1,800円以上の注文で送料無料

本好きの下剋上 第三部 領主の養女(Ⅴ) の商品レビュー

4.3

26件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/03/20

面白かった。そして、物語としては、いい感じでそのまま治療へ。 ヴィルフリートのバカ行動が引き起こしていく問題とその決着のつけかた。 それと、ヴィルフリートの妹シャルロッテの洗礼式で起きるキッドナップ事件。 毒で死にかけているローゼマインを助けて、そのまま治療液につけられ、 ここか...

面白かった。そして、物語としては、いい感じでそのまま治療へ。 ヴィルフリートのバカ行動が引き起こしていく問題とその決着のつけかた。 それと、ヴィルフリートの妹シャルロッテの洗礼式で起きるキッドナップ事件。 毒で死にかけているローゼマインを助けて、そのまま治療液につけられ、 ここから2年の眠りにつく。その間の側仕えやら周りの人々の生活やらも語られる。 まあ、アホ息子も大きくなってから処刑するしかなくなるより、 年少の間に学んでくれるほうが、始末しやすそうではある。 いい感じの落としどころで読んでいて違和感がすくなくて良い。 脳筋おじいさまが私的には好き。ユクトクスと並んで2人推せる。

Posted byブクログ

2024/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

怒涛の襲撃だったけど、助けに向かった人たちお見事です。 この辺を読むと、フェルディナンドと良い関係を築けてるんだなーと緊迫した場面なのに考えてしまいます。じゃなければ他人に無関心な人が必死になって助けようとはしないだろうし。 ひとまず関係者は全員命に危険がなくて何よりです。

Posted byブクログ

2024/01/11

おぉ!急転直下!そして、前巻からの伏線もきっちり回収!お見事〜!おじいさまの性格も、こんな人柄だったのか、、、と好感しかない。 領主一家の子供たちが、想像に反していい子たちだし、お互いが刺激しあって成長してる。 孤児院の中もヴィルマの苦手克服が個人的にはググッときた。守られてるだ...

おぉ!急転直下!そして、前巻からの伏線もきっちり回収!お見事〜!おじいさまの性格も、こんな人柄だったのか、、、と好感しかない。 領主一家の子供たちが、想像に反していい子たちだし、お互いが刺激しあって成長してる。 孤児院の中もヴィルマの苦手克服が個人的にはググッときた。守られてるだけも良かったけど、成長するのってパワーいるけど克服した姿に感動する。 ダームエルの結婚の行く末もそうきたかー、でした。お互い最後に話し合うことができて、本当によかった。ブリギッテのその後も気になるし、アンゲリカとおじいさまの特訓状況も気になる。

Posted byブクログ

2024/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エピローグが本編並みのボリューム この巻で色々な部分が解決したのですがローゼマイン がシャルロッテを救うために自分の体を投げうった為 敵につかまり毒を飲まされた・・・合掌 妹であるシャルロッテは兄より真面目で野心家ですが ローゼマインに出会いその気高さ(?)に憧れを持つ ヴィルフリートも罪を犯したあと廃嫡だけではなく牢 獄への収監も検討されたが、ローゼマインの大岡裁き のおかげで妹とともにローゼマイン仮死状態の二年間 彼女の業務を代行する事にしたが、むしろ超人的な活 動を身をもって知り打ちひしがれる 本編があって、今後は貴族社会・国同士の陰謀が飛び 交う物語となる・・・その前に貴族院

Posted byブクログ

2023/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヴィルフリートは本当に素直なのだと思います。だから騙されやすいし信じやすい。でもちゃんと自分の非を認めて謝罪出来るってフェルディナンドの言う通り、得難い美点だと思います。 妹シャルロッテに良いところを見せようと頑張るローゼマインが微笑ましい。ローゼマインの案でとりあえず緩い処分になったヴィルフリート。頑張れ! ダームウェルとブリギッテは上手くいきませんでした。イルクナーについてきて欲しかったブリギッテとローゼマインの護衛騎士を辞める訳にはいかないダームウェル。うーん…。難しい二人でしたね。でも傷が浅いうちで良かったのかも。 襲撃されて毒を飲まされたローゼマインはそのまま二年眠ることになりました。周囲も大変です。 そして出産を控えた灰色巫女のためにヴィルマを一喝するベンノ。ローゼマインの側仕えも成長せざるを得ません。

Posted byブクログ

2023/11/30

前巻で漠然とした「敵対勢力」の存在が示唆されましたが、ついにローゼマインにその手が迫ります。 相変わらず敵の黒幕は正体をつかめず、ローゼマインは昏睡状態に陥るなど、大きな転換点を迎えたように思います。 素材集めを終えた霊薬でローゼマインの虚弱体質が改善するのか、眠っていた間に家...

前巻で漠然とした「敵対勢力」の存在が示唆されましたが、ついにローゼマインにその手が迫ります。 相変わらず敵の黒幕は正体をつかめず、ローゼマインは昏睡状態に陥るなど、大きな転換点を迎えたように思います。 素材集めを終えた霊薬でローゼマインの虚弱体質が改善するのか、眠っていた間に家族(領主一族や側仕えたち)がどのように変化しているのか、そしてローゼマインはその変化にどのように対応するのか。 これまでにいくつもの危機を乗り越えてきた彼女の活躍がこの後も楽しみです。

Posted byブクログ

2023/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

妹、シャルロッテのために頑張るローゼマイン。 シャルロッテの洗礼式は無事に終わったが、その後襲撃される。 攫われたシャルロッテを助けに行ったローゼマインは毒を飲まされユレーヴェに浸され長い眠りにつく。 ローゼマインが眠っている間の2年間はさまざまなことがあった。 ダームエルとブリギッテが結ばれるかと思ったが、魔力差のことしか考えてなかったため想いあいながらも2人は決別する。 神殿では灰色巫女であるリリーが妊娠したため、ヴィルマたちが出産に向けて準備する。 専属料理人のエラとフーゴは結婚まで話が進んだが、ローゼマインが眠っているため勝手に結婚することができず、ローゼマインが目覚めるのを待つことになる。

Posted byブクログ

2023/07/24

リュエルにリベンジ成功、魔力圧縮講義、シャルロッテの登場。魔力圧縮の件で尋問されて「お菓子の件?」と思うローゼマインのボケっぷり(笑)ヴィルフリートは領主後継者なのに隙だらけで考えも足りないしどうすんのレベル。でもまだ10歳にも満たないんだからローゼマインが特異なのか。ヴィルマに...

リュエルにリベンジ成功、魔力圧縮講義、シャルロッテの登場。魔力圧縮の件で尋問されて「お菓子の件?」と思うローゼマインのボケっぷり(笑)ヴィルフリートは領主後継者なのに隙だらけで考えも足りないしどうすんのレベル。でもまだ10歳にも満たないんだからローゼマインが特異なのか。ヴィルマに怒ったベンノさん。これから先のことを考えたらそりゃそうよね。2年間眠りについたローゼマイン。ダームエルとブリギッテは残念。

Posted byブクログ

2023/07/16

3部の終わり 通して読むと、ヴィルフルートの過ちのバックボーンが理解しやすい 貴族としてはやはり迂闊だよなぁ オズヴァルト達のの教育の問題なのか まぁ、それまではそれまでなので、学習面はそこそこだとしても社交や貴族の知識については教育がされてないのでしょうねぇ ただ、ヴィルフ...

3部の終わり 通して読むと、ヴィルフルートの過ちのバックボーンが理解しやすい 貴族としてはやはり迂闊だよなぁ オズヴァルト達のの教育の問題なのか まぁ、それまではそれまでなので、学習面はそこそこだとしても社交や貴族の知識については教育がされてないのでしょうねぇ ただ、ヴィルフリートがヴェローニカを慕うのも仕方がないのもよくわかる ずっと甘やかされて大事に育てられてきたのに、病気で会えなくなったというのに、実はローゼマインとフェルディナンドに陥れられていると聞かされたら、そりゃぁねぇ…… 一番の問題はオズヴァルトを信用しすぎている領主夫妻かもね シャルロッテに激甘なローゼマイン 貴族の常識としては養子だし、同腹の兄弟ではないのでそこまで親しくすべき関係ではないんですけどね 現代人の感覚故か、それとも本当の家族と離れている事の穴埋めなのか、姉妹という関係をトゥーリに当てはめて憧れているのか ま、全部ひっくるめてなんでしょうねぇ ユルゲンシュミットの貴族の常識を知っているシャルロッテだからこそ、ローゼマインの行為を気に病む 自らを助けようとしたために毒に倒れ、長い眠りにつくことになった姉への想い 幼い頃からヴィルフリートに対抗する存在として育てられた経緯があり、そんなヴィルフリートが褒めそやす存在のローゼマイン まぁ、親近感も湧きますよねー その想いの危うさについてジルヴェスターの指摘しているなぁ ヒルシュール視点のSS ノルベルトが叔父なんだよなぁ となると血筋も領主一族に近いわけで、魔力もそこそこあるのでしょうね 後の行動があれですけど、一応教師らしい仕事もめんどくさがりながらこなしてはいるんですよね そして本当に学生の事を考えているんだよなぁ ま、研究狂いなのは変わらないんですけどね

Posted byブクログ

2023/02/23

 多分6回目の再読。今回気になったのは、P278「このくらいローゼマイン様の無茶振りに比べたら何でもないです」というダームエルのセリフ。  無茶振りというと、孤児院の庭でトロンベを刈った時の事か、いや、アンゲリカの成績あげ隊の方が大変だったか。そういや、古い聖典の意味を尋ねられ分...

 多分6回目の再読。今回気になったのは、P278「このくらいローゼマイン様の無茶振りに比べたら何でもないです」というダームエルのセリフ。  無茶振りというと、孤児院の庭でトロンベを刈った時の事か、いや、アンゲリカの成績あげ隊の方が大変だったか。そういや、古い聖典の意味を尋ねられ分からなくて自信を喪失したこともあったっけ。無茶振りやね。

Posted byブクログ