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AX アックス の商品レビュー

4.2

493件のお客様レビュー

  1. 5つ

    185

  2. 4つ

    194

  3. 3つ

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2024/09/15

兜は文具メーカー営業社員·恐妻家。でも殺し屋という裏の顔を持っていて… 殺し屋というから、どんなに冷酷な人かと思いきや、家族思いで奥さんに対する心使い?が徹底していて面白かったです。 まるで、我が家の旦那の様で… 10年後の話も出てくるけど、親子で医師を倒してスッキリしました...

兜は文具メーカー営業社員·恐妻家。でも殺し屋という裏の顔を持っていて… 殺し屋というから、どんなに冷酷な人かと思いきや、家族思いで奥さんに対する心使い?が徹底していて面白かったです。 まるで、我が家の旦那の様で… 10年後の話も出てくるけど、親子で医師を倒してスッキリしました! でも死んでほしくなかったな〜

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2024/08/22

★3.5 グラスホッパーのシリーズ、第3弾。登場人物は1弾、2弾とあまり絡みがなく、ほぼ単独のストーリーと言っても過言ではない。兜という殺人請負人が主人公。人間味があって仕事は物騒だけど応援したくなっちゃう。ラスト兜と息子、敵である医師を10年越しにやり込めるシーン、そこに兜の同...

★3.5 グラスホッパーのシリーズ、第3弾。登場人物は1弾、2弾とあまり絡みがなく、ほぼ単独のストーリーと言っても過言ではない。兜という殺人請負人が主人公。人間味があって仕事は物騒だけど応援したくなっちゃう。ラスト兜と息子、敵である医師を10年越しにやり込めるシーン、そこに兜の同業者との友情?も絡まり、スッキリしたラスト。よかった。

Posted byブクログ

2024/08/19

読み始めから、殺し屋って...と思い 映画でも観ているような感覚で読み進めました。 でも、内容的には血生臭い話では無く、笑ってしまう箇所も多かったです。 いい父でいい夫で他人にも優しい兜が、一矢報いられて良かったです。

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2024/08/18

伊坂さんの小説が1-2年前から好きになって読み漁ってたけど、この本の良いのは、主人公の奥さんに対するスタンスが物凄く自分に近く、私だけじゃなかったんだと勇気付けられたこと。

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2024/08/11

殺し屋兜の話。 兜は殺し屋を辞めたいが辞めさせてもらえない。 家業が家業だけに強いかと思いきや、いつも妻の機嫌を気にしている。 アンバランスなところが面白い。 殺し屋の割にテンポも淡々としており、悲壮感がない独特の文章。 仲介役の医師に殺された父が死後10年越しに仕返し...

殺し屋兜の話。 兜は殺し屋を辞めたいが辞めさせてもらえない。 家業が家業だけに強いかと思いきや、いつも妻の機嫌を気にしている。 アンバランスなところが面白い。 殺し屋の割にテンポも淡々としており、悲壮感がない独特の文章。 仲介役の医師に殺された父が死後10年越しに仕返しをする

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2024/07/06

シリーズ第三弾。 今回は兜という殺し屋が主役。 兜は文房具メーカーの営業で恐妻家で家族想いという殺し屋。 妻への対応がまるで日常の私と丸かぶりで私も良い友達になれそうです。 そんな兜は殺し屋を辞めることを宣言した後、謎の自殺を遂げる。自殺から10年後息子の克己が父の死の真相を...

シリーズ第三弾。 今回は兜という殺し屋が主役。 兜は文房具メーカーの営業で恐妻家で家族想いという殺し屋。 妻への対応がまるで日常の私と丸かぶりで私も良い友達になれそうです。 そんな兜は殺し屋を辞めることを宣言した後、謎の自殺を遂げる。自殺から10年後息子の克己が父の死の真相を調べ始めてから、物語は急展開! 最後の伏線回収は見事! シリーズで一番好きかも。オススメです♪

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2024/07/05

恐妻家の殺し屋「兜」。家族のために殺し屋から足を洗うと宣言するも、マネージャーの「医者」からの引き留めにより、なかなか辞められないが...という話。 殺しの依頼を「手術」と隠語を使つつ、看護師も出入りする病院で割と堂々と依頼の話をする兜と医者。ふつうに怪しいだろ!とツッコミを入...

恐妻家の殺し屋「兜」。家族のために殺し屋から足を洗うと宣言するも、マネージャーの「医者」からの引き留めにより、なかなか辞められないが...という話。 殺しの依頼を「手術」と隠語を使つつ、看護師も出入りする病院で割と堂々と依頼の話をする兜と医者。ふつうに怪しいだろ!とツッコミを入れたくなるけど、そもそも「腕のいい殺し屋が家庭では妻の機嫌にビクビクしている」という設定がエンタメなんだから。と納得して読み進めました。 ふーん、伊坂幸太郎ってあまり読んだことなかったけど、こういうゆるいテンションの作風だったけかな と「可もなく不可もなく」で夜寝る前のお供としてふんわり読み終える予定だったのですが、4章から急展開になり、これは最後まで読み終えないと眠れないぞと一気に読みました。読み終わったあとにスマホで考察記事なんかも漁っちゃって、寝る前に読むもんじゃないです。 最後のほうで一気にいろいろ回収してまわるやつ、「ああ、伊坂幸太郎これだったかも」。読後感は「スッキリ」というより「脱力」かな。また別の作品も読んでみようっと。

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2024/06/27

妻に怯えながら過ごす兜の恐妻家っぷりにはコミカルな笑いがこみ上げてきて楽しく読めました。 常に妻のことを考えながら生活し、妻への気遣いを最優先して自身の行動を決める兜って、裏を返せばこれ以上ない理想の愛妻家だったんじゃないかな。 兜は家族想いのいいお父さんでした!

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2024/05/31

兜は文具の営業と、殺し屋の2つの顔を持った男恐怖妻とあるが、妻は最初から主人の事は知って結婚している。知らない息子は父親が自殺をして10年目に不安と感じ操作を始めるが、医者は自分で落ち着いているようで落ち着かない行動が致命傷になった気がする。面白い本であった。

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2024/05/07

抜群に面白い! 殺し屋というストーリーが面白く、 恐妻家という設定が面白く、 兜のキャラクターが面白い。 兜のことが大好きになってしまう。 妻に怒られないためにアレコレと言い訳するのだが、どこの家庭も同じようなもので誰にでも当てはまる内容なので、読んでいてニヤニヤしてしまう。 大...

抜群に面白い! 殺し屋というストーリーが面白く、 恐妻家という設定が面白く、 兜のキャラクターが面白い。 兜のことが大好きになってしまう。 妻に怒られないためにアレコレと言い訳するのだが、どこの家庭も同じようなもので誰にでも当てはまる内容なので、読んでいてニヤニヤしてしまう。 大半の男は妻の機嫌がよければホッとして、休日を穏やかに過ごせることのみを願うものなのだ。 最高の小説です。

Posted byブクログ