の対談はすごく楽しいものだった。東大という日本トップクラスの大学で学んだ人たちがどのような経緯で刑務所にいくことになったのかという所もすごく興味深く読めました。
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東大出身で刑務所に入った2人の対談集 特捜から調べを受けるあたりのくだりが面白い。 刑務所によっても食事がおいしかったりおいしくなかったり、刑務官の当たり外れなど、いろいろあるだなと。 ムキムキというのが、無期懲役→仮釈放→無期懲役の略だというのは面白かった。
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不自由を強いられて、欲望を麻痺させながら、渇いた状態が続くと、自我をコントロール術を会得する。シャバに出ればまたその禁欲状態は水分を取り戻し、満足度の閾値は直ぐに上がっていく。その閾値が上下する事を体感する事で、不自由と自由を行き来する感覚を掴み、周囲や外乱に左右されぬ心根を強化...
不自由を強いられて、欲望を麻痺させながら、渇いた状態が続くと、自我をコントロール術を会得する。シャバに出ればまたその禁欲状態は水分を取り戻し、満足度の閾値は直ぐに上がっていく。その閾値が上下する事を体感する事で、不自由と自由を行き来する感覚を掴み、周囲や外乱に左右されぬ心根を強化できるのではないか。二人は達観しているように見える。 麦茶の話が印象的。務所内では、こんな至上の飲み物はないと思っていたが、シャバに出れば一瞬で気持ちが冷める。渇望したスニッカーズも要らなくなる。読書やダイエット、経験値と思いながら前向きに捉えてはいるが、二度と刑務所には入りたくないというのも当然の事。欲望の閾値は直ぐに上がり、上等な飯が当たり前になる。それぞれに順応した生活レベルがあって、そこそこに満足しているのが平和なのだろう。 中々聞けない刑務所内の楽しい、貴重な話だった。
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