ひきこもらない の商品レビュー
2024.10.3 ★★★ 再読。 この人は、優しい性格なのだろうなあ、ということと、抽象化して捉えたことを、丁寧に言語化できる人だなあ、という印象を持つ。所々、ぐっとくる文章がある。 ただ、最近の私には、phaさんの文章から得られるエネルギーが足りないというか、逆にエネルギーを...
2024.10.3 ★★★ 再読。 この人は、優しい性格なのだろうなあ、ということと、抽象化して捉えたことを、丁寧に言語化できる人だなあ、という印象を持つ。所々、ぐっとくる文章がある。 ただ、最近の私には、phaさんの文章から得られるエネルギーが足りないというか、逆にエネルギーを吸われる感じがするというか、なんというか、以前ほどは刺さらなくなった。うまく表現できない。 不思議。 2020.11.1 ★★★★ phaさんの言葉は、凝り固まった私の思考をゆるゆると解してくれて、ありのままの自分、とか言うとすごくカッコつけた言い方になってしまうけど、今の自分に焦りとか不安を感じずにあるがままを受け入れていいんだと思える。だから好き。 ユートピアなどない。がつんと来た言葉だった。現状に不満を言うばかりで、どこか別の場所に行ったら、何かを始めたら、この状況を打開できるかもしれないってずっと思ってきた。だけどそうじゃない。結局どこにいこうが何をしようが、不満や苦しみがひとつもないなんてありえないし、追いかけても追いかけてもユートピアなんて存在しない。 私には諦めの言葉ではなく、救いの言葉だった。
Posted by
たしかにどこにでもテレビあるよなぁ 父島ってそんな行くの大変なんだ いろんな場所に行けば行くほど自分の中でイメージが増えて地理を楽しめるようになるのは共感しかない 強くてニューゲームしたいと昔は思ってたけど、今は絶対やり直したくなんかないって思うから、若い頃になんて戻りたくないに...
たしかにどこにでもテレビあるよなぁ 父島ってそんな行くの大変なんだ いろんな場所に行けば行くほど自分の中でイメージが増えて地理を楽しめるようになるのは共感しかない 強くてニューゲームしたいと昔は思ってたけど、今は絶対やり直したくなんかないって思うから、若い頃になんて戻りたくないにも共感 地方の安い別荘を数人で共有するというのは面白そうと思ったけど、やっぱり飽きるしめんどいもんなんだなw 持ち家は維持費が大変っていうのは別荘でも変わらないね 90万で購入し8万で売却と書いてあったけど、さらに管理費3年で108万だもんなぁ 期間決めて共同で賃貸とかはありなのかな? ノイズ耳の発想はなかった 人の多さが守ってくれる感覚はわかる
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何となく手に取った『引きこもらない』(pha)。 タイトルからして「引きこもり脱却術的な何か」が書いてあるかと思いきや、 中身は全然違うもの。 著者が「半年以上定住NGな方」だからこのタイトルになったのか、とりあえず謎です。(書いてあったかもしれないけど…) 読んでみて以下4点は「そうよねー!」ってなりました。 ❶人間というのは周りの環境にすごく影響を受けるものだから、身を置く環境を変えてみると、自分の行動のどの部分が周りの影響でやっていたことで、どの部分が環境によらず自分がやりたいことなのかが見えてきたりする。 ❷別に旅に出たからといって何かが根本的に解決するわけじゃない。だけど、自分の部屋で「あーもうだめだ」とうだうだ考えているよりは、よく知らない場所で「あーもうだめだ」とうだうだ考えているほうが少しだけ気分がマシだ。 ❸高速バスのターミナルの真ん中に立つと、「その気になればここからどこにでも行けるのだ」という万能感と、「一旦乗り込んでしまうともう簡単には戻ってこられないのだ」という不安感の2つを同時に持つことができて、そのなんとも言えないミックスされた気分が、すごく旅っぽいと思う。 ❹その場所に実際に行ってみないとわからない地理感覚がある。だから知らない土地に行くのは、そこに特別な何かがなかったとしても面白いのだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そして… 【別荘購入話】や【音の話】は勉強になりましたし… 「自分のやりたい事は常に考え続けよう」と思った次第です。
Posted by
非日常のための日常。日常のための非日常。 サラッと読むには良い。 著者の言葉選びが好き。場面が思い浮かぶ。 ノイズの話は個人的に面白かった。 定期的に旅に出たい衝動に駆られる人にオススメ。 旅の楽しみ方のエッセンスになるかも。
Posted by
phaさんの考え方にハッってさせられる部分や 共感できる部分もたくさんありました。 最後の京都は移動祝祭日だっていう 話が1番好きで 学生時代京都で過ごしたかったーっていう 悔しさを感じました笑
Posted by
出かけること、旅をすることについて書かれた本。シェアハウスを作ったり別荘を買ったり、バイク旅行やキャンプ場でテントを張ったり、行動力は高い。 37歳でサウナに目覚め、サウナ通いをしているという。やはりサウナは最高らしい。 文庫版は『どこでもいいからどこかへ行きたい』に改題。
Posted by
以前、『ニートの歩き方』を読んだ。 定職につかないタイプの人たちの共同生活、どうやって暮らしていくか、な話で ネットがあるからできることがたくさんあるんだなーと思った記憶。 この本では、一つ所にひきこもることも耐えがたく、いかに動き続けながら暮らすか、な話で いろいろ共感するとこ...
以前、『ニートの歩き方』を読んだ。 定職につかないタイプの人たちの共同生活、どうやって暮らしていくか、な話で ネットがあるからできることがたくさんあるんだなーと思った記憶。 この本では、一つ所にひきこもることも耐えがたく、いかに動き続けながら暮らすか、な話で いろいろ共感するところもある。 引越し、旅行、散歩、固定された窮屈な場所から逃げる手段はいくらでもある。 旅行して予定を詰め込んで観光することだけが楽しみの要素ではなく、 場所を移動して、いつもと同じように暮らすことって意外に面白いのだ。 何でもない道をただ歩くだけでも、気付いたり新鮮に思うことが多い。 長い移動時間すら楽しむphaさんの域にはなかなかたどり着けないが、 昼の長距離バスでのんびりした時間を確保するのも、リフレッシュの一つかもしれない。
Posted by
なんだかんだ言っても 京大に行った方だけある。頭が良いし 自分の事も良く考えていて フラフラしているようで 生活できている。 旅や居場所についての考え方は好き。私も自由になれたらいいな。
Posted by
ひきこもりすぎて何も手につかなくなった時に図書館で借りました。家で憂鬱になるより、知らない土地で憂鬱になるほうが少しはマシだと。まずは近所の知らない土地から散歩をすることからはじめてみようかなとおもいました。
Posted by
京都国際漫画ミュージアム行ってみようかな ニートなのに1人でも暮らしていけているというのがやはり高学歴。
Posted by