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知らないと恥をかく世界の大問題(8) の商品レビュー

4.1

38件のお客様レビュー

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2019/09/17

このシリーズは毎年1冊ずつ出ているようで、最新刊を初めて読んだときに、とても面白かったので過去のものも知りたいと思い購入。 大筋は同じような話ではあったが、少しずつ時代に合わせて変更されていおり、時代を読むのにとても勉強になった。 内容以上に最後の池上さんの言葉が心に残った。...

このシリーズは毎年1冊ずつ出ているようで、最新刊を初めて読んだときに、とても面白かったので過去のものも知りたいと思い購入。 大筋は同じような話ではあったが、少しずつ時代に合わせて変更されていおり、時代を読むのにとても勉強になった。 内容以上に最後の池上さんの言葉が心に残った。 「議論をすることの効用は、知識の多さを競ったり、相手を論破したりすることではありません。互いに違いを認め、尊重し合うことではないかと考えます」

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2019/09/14

トランプ登場の8から読み始めた。やはりわかりやすいし、過去からの歴史を書いてもらっているので助かる。近々、9,10も読み、現代に追いつく予定。

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2018/10/24

知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先。池上彰先生の著書。トランプ大統領のアメリカファーストに右へ倣えですべての国が自国ファーストになってしまったら国際社会は成り立たないし世界と地球は破滅に向かってしまうかもしれない。人間と人間の関係、人間関係だって同じ。み...

知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先。池上彰先生の著書。トランプ大統領のアメリカファーストに右へ倣えですべての国が自国ファーストになってしまったら国際社会は成り立たないし世界と地球は破滅に向かってしまうかもしれない。人間と人間の関係、人間関係だって同じ。みんなが自分ファーストで自分勝手な自己利益追求主義者になってしまったら、憎悪と怨恨、嫉妬が渦巻く殺伐とした最悪な人間関係しか残らない。譲り合い、妥協する気持ちを持たないと。自分ファースト、自国ファーストではなく、お互いさまの気持ち。

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2018/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

■インドではカースト制度によって、つける仕事が決まっている。しかし、ITは新しくできた職業なので、どの身分からも就くことができるため、成長が著しい。そして、イギリスの植民地だったため、英語を話せる人も多い。 →カースト制によってつける職業が決まってたことには驚き。 ■日本で様々なモノの値段が高かったのは、役人が多く、天下り組織を作るお金がかかっていたから。天下りを廃止すれば、その分物は安くなる。 ■アメリカのビッグスリーがダメになった理由 ①道がでかいから、自動車は走って曲がればよかった、それに3億もの市場が国内にあったから、技術を磨かなかった。 ②福利厚生が良すぎて、給料や退職者にも払っていた年金や医療保険料でアップアップだった。 ③国が守りすぎて、競争力が落ちた。" ■アフリカの資源をねらって、日本と中国が援助合戦をしている。中国は武器の援助などもしているので、世界から批判の声もある。

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2018/04/21

世界の今の大きなニュースの背景が昔からの流れの中で理解できてたすかります。 第七巻から読まして頂いており、重複する部分はありますが、毎回忘れたりするので復習でちょうどいい感じです。

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2018/04/21

CIAは海外で暗殺することが認められているとは知らなかった。 毎回中東問題をおさらいしている気がする。毎回イギリスの3枚舌外交に言及している。 当たり前だけれど、ドナルド・トランプの名前が頻繁に出て来た。 結局のところ教育が最も大切だと思う。

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2018/10/31

充実した内容だったが、特に後半は執筆時点のニュースの取りまとめのようだった。 バーニー・サンダースは、自らを民主社会主義者と名乗っていた。民主社会主義は、社会主義革命を否定し、議会制民主主義の中で社会主義の理想を実現させようとするもの。選挙を通して、社会福祉を充実させるために大...

充実した内容だったが、特に後半は執筆時点のニュースの取りまとめのようだった。 バーニー・サンダースは、自らを民主社会主義者と名乗っていた。民主社会主義は、社会主義革命を否定し、議会制民主主義の中で社会主義の理想を実現させようとするもの。選挙を通して、社会福祉を充実させるために大きな政府を実現する運動。一般には社会民主主義と呼ばれる。

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2018/03/13

シリーズ8作目となる定番本だが、さすがは池上彰さん、文句なしの内容。そこまで踏み込んだ難しい内容ではないが、今世界で起きている、複雑に絡み合っている政治・経済・社会問題を網羅して学ぶことができる。 池上彰さんのテレビ番組を見て大まかなテーマと概要を頭に入れつつ、日々のニュースを追...

シリーズ8作目となる定番本だが、さすがは池上彰さん、文句なしの内容。そこまで踏み込んだ難しい内容ではないが、今世界で起きている、複雑に絡み合っている政治・経済・社会問題を網羅して学ぶことができる。 池上彰さんのテレビ番組を見て大まかなテーマと概要を頭に入れつつ、日々のニュースを追いかけていればついていけるレベルの内容になっている。 また新しいことだけではなく、歴史を振り返って大きな動きを整理してある部分は良い復習になる。今回でいうと中東の国々を巻き込む「イスラム国」(特にオサマ・ビンラディン)の歴史と、自民党誕生の経緯と党是について。

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2018/02/18

トランプ米大統領の就任を切り口に世界の時事問題が分かりやすく解説されていて読みやすかった。 原子力の平和利用の推進と第五福竜丸事件で核実験反対の世論が強まるあたりの記述が特に印象に残った。核兵器を持たないのが日本の国是なのだが核兵器を持てる力は持っておくことが外交上の抑止力になる...

トランプ米大統領の就任を切り口に世界の時事問題が分かりやすく解説されていて読みやすかった。 原子力の平和利用の推進と第五福竜丸事件で核実験反対の世論が強まるあたりの記述が特に印象に残った。核兵器を持たないのが日本の国是なのだが核兵器を持てる力は持っておくことが外交上の抑止力になると考えている政治家もいるというのが、日本の核に対する複雑で曖昧な立場をよく表していると思った。

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2018/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2018年、1冊目です。 第5章 「分断される世界は人類共通の問題を悪化させる」の中で、私たちには何ができるのかという問いに対して、 先ずは”知ること”であると書かれている。無知の恥とトランプ大統領は言われいるそうですが、私たち一人一人が自分のできる範囲から少しでも多くの事実を知ることで、分断や軋轢が緩和されるということだと思います。 その中のひとつの事例として、日本人として「ヒロシマ」を説明できますかという問いかけがあります。「過ちは繰り返しません」という碑文の意味を説明できるか?言い換えれば、「ヒロシマ」で起きたことをどう認識し、どう伝えていくべきかの考えが定まったいるかだと思いました。 この中で被爆者への著者の取材の中で、「私たちが核兵器をなくそうと言うのは、微力かもしれないけれど、無力ではない」という言葉が紹介されています。2017年のノーベル平和賞にICANが選ばれた根底にある力だと思えます。

Posted byブクログ