荒神 の商品レビュー
江戸時代初期の東北の地、山を隔てた二つの歪みあう藩の間で起こった話。 登場人物が沢山出てくるのにそれぞれが生き生きしており、ちゃんと個として生きている。 別々の場所で起こったことが気持ちよく伏線回収されていくので飽きることなく読めた。また怪物が出てくるシーンは映像化出来るくらい緊...
江戸時代初期の東北の地、山を隔てた二つの歪みあう藩の間で起こった話。 登場人物が沢山出てくるのにそれぞれが生き生きしており、ちゃんと個として生きている。 別々の場所で起こったことが気持ちよく伏線回収されていくので飽きることなく読めた。また怪物が出てくるシーンは映像化出来るくらい緊張感があって面白い。(過去に映像化されたみたいだけど、全くの別物感がすごかった) 人の業は計り知れない。良かれと思ってすることが誰かにとっての悪業となることもある。
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面白かった…泊まったホテルに図書館があって、そこで手に取ってパラパラめくってみたのがきっかけだったけど、やっぱりとても面白かった。宮部みゆきの時代小説間違いない。 色んな人、立場の視点で物語が進むので、読んでいて飽きない。結局どちらの国にも村にも優しい人も酷い人もいる。割り切れ...
面白かった…泊まったホテルに図書館があって、そこで手に取ってパラパラめくってみたのがきっかけだったけど、やっぱりとても面白かった。宮部みゆきの時代小説間違いない。 色んな人、立場の視点で物語が進むので、読んでいて飽きない。結局どちらの国にも村にも優しい人も酷い人もいる。割り切れないな。 蓑吉とじっちゃが無事で本当によかった。やじは他のお話も出てきそうなくらい面白いキャラクタだし。もう出てこないのかな?まだ読んでみたいな。 p.558 山の春には花が咲き乱れ、夏には蒼天に入道雲がかかり、秋の紅葉が雨に濡れ、冬には山々の峰が白い綿帽子をかぶる。鳥が渡り、山犬が吼え、熊の親子が森を抜けて早瀬を渡る。そうした景色を、出来事を眺めながら、己の抱く不穏な秘密をつゆとも知らず、鐘は永い時を過ごしてきたのだろう。
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登場人物が多いが、それぞれキャラが立っているし、表現力に引き込まれるが、感動するストーリーではなかつた。
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読破にすごく時間がかかってしまった。ストーリーはそれほど好みでは無かった。元禄を意識した文章表現はさすがに宮部さんすごい。物語とは別の部分に感心しながら読んでました。
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audibleにて読了。 宮部みゆき時代小説フリークなのだが、これはちょっと手が出ずスルーしていたが激しく後悔。 2つの対立する藩の、本来全く交わることのない人たちのいろんな視点から物語が進む。 怪物襲来だけではない恐ろしさがほんのり残るところがまた見事。 三島屋シリーズで...
audibleにて読了。 宮部みゆき時代小説フリークなのだが、これはちょっと手が出ずスルーしていたが激しく後悔。 2つの対立する藩の、本来全く交わることのない人たちのいろんな視点から物語が進む。 怪物襲来だけではない恐ろしさがほんのり残るところがまた見事。 三島屋シリーズでも思うのだが、人ならざるモノを描く時、時代小説の性でカタカナや現代的表現が使えないという縛りがあるにも関わらず、目の前にその姿がありありと浮かぶのが本当に凄い。
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ごめんなさい! 若き日に大好きだった宮部みゆき作品にこんな評価をするのは本当に心苦しいのですが、私にとっては全く面白くなくて、全然読み進めることができませんでした。 せっかくの本を途中でやめるのは本当に心苦しいので、何とか1ヵ月粘ってみましたが、読み終わる事が出来ないまま、ただた...
ごめんなさい! 若き日に大好きだった宮部みゆき作品にこんな評価をするのは本当に心苦しいのですが、私にとっては全く面白くなくて、全然読み進めることができませんでした。 せっかくの本を途中でやめるのは本当に心苦しいので、何とか1ヵ月粘ってみましたが、読み終わる事が出来ないまま、ただただ時間だけが過ぎてしまいました。 このままではいつ読み終わるのか、予想もつきません。 人生は短い。時間に限りがある。私はまだまだ沢山の本を読みたいのです。ここでつまずいていては、他の本が読めません。 なので、途中ですけれども、一旦この本はお休みすることにします。 いつか読むことができたら、また感想を書きたいと思います。 今のところは勘弁してください。ごめんなさい。
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時代小説ではあるけど、バケモノが出てきて一転した。間延びした話し方の方言と戦いの違和感がすごい。バケモノとは言っているが、それも人のやったこと。一番怖いのは人なんだと思った。そして後半まで謎の人がいっぱい出てきて混乱しました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
怪物の暴れっぷりが凄まじく、宮部さんの表現が本当に素晴らしいとあらためて思いました。登場人物もそれぞれが個性豊かで味がある人たちばかりでした。必ずしもハッピーエンドではないですが残った人たちがこれからも懸命に生きていくのだろうという余韻で読み終われて良かったです。
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300ページぐらいから面白くなる。 序盤の永津野藩と香山藩の各登場人物の繋がりやらをしっかり理解したら「怪物が現れて倒す」というシンプルな話に散りばめられた濃厚な物語が楽しめる。 アニメ化したら面白そう。
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怪物が出てきます いわゆるファンタジーのジャンルだけど、スパイスとしてホラーがまぶしてある作品だった。 人間の業に深く入り込んでいるのだが、前半戦の間延びが越えられると後半は一気にいける。 人間どんな時にも感謝を忘れてはいけないね!
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