世界一訪れたい日本のつくりかた の商品レビュー
新観光立国論・実戦編 といっているが 前の「新観光立国論」 を書いてから数年間で どのように日本の観光業が変化したか そして、さらに良くするにはどういう 改善策があるか などが書いてある 前の本と比べてそんなに真新しいことは ないが より具体的で実践的なことが書いてあった 日本...
新観光立国論・実戦編 といっているが 前の「新観光立国論」 を書いてから数年間で どのように日本の観光業が変化したか そして、さらに良くするにはどういう 改善策があるか などが書いてある 前の本と比べてそんなに真新しいことは ないが より具体的で実践的なことが書いてあった 日本という国を考えるきっかけになるいい本
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前作のアップデート版。 観光業は年々成長して行ってるので、前作から3年経って変わったところ、これからのところが様々見れるのがいいですね。これからも最新版にアップデートして本著を出して欲しい。
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ビジネスマン・プロジェクトに携わっている人などに強くおススメ。 内容としては観光に特化している様に見えるが、実はどの企業においての問題解決の手段として非常に有効なアプローチである。 現在の日本には、他の世界との比較を避けているだけでなく、それを良しとして自己満足を強要する空気...
ビジネスマン・プロジェクトに携わっている人などに強くおススメ。 内容としては観光に特化している様に見えるが、実はどの企業においての問題解決の手段として非常に有効なアプローチである。 現在の日本には、他の世界との比較を避けているだけでなく、それを良しとして自己満足を強要する空気を強く感じる。この閉塞的現状を打破するためにはどうしたら良いのかを、考え方から具体的解決策迄提案してくれる。 一言で言ってしまえば、「変わらなければいけない」。今迄の成功体験は、「成功」だったのだはなく、人口激増の中での「必然」であって、その経験にしがみついていても、二匹目のドジョウはいないのだ。 おまけにながら、最近流行りのハイライト入り。重要点に目が惹きつけられて思いのほか重宝し、結果通常の倍近い速さで読める。
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前著「新・観光立国論」から約2年。その提言を受けた世の中の変化も反映して、実践編としてどのようにしていけば良いのか。その問いに答えた内容になっています。豊富なデータを駆使し、説得力ある内容で書かれています。観光につながるサービス産業に携わる人間は必読なのではないでしょうか。我々は...
前著「新・観光立国論」から約2年。その提言を受けた世の中の変化も反映して、実践編としてどのようにしていけば良いのか。その問いに答えた内容になっています。豊富なデータを駆使し、説得力ある内容で書かれています。観光につながるサービス産業に携わる人間は必読なのではないでしょうか。我々はどうなれる可能性があり、そこにどのようにして向かって行くのか。参考となる外国の具体例も書かれており、イメージしやすくなっています。日本人を始め近場から来日する観光客向けにしか整備されていない設備。爆買いに頼る問題点。そこからどのように変化をして行くべきなのか。思い切った「やる」という覚悟を決めるか決めないかだけ。著者の最後の主張が身に沁みました。
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新・観光立国論【実践編】 https://store.toyokeizai.net/books/9784492502907/
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観光大国になる4条件は「自然・気候・文化・食]と筆者は指摘。 そして、日本は文化観光に頼りすぎて、より客層が広い国立公園などの自然観光を十分に整備しておらず、観光客向けの情報発信も不十分。 世界の人が日本に求めてるのは豊かな自然でそれこそ大事にすべきだと主張する。 日本では、自然...
観光大国になる4条件は「自然・気候・文化・食]と筆者は指摘。 そして、日本は文化観光に頼りすぎて、より客層が広い国立公園などの自然観光を十分に整備しておらず、観光客向けの情報発信も不十分。 世界の人が日本に求めてるのは豊かな自然でそれこそ大事にすべきだと主張する。 日本では、自然はお金にならないと言われることがありますが、それは世界の常識に反しています。自然こそ、「稼げる観光資源」なのですと。 とくに日本では、スキーを除いて、自然を使うアクティビティが十分に育っていない。 たとえば釣りや狩猟。日本ではとくに害獣で問題になっているけど世界には金をはらっても狩猟したいひとがたくさんいる。 そういうことがわかってないし、国立公園の整備もマス志向でラグジュアリーのほうにいかない。 とくに「自然体験」も、文化体験よりも長い時間を必要とするので、必然的にそこで落としてもらえる対価が高くなる傾向があるのです。 所用時間はコストに比例する。たとえば15分で食べるファストフードよりは、3時間以上かかる懐石料理のほうが高価格です。 また日本の国立公園というのは、そこへたどり着く交通費と比べて、宿泊施設のバランスがかなり悪い、価格帯の多様性がないという問題があるとも。 たとえば10時間かけて旅行するときに泊まりたいホテルと1時間でとまりたいホテルは価格がぜんぜん違うと。 日本はとにかく昭和時代の大量にひとにきてもらって画一的サービスで処理するという世界からぬけだせてない。 だから日本の観光業者の多くは、「爆買」の中国人観光客を「上客」だととらえていますが、それは「昭和の観光業」の思想を引きずっているがゆえの誤解です。 日本が観光立国化するための補助線としては良書であった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
観光ビジネスについて全くの知識なしですが、先輩からの推薦を受けて拝読。 日本は「世界一訪れたい国」になるポテンシャルがあるとの主張をアナリストらしく様々なデータを持って説明。 客観的な分析でありながらも、著者の熱量が伝わってくる文章だった。主張もはっきりしていて分かりやすい。 安倍政権の方針もあり、今後拡大が予想される観光産業の入門にもとても興味深い良著という印象を受けた。 ※以下気になった点メモ ・日本は「世界一訪れたい国」になるポテンシャルがある ・グローバルでは観光は大きく伸びている産業。 ・WTTCの試算では、観光産業は全世界のGDPの10%。全世界の雇用の11分1を生み出している。 ・世界経済において、観光産業はエネルギー、化学製品に次ぐ第3の基幹産業 ・安倍政権の戦略成功もあり、2016年度は前年比21.8%成長の2400万人もの外国人観光客が来日。 ・訪日客数増加に円安の影響度は薄く、ビザ緩和が大きく影響。 ・円安の影響が薄れ爆買いがなくなっても、観光客数に与えるインパクトは小さいと予想。観光業は国際情勢の影響をそれほど受けない。 ・爆買いされる商品は他国商品が対象であることが多いため、日本経済に与えるメリットは少ない ・日本のように自然、気候、文化、食の4つの観光資源が揃った国は稀。 ・アジアからの集客は順調。次のターゲットはお金を使ってくれる上客はドイツ。 ・どの国から何人連れてくるというミクロ目標を持つべき ・これまでの日本の観光産業は売り手市場の「一極集中型」のため、量をいかにさばくかが求められた。 ・これからは質を高め、リピーターを増やす必要がある ・日本は「文化資源」ばかりを重要視、「自然資源」にもっと着目すべき ・日本の自然の多様性は「四季」のおかげではない。四季がある国なんてたくさんある ・日本ほど自然災害の多い国はあまりなく、それがこの国の自然の多様性をつくった。 ・自然資源はメインの目的になり、滞在日数を稼げる。 ・京都ですら観光資源になり得る街並みは減少の一途。自然との抱き合わせでカバーすべき。 ・文化保護、自然保護のためにも観光化すべき。 ・日本は外国人にとって冷たい国。ネガティブな注意書きばかりで観光客目線になってない。 ・マナーという言葉はデリケート ・キャッチコピーで文化のニュアンスを伝えるのは至難の業。もっと写真や映像などを活用すべき。 ・価値の多様性に加えて、価格の多様性が必要。 ・日本には5つ星ホテルが少ない。ハードは一流でも、ソフトが三流。 ・IR(統合型リゾート)にとって収益装置のカジノは必須。 ・カジノ運営のノウハウは世界規模で見れは豊富に溜まっている ・IRを入り口として、観光資源を発信していくべき
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日本在住歴30年以上のイギリス人、デービッド・アトキンソン氏による日本観光論。彼は元々証券アナリストなのだが、現在は国宝や文化財などの修復をする日本企業の社長を勤めている。 昨年、日本に訪れた外国人観光客は2400万人で、10年前と比較すると3倍に増えており、さらに日本政府は2...
日本在住歴30年以上のイギリス人、デービッド・アトキンソン氏による日本観光論。彼は元々証券アナリストなのだが、現在は国宝や文化財などの修復をする日本企業の社長を勤めている。 昨年、日本に訪れた外国人観光客は2400万人で、10年前と比較すると3倍に増えており、さらに日本政府は2020年に4000万人、2030年には6000万人という目標を掲げているそうだ。この大きな目標を達成すために必要な施策について、アトキンソン氏は豊富なデータを元に分析している。 現在の外国人観光客は、中国や台湾などアジアからの短期滞在者が中心なのだが、今後目標達成のためには、欧州などアジア以外の地域からのインバウンドを増やし、客数とともに客単価も増やす事が重要である。そのためには爆買い頼りではダメで、五つ星ホテルの整備、文化やスポーツの産業化、カジノの誘致などによる収入の安定化が必要とのこと、もう補助金に頼る時代ではないのだ。 確かに日本は人口減少のフェーズに突入しており、先細って行く税収を補うためには外国人観光客の誘致が有効策、というより必須課題なのかもしれない。はるばる遠方から日本を選んで訪れる観光客のために、受け入れる私達の意識の変化も必要なのだと思った。もちろん歳入の確保も大切な事なのだが、何より一人でも多くの日本ファンが増えてくれればうれしい限りである。
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【定量分析】 感覚ではなく全てがデータに基づいて述べられているので説得力があります。 日本を観光大国にしましょう! 近い将来、観光客を今の5倍にはしましょう! できると思います。 そうすれば、英語もできるようになるのでは? あるいはドイツ語もできたりするかも?
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地方のレンタカーの整備が必要 2025年にアジアから2945万人、2030年に4438万人。UNWTOより。 量よりも質で、入館料を高く。 ドイツがターゲット。 日本は自然災害が多いので、多様性が保てる。 ハンティングツーリズムで獣害を解決。 五つ星ホテルが観光収入をあげる。 観...
地方のレンタカーの整備が必要 2025年にアジアから2945万人、2030年に4438万人。UNWTOより。 量よりも質で、入館料を高く。 ドイツがターゲット。 日本は自然災害が多いので、多様性が保てる。 ハンティングツーリズムで獣害を解決。 五つ星ホテルが観光収入をあげる。 観光もスポーツも同じ、一般の人、関心のない人も楽しめるようにする必要がある。 スタジアムはスポーツを見るためのものではなく、いろいろなことができるような場、アミューズメントスポットにする必要があると思った。
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