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知らないと恥をかく世界の大問題(8) の商品レビュー

4.1

38件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2017/11/19

いつもながら分かりやすくて面白かったです。 6章で構成されていて、順番に、トランプが大統領になったアメリカの状況、イギリスがEU離脱を宣言したヨーロッパの状況、中東状況、アジアの状況、グローバル化した世界全体、と来て最後に安倍政権下の日本の状況について記述されています。 個人的に...

いつもながら分かりやすくて面白かったです。 6章で構成されていて、順番に、トランプが大統領になったアメリカの状況、イギリスがEU離脱を宣言したヨーロッパの状況、中東状況、アジアの状況、グローバル化した世界全体、と来て最後に安倍政権下の日本の状況について記述されています。 個人的に面白かったのが、北朝鮮の諸問題の解説の中で、池上さんの個人的な意見として、「金日成にしても金正日にしても金正恩にしても、強いコンプレックスを持っているのだと思います」と書かれていたのが、非常に同感で良かったです。 国政に限らず、会社や学校などの小さなグループでも、北朝鮮みたいに独裁的に成り立っている集団って、必ずそこに主導者のコンプレックスがあって、周りの人間がそのはけ口になっている一面があると思っています。 それから、池上さんのこのシリーズには、必ずと言っていいほどユダヤ教、キリスト教、イスラム教の起源についての解説があります。世界の大問題にはそれだけ宗教観と民族問題が付きものだということなんでしょうね。

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2017/10/21

読むのにいささか時間がかかってしまったなぁ。それはさておき。 シリーズ8巻目(!)となる本書では、2017年1月にトランプ大統領が当選したことにはじまり、世界中にジワジワと広がってきている「自国ファースト」の風潮に関して論じている。 内容はこれの1ヶ月先(2017年6月)に刊...

読むのにいささか時間がかかってしまったなぁ。それはさておき。 シリーズ8巻目(!)となる本書では、2017年1月にトランプ大統領が当選したことにはじまり、世界中にジワジワと広がってきている「自国ファースト」の風潮に関して論じている。 内容はこれの1ヶ月先(2017年6月)に刊行された『なぜ、世界は“右傾化"するのか?』(ポプラ新書、共著:増田ユリヤ)と重複する箇所も多いが、こちらはより包括的に世界情勢を述べたもので、併せて読むのも一興か。

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2017/10/18

【2017年15冊目】 しばらく積読になってましたがようやく読了しました(><) 今年もいろいろ世界の動きがありましたね!特にトランプ大統領に関しては世界的な関心事。ロシアとアメリカが仲良くなるなんて信じられない!!池上さんにしては珍しくトランプ大統領には感情的な批判が多く、読...

【2017年15冊目】 しばらく積読になってましたがようやく読了しました(><) 今年もいろいろ世界の動きがありましたね!特にトランプ大統領に関しては世界的な関心事。ロシアとアメリカが仲良くなるなんて信じられない!!池上さんにしては珍しくトランプ大統領には感情的な批判が多く、読者の考える余地を狭めるような記述が多かった点は少し残念。。 そうこうしてるうちに衆議院選挙ですね!みなさん投票に行きましょう!! 政策面で違いが少ないから、どこに投票するか迷うところですが。。

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2017/10/06

池上節は本当に分かりやすい。 分かりやすいが故に、読み飛ばしてしまう感もあるけど、基礎知識を得ると考えれば、こんなに浸透力の高い書籍も少ないだろう。 世界を知る心を忘れないため、今後もこのシリーズは続けてほしい。

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2017/10/01

ほぼ毎年出版される池上彰さんの「知ら恥」シリーズ。第8巻の中心テーマは副題の通り「自国ファーストの行き着く先」。アメリカではトランプの大統領就任、欧州では極右政党の躍進や、イギリスのEU離脱問題が起きた。また、中東、アジアでも問題が山積み。日本国内では安倍長期政権などに言及。 池...

ほぼ毎年出版される池上彰さんの「知ら恥」シリーズ。第8巻の中心テーマは副題の通り「自国ファーストの行き着く先」。アメリカではトランプの大統領就任、欧州では極右政党の躍進や、イギリスのEU離脱問題が起きた。また、中東、アジアでも問題が山積み。日本国内では安倍長期政権などに言及。 池上彰さんの本はとても読みやすいし、過去一年の世界の出来事を振り返るのにちょうど良いシリーズです。 また、来年のこのシリーズが楽しみです。

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2017/09/26

<手に取った目的> アメリカトランプ政権のこと、北朝鮮が向かうところなど、帯にもあるとおり激変期の世界情勢を勉強するために買ってきた。 <読み終わりました> トランプ大統領アメリカファースト、イギリスのEU離脱、どうなっていくのだろうか。

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2017/09/17

シリーズ8作目 毎年必ず購入してできるだけ早く読むようにしている。 相変わらず本当に世界情勢がよく分かって勉強になる。 過去の歴史は確実に私たちの今に繋がっていると痛感させられることがいっぱいある。 今、起きていることは必ず過去の何かと繋がっているんだということを考えさせられ...

シリーズ8作目 毎年必ず購入してできるだけ早く読むようにしている。 相変わらず本当に世界情勢がよく分かって勉強になる。 過去の歴史は確実に私たちの今に繋がっていると痛感させられることがいっぱいある。 今、起きていることは必ず過去の何かと繋がっているんだということを考えさせられる。 池上さんは、その"何か"を見つけることが出来る人。 繋がりを発見したとき、きっと『気持ちいい』だろうな(笑) その"何か"を自分で見つけることが出来るようになるためには勉強を日々続けなければならないんだろうな(@_@) 一番は、新聞を毎日読むことからなんだろうけど、言うほど簡単じゃないんだよな~(笑)

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2017/09/13

とても読みやすく、分かりやすかった。いまの世界を知る第一歩としてはよかったが、これからの展望や深い洞察はなく、この本は知るきっかけにしかならないかもしれない。それでも面白かった。

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2017/08/26

まさに副題のとおり「自国ファースト」のリーダーが目立ってきているというのは、そう望んでいる国、国民が増えてきているからかもしれない。相手との差異をみつけて反目しあうのではなく、ダイバーシティを受け入れて、寛容になっていく必要がある。シンギュラリティを考えると、人間同士で反目しあっ...

まさに副題のとおり「自国ファースト」のリーダーが目立ってきているというのは、そう望んでいる国、国民が増えてきているからかもしれない。相手との差異をみつけて反目しあうのではなく、ダイバーシティを受け入れて、寛容になっていく必要がある。シンギュラリティを考えると、人間同士で反目しあっている場合じゃない。表紙に顔写真が入っている方が売れるのか、どうもちょっと「企業」の姿勢が見えてしまう。

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2017/08/25

重要な時事キーワードをさくっと把握するための入門編としてちょうど良い。池上さんはリベラル目線が売りだけど、トランプ氏に対しては終始辛辣な評価。歴史は繰り返すが、愚かに過ちを繰り返さないために、知ることは大切。自国ファーストに動く世界の中で、原爆が落ちた国の国民としてどう意見を持つ...

重要な時事キーワードをさくっと把握するための入門編としてちょうど良い。池上さんはリベラル目線が売りだけど、トランプ氏に対しては終始辛辣な評価。歴史は繰り返すが、愚かに過ちを繰り返さないために、知ることは大切。自国ファーストに動く世界の中で、原爆が落ちた国の国民としてどう意見を持つか。考えさせられる、コスパの高い一冊。

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