それでいい。 の商品レビュー
ゆるい漫画のタッチもあり、気軽に読める一冊。対人関係療法というものを初めて知ったが、理解しやすかった。読んですぐ何かが改善される訳ではないけど、取っかかりになる一冊だと思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
⭐︎3.5 ネガティブ思考な人間からすると、共感することが多く、肝に銘じておきたい言葉もたくさんありました。 例えば、ネガティブ=悪いことと捉えがちだが、自分がその事象に対してなんらかのニーズがあるから、ネガティブな感情をいだくようになっている。体が痛いと感じるように心も痛いと感じなければ、それこそ心身のバランスを崩してしまうから、正常な反応だと納得。 また、ネガティブな人は嫌われるか?という作者の問いに対して、そこで何かを求めてしまうと嫌われるかもと言う先生の回答。 「『私はホントに価値のない人間です』といわれると、相手は『そんなことありませんよ』と答えないといけない感じがする。これは「束縛」と言う名の暴力です。相手にプレッシャーがかかって面倒と思われるのかも?」 →束縛という名の暴力!無意識に相手にこう言って欲しいなと思いながら話している時があるので、気をつけなければと思いました。 逆にあまりしっくり納得できず抵抗があったのは、以下の部分。 「互いに役割期待がずれてしまうと、ストレスを感じる。役割期待のずれは、以下のようなことから発生する。言葉足らず・遠慮・自己主張が足りないなど。本来は、コミュニケーションで役割期待を伝えあう。」 →たしかに無意識に相手にこうあって欲しいとか役割を求めてしまうことはあるだろうけど、言葉に出して相手にああしてこうしてと言うのは押し付けのようでなんだかなぁと思いました。 それ以外はとても共感できる部分が多くタメになりました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
漫画でさらっと読めた。 私はてんてんさんほどネガティブクイーンではないけど、水島先生のお話が優しくて、読んでいて泣きそうになった。 ネガティブな感情をネガティブにとらえない。 そういう育てられ方をしてきたのだから、今の思考が生まれるのは当然。それでいいと認める。 この考え方を私も心に留めて、自分を大事にして生きたい。
Posted by
誰かのブログで知り手に取ってみた。 自分の性格とは異なったのでパラパラと読んだけど、 そう育てられてきたのだからそうなって当然なのだ、と考えること というのが、至極当たり前のようでなかなか出来ていなかった考え方だった。あぁそうやって柔らかく認めてしまっても良いのか、と思い心が...
誰かのブログで知り手に取ってみた。 自分の性格とは異なったのでパラパラと読んだけど、 そう育てられてきたのだからそうなって当然なのだ、と考えること というのが、至極当たり前のようでなかなか出来ていなかった考え方だった。あぁそうやって柔らかく認めてしまっても良いのか、と思い心がほぐれた。 ずっと昔職場の先輩が「人はプラスの言葉じゃないと動かないからね」とつぶやいていたけれど、この本でも「人間の変化は現状の肯定からしかありえない」ときっぱり書いてある。認めた上で行動を変えて行けば良い方向へ変わっていける。自分を、他人を、認めるって大切だなぁと思う。
Posted by
てんてんさんの気持ちすごくわかるので、読んでとても良かったです。 ネガティブな自分をダメだと否定し続けていたけど、まずは否定するのをやめていこうと思います。
Posted by
本人に自覚はなくても自分にも対しても周りに対しても思い込みが強くなりすぎると辛くなる。 適当に我がままに生きるって大事ですね。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
そういう環境で育ったのだからそれでいい、仕方がないことだ。 役割期待とのずれ まじで知らない人に話しかけられて不快になるのは、相手に名前の知らない他人の素振りをしてほしいという期待を裏切られたから。 仕事上の付き合いは仕事上の付き合い、自分の1番近いところから遠くにいる他者に傷つけられても、自分の半径1メートルにいる重要な他者と共感できれば癒される。
Posted by
対人関係のヒントが散りばめられた本だった。 相手との関係において、役割期待がずれるとストレスが生じる。 遠距離恋愛の彼と私との間では、コミュニケーションを取る機会が乏しい。 私は彼が私に何を求めているのかわからなくなっているし、私も彼に求めていることが伝わっていると思っていない。...
対人関係のヒントが散りばめられた本だった。 相手との関係において、役割期待がずれるとストレスが生じる。 遠距離恋愛の彼と私との間では、コミュニケーションを取る機会が乏しい。 私は彼が私に何を求めているのかわからなくなっているし、私も彼に求めていることが伝わっていると思っていない。 彼は、私との関係が悪化してくると、沈黙という行動をとるけれど、それはズレを広げる「はかい的なコミュニケーション」と言われているようだ。 沈黙という行動を取られないような言葉を投げかける方法をもっと学びたい。 彼との関係悪化という悩みがあるので、水島先生の本を片っ端から読んでいるけれど、マンガなので読みやすかった。細川貂々さんについても、どんな方なのか一部知ることができた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読みやすい! とにかくそのままでいい。まずは、受容をすることの必要性を強く感じた。 この流れでツレがうつになりましても見て、号泣してしまった。
Posted by
入門書としては軽く読めるからいいかも。この本をきっかけに色んなことをもっと深く調べてみようと思った。 心が軽くなった本。
Posted by