人間の顔は食べづらい の商品レビュー
話題作ではあるが設定がグロくてなかなか読み始められなかった本・・・ 思ったよりはグロさはましだった。
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白井さん2作目 結局問題は解ききれたのか解ききれてないのか、誰が誰だったのかがふわっとわかりそうでわからない!って感じが好き いのりの腕時計とか、スマホで時間確認しとるのとか、最後2分しかない差とかはどうなってるのかわかんなかった… でも死んどるのは守銭奴のいのり…?
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面白かった。巧みな文章で吐き気を催すこともありながら、その展開にどんどん連れていかれる。 エログロ苦手な人には無理でしょう。
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多少のエログロ表現はありますが、本格的なミステリーです。 あれ、なんでこんなことしているんだろう?と思わせる描写が確かにあり、見事に回収されていきます。 ドンデン返しが、お好きな方にオススメします。
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どんでん返しは見事だった。たくさんカモフラージュが出てくるのもおもしろい。 しかし読んでいて不快になる描写が多いし、最後も不穏な終わり方なので好みは分かれそう。 チャー坊たちは食人法賛成派だけでなく、反対派も含めて人間を憎んでいるのだ。標的の柴田を貶めるために大勢の人間(食人法反対派など)まで殺している。また、ゐるり(本物)にも慈悲がない。 これはあくまでクローン視点の物語である。
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タイトルと表紙からどうせタイトル落ちなんだろうと、高を括って本書を本棚の片隅で眠らせていた自分を殴ってやりたい。クローン人間を食べるという設定からは到底思い付かないような展開の数々に衝撃でした。探偵役が現れては自説を披露してそれが覆されるという流れに、いったい自分は何を読んでいるんだろうと思ってしまいましたが、それらが最後にはきちんと纏まったのだからすごいと思いました。 小説は自由なのだと思い出させてくれた一冊でした。他の作品も読みたいと思います。
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トンデモ設定のエログロミステリだけど、でも最後の推理劇はかなり論理的でどんでん返しで、申し分なし。 まさかのタイムリーな新型コロナウイルスで肉食ができなくなったため、食用の人クローンを育てるプラナリアセンターとか「非自然人の権利に関する法律」だの、なさそうでありそうな世界観も好き...
トンデモ設定のエログロミステリだけど、でも最後の推理劇はかなり論理的でどんでん返しで、申し分なし。 まさかのタイムリーな新型コロナウイルスで肉食ができなくなったため、食用の人クローンを育てるプラナリアセンターとか「非自然人の権利に関する法律」だの、なさそうでありそうな世界観も好き。
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世界観が面白かった。 気持ちよく、してやられた感じ。 グロかったりむごかったりしたが、大人ならさほど気にならないレベル。
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これはもう一度しっかり読み直したいなぁ。 道尾さんの茶目っ気バリバリの解説が1番面白かったでございやす。
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安定のグロ設定で、きちんと推理ミステリー。 コロナウイルスによって家畜の肉が食せなくなり、子供達への栄養管理の為、クローン人間の肉を食す世界。 という、変わり種設定を巧みにトリックに盛り込んだ上、基本のミステリー要素も満載。 「東京結合人間」もそうでしたが、白井智之の作品を読んで...
安定のグロ設定で、きちんと推理ミステリー。 コロナウイルスによって家畜の肉が食せなくなり、子供達への栄養管理の為、クローン人間の肉を食す世界。 という、変わり種設定を巧みにトリックに盛り込んだ上、基本のミステリー要素も満載。 「東京結合人間」もそうでしたが、白井智之の作品を読んでいると、江戸川乱歩のミステリを読んでいる時のようなもやもや感があります。 なんだか「奇妙」な感覚。 ハマりました。
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