こうやって、考える。 の商品レビュー
一昨年お亡くなりになった外山滋比古さんの著作のいいとこどり。名言集です。 昔から彼の本は読んでいるものの、道半ば。亡くなるまでに何冊書いたのか?調べるのも面倒くさくなりました。 さて、本に対する所感ですが、外山滋比古さんの作品をまだ読んでいない方にはオススメしません。 彼の...
一昨年お亡くなりになった外山滋比古さんの著作のいいとこどり。名言集です。 昔から彼の本は読んでいるものの、道半ば。亡くなるまでに何冊書いたのか?調べるのも面倒くさくなりました。 さて、本に対する所感ですが、外山滋比古さんの作品をまだ読んでいない方にはオススメしません。 彼の文章は、身近な事例をやさしく書くところにその魅力があります。平易な文章から彼の気付きへ導く。そうすることで、読者が自然に理解できる仕組みです。 本作はその抜粋なので、前置きが当然ながらありません。なので、一見よいフレーズに出会えるのですが、少し消化に悪いのです。 すでに読んだ本の振り返りに。何冊か読んだ後に手を伸ばしてみてはどうでしょうか?
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・借り物の知識をもつより、自分で「考えること」が大 事。 ・使わない知識はいらない。 ・読書メモは傲慢。重要なことはメモしなくても頭に残る。
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タイトル通り、考え方を教えてくれる1冊。 1つの考えではなく、様々な視点で物事を捉えて、考えることの大切さを実感できます。 名言集になっていて読みやすいので、すごくおすすめ。 自分だったら「こう考える」と感じながら読み進めることができるのもポイント。
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面白い本は途中で閉じる。 閉じた後に自分の頭に働いてもらうことこそ、読書の醍醐味。 無い物ねだりに陥らない。 よくわからないからこそ、ひかれるのである。隣の芝は青い。 書き直しの労力を惜しんではならない。 書くことによって少しずつ思考の整理が進むから。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
精神的に疲弊しているなと感じている時に何気なく読んでみた本だったが、読んだあとは頭がスッキリして思考が晴れやかになった不思議な爽快感が残った。 それはきっと、1ページずつに集約された金言の中にある柔らかい考え方や捉え方に頭をほぐしてもらったのだと感じた。 冒頭に書かれた「スピーチとスカートは短い方がいい」その言葉を美しく体現した一冊だと感じた。
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「発想力や思考力を磨くヒントになるような箴言集」 *引用された短い言葉が読みやすくしかも意図が伝わりやすい。著者の考えがよく理解できるし、飲み込みやすい。
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<どんな本?一言で紹介> 200万部を超えるベストセラー『思考の整理学』。この本の、「いいとこ取り」をした名言集。 <どんな人におすすめ?> 響きのいいフレーズを探している人。 思考力についての本を探したい人。 思考力がみにつく生活をおくりたい人。 <読んだら、どんなことが分...
<どんな本?一言で紹介> 200万部を超えるベストセラー『思考の整理学』。この本の、「いいとこ取り」をした名言集。 <どんな人におすすめ?> 響きのいいフレーズを探している人。 思考力についての本を探したい人。 思考力がみにつく生活をおくりたい人。 <読んだら、どんなことが分かるの?> 「発想力」や「思考力」を磨き、発揮するためのヒントや、日々の生活の心構え。 ・発想力を鍛えるヒント ・ 思考のプロセス ・思考力を高める方法 ・知性を磨く生活 ・ 思考につながる読書 ・ 発想が豊かになる “ おしゃべり ” ・未来を創るヒント <日々の生活、仕事などに活かせるポイント> 1.「考えごとは朝にする」 「朝は金の時間、夕食後は鉛の時間、夜10時以降は石の時間、石頭になる」 夜と朝で考えることは、同じ人間でもかなり違う。朝の頭の方が、夜の頭より優秀である。「朝飯前」という言葉を、辞書に載っている『朝食前に出来るほど、簡単だ。』の意味でなく「朝の食事の前にするため、本来は決して簡単でもなんでもないことが、さっさと出来てしまい、いかにも簡単そうに見える。」という意味に捉えること。 どんなことでも、朝食前にすれば、さっさと片付く。朝の頭はそれだけ能率がいい。実際、『思考の整理学』の著者・外山さんは、朝食を抜いて、お昼前の4時間に集中して仕事をしているとのこと。その後、時間がある時は布団を敷いて昼寝をし、目覚めてから2回目“朝飯前”をするそう。 2.「体を使って考えよ」 日常生活を見直さず、知的な生活を送ることは不可能だ。すべては1日をどう生きるかによって決まってくる。新しい思考をするためには、机に向かうのではなく、外に出て、あてもなく歩くことが効果的だ。他のことをしているときよりも、アイディアが湧きあがってくる。そのため、散歩に出るときは、メモ用紙と筆記用具を持って出る。 散歩以上に頭の働きがよくなるのが、料理だ。料理をしていると、毎日のように小さな発見がある。あとは食べてホメてくれる人がいれば最高だ。頭をはたらかせるうえでは、姿勢にも気を配りたい。いちばん合理的な姿勢は立つことだ。座っているときも、背筋をピンと伸ばして姿勢をよくするよう心がけよう。 さらに笑いにも、頭をよくする効果がある。くよくよしたり、泣いたりしてはいけない。笑うことは知的なふるまいだ。よく笑うのは頭の回転がはやい証拠である。 3.切り換える 勉強家は絶え間なく仕事をしようとする。しかし効果を上げる継続は「休み休みの継続」。線的な継続ではなく、点的な継続が力を生む。同じところで同じ作物をつくると連作障害を起こしてしまう。それならば休作をして、他のものをつくったほうがいい。 スイッチの切り換えを素早くできるのは、現代人に必要不可欠のスキルだ。それさえできれば、どんなに多くのことを同時にやっても混乱しなくなる。ただし頭を切り換える際には、少しでいいから空白の時間も必要である。すぐに次に移るのはよくない。何もしないときこそ、頭は大いに働いているのだ。 <感想> 早起きしてすぐ仕事して、一回寝て、また仕事。こんな自由に時間が使える生活がしたい!!!と、「なりたい人」リストに外山さんを追加することにした笑。 本書では、名言にまつわる深い内容は載っていないので、気になる名言があったら、原著も読んだほうがいい。 「新しい時代に耐えうる人間になるのは、話すこと、とくに聴くことの力をのばすしか手はない」「読書、大いに結構だが、生きる力に結びつかなくてはいけない」「知識は”死んだもの”」「知性は”話しことば”に現れる」このあたりが、個人的にはヒットした。 読んで得たものを、いかに成果の出るアウトプットするかは、考える力がどれくらいあるかにかかっていることを、あたらめて実感する。
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知識は「死んだもの」と考える が1番心に刺さった。 たくさんの言葉の中から拾って来られるって贅沢。 でも考えが対極になってること多くないですか?
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0051 2018/08/18読了 イラストに惹かれて読んだので、本の内容は全く知らなかったが、 著作の抜粋だったのね。 もとの本を読んでいないが、カテゴリごとに分けられていて分かりやすい。 特に5章はなるほどなと思うこと多かった。 しかし、「愛読書はつくらない」と「何度も読める...
0051 2018/08/18読了 イラストに惹かれて読んだので、本の内容は全く知らなかったが、 著作の抜粋だったのね。 もとの本を読んでいないが、カテゴリごとに分けられていて分かりやすい。 特に5章はなるほどなと思うこと多かった。 しかし、「愛読書はつくらない」と「何度も読める本を見つける」が出てきたときはどうしたらいいのかなと思った。 出典の本もそれぞれ読んでみたい。
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編集者が気に入った部分を切り取ったようだが、私にはピンとこない。 本書を読むことで、「名言は文章の中で活きる」というのを再確認できた。 楽してエッセンスを得ようとしてはいけないと反省
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